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15091501.21 隣の栃木では水害被害者の捜索、群馬では謎の旋回を続ける自衛隊ヘリ 自衛隊相馬原駐屯地第12ヘリコプター隊所属機の不審な行動

(2015/09/15)

5人発見されるも、いまだ15人行方不明などの被害が続く栃木の水害

隣の県の栃木県では、大雨の影響で河川の上流で堤防が決壊し、大惨事となっています。被災地では、いまだに地面が見えなくなるほど水没した状態にあります。あのよな大規模な水害は、東南アジアでの水害報道などでしか見かけないような、対岸の火事のような印象がありましたが、この日本であれほどの被害が出て、今なお被害が続いているという現実には驚かされます。

隣県の大水害、被害者捜索活動をよそに、群馬県の自衛隊は上空で謎の旋回を続けるばかり

さらに驚いたことが、我が群馬県の自衛隊ヘリコプターが昼過ぎから午後8時前まで、我が家のある地域の上空、数キロの範囲を大きく旋回し続けていたという事実です。おそらく自衛隊施設入り口に大きな看板を掲げている、自衛隊相馬原駐屯地第12ヘリコプター隊あたりの所属機なのではないかと思います。

私は自衛隊の車両やヘリを見かけるたびに、監視犯罪の疑いあり、などという可能性を検討してはいますが、監視犯罪との関連性はともかくとしても、ヘリで1時間も移動すれば被災地で水害救助活動ができるにもかかわらず、いったい何の目的で空をグルグルとまわっていたのでしょうか。午後8時というのは、以前も確認しました勤務の交代時間のようです。8時前後に一旦ヘリの騒音が停止し、また繰り返えさえることが確認されています。勤務交代時間になった、定時になったから、帰ろうといったところでしょうか。

栃木近県の自衛隊は救えた命を見殺しにした可能性があることを肝に銘じておいて欲しい

自衛隊としては、水難救助は自衛隊の担当ではない、防衛機密のため説明できない、などと、いくらでも言い訳はできることでしょう。しかし、テレビニュースを見たところでは、自衛隊の出した人員は数十人程度であろうと予想されます。近県の自衛隊員を集めれば数百人規模の救助隊を組織するようなこともできたのではないかと思います。

今さら救助活動に参加しても、救える命の救出というより、救えなかった命を確認するような事態に直面するのかもしれません。その点は深く反省していただくとして、今後は、私の周りで見かける暇そうな軍事車両やヘリなども含めて、救助活動に参加できそうな隊員をもっと多く派遣するなど、前向きな対応が期待されます。警察であれば地元の治安維持・安全確保などの責任があるため、自分の管轄地域を放置して救助活動を行うようなことは難しいでしょうが、戦争もなく、警戒態勢などをとる必要もない自衛隊が、となりの危機を無視ようなまねは控えていただきたいものです。あまりそのような状態が続くと、自衛隊の活動に理解を求めようとしても、国民の理解を得るのは難しくなることでしょう。(2015/09/15)

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