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15101204.21 1996年6月12日 念による思考作動システムの特許出願

(2015/10/12)

特許情報プラットフォームからの引用です。(2015/10/12)

「思考作動システム」の検索結果

「(書誌+要約+請求の範囲)

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】特開平9-327449

(43)【公開日】平成9年(1997)12月22日

(54)【発明の名称】考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム並びに考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム

(51)【国際特許分類第6版】
A61B 5/117

【FI】
A61B 5/10 320 Z 0277-2J

【審査請求】未請求

【請求項の数】13

【出願形態】OL

【全頁数】11

(21)【出願番号】特願平8-150607

(22)【出願日】平成8年(1996)6月12日

(71)【出願人】

【識別番号】594032894

【氏名又は名称】馬場 勉

【住所又は居所】新潟県十日町市大字小泉588番地

(72)【発明者】

【氏名】馬場 勉

【住所又は居所】新潟県十日町市大字小泉588番地

(74)【代理人】

【弁理士】

【氏名又は名称】吉井 昭栄 (外2名)

(57)【要約】

【課題】
本人が声を出さずとも考えたり念じたりするだけで、本人か否かを識別できたり、考えたり念じたりした内容を報知したり、その内容に応じて応答作動する識別システム並びに思考作動システムを実現すること。 【解決手段】 考えたり若しくは念じたりすると人体から外部へ発せられる固有の波形特徴を有する人体放出波を受信する放出波受信部と、予め識別すべき人の前記固有の人体放出波を登録する放出波登録部と、前記放出波受信部により受信された人体放出波と前記放出波登録部に登録されている人体放出波とを比較して、前記固有の波形特徴の一致・不一致を判断する放出波比較部と、この放出波比較部による比較結果により予め登録した識別すべき人の人体放出波が受信されたか否かを報知する報知部とから成るものであって、前記識別すべき人が声を発したとき、この音声の時間に対する強弱変化と一致する人体放出波を前記放出波登録部に登録するように構成したシステム。

(*)

【特許請求の範囲】

【請求項1】
考えたり若しくは念じたりすると人体から外部へ発せられる生体エネルギー波若しくは脳波若しくは赤外線などの固有の波形特徴を有する人体放出波を受信する放出波受信部と、予め識別すべき人の前記固有の人体放出波を登録する放出波登録部と、前記放出波受信部により受信された人体放出波と前記放出波登録部に登録されている人体放出波とを比較して、前記固有の波形特徴の一致・不一致を判断する放出波比較部と、この放出波比較部による比較結果により予め登録した識別すべき人の人体放出波が受信されたか否かを報知する報知部とから成るものであって、前記識別すべき人が声を発したとき、この音声の時間に対する強弱変化と一致する人体放出波を前記放出波登録部に登録するように構成したことを特徴とする考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム。

【請求項2】
考えたり若しくは念じたりすると人体から外部へ発せられる生体エネルギー波若しくは脳波若しくは赤外線などの固有の波形特徴を有する人体放出波を受信する放出波受信部と、予め識別すべき人の前記固有の人体放出波を登録する放出波登録部と、前記放出波受信部により受信された人体放出波と前記放出波登録部に登録されている人体放出波とを比較して、前記固有の波形特徴の一致・不一致を判断する放出波比較部と、この放出波比較部による比較結果により予め登録した識別すべき人の人体放出波が受信されたか否かを報知する報知部とから成るものであって、前記識別すべき人が発した声を受信する音声受信部を備え、この音声受信部により受信された音声波形の時間に対する波の強さの強弱変化と一致する前記人体放出波を前記放出波登録部に登録するように前記音声受信部と前記放出波登録部とを構成したことを特徴とする請求項1記載の考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム。

【請求項3】
前記放出波受信部に入力された前記人体放出波を切り換え手段により前記放出波登録部に登録するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム。

【請求項4】
前記人体放出波を受信するアンテナ部と、このアンテナ部から電気信号として入力された人体放出波を増幅するアンプ部とにより前記放出波受信部を構成し、この放出波受信部より出力された放出波と前記放出波登録部より出力された放出波との双方を、夫々の波の強さが所定値から所定値に変化する範囲での1秒以下の微細時間における脈動変化をデジタル化して人固有の振動デジタル信号を抽出し、この双方の振動デジタル信号のデジタルパターンの一致・不一致を比較するように前記放出波比較部を構成したことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム。

【請求項5】
前記放出波受信部から出力される前記人固有の振動デジタル信号と、放出波比較部に登録した放出波をデジタル化した前記振動デジタル信号若しくは予めデジタル化した状態で登録されていた前記振動デジタル信号とを比較して、双方のデジタルパターンの一致・不一致を判断するように前記放出波比較部を構成し、この比較結果によりデジタルパターンが一致して受信された人体放出波が識別すべき人が発したものであると判断したとき、この放出波比較部から出力される前記受信された人体放出波の波の強さの経時パターンと、予め登録しておいた経時パターンとを比較して同一若しくは同種のパターンであった場合には、この受信された人体放出波の波の強さの経時パターンに対応した言葉を発する音声発生部若しくはこの受信された人体放出波の波の強さの経時パターンに対応した作動を行う作動制御部を設けて前記報知手段を構成し、前記識別すべき人が考えたり念じたりした場合のみ、その識別すべき人が考えたり念じたりした内容と同等な内容若しくはその内容に応じた回答内容を音声発生部より発生若しくはその内容に対応した作動を行うための作動制御信号を出力し、識別すべき人であることを報知すると同時に、何を考えたり若しくは何を念じたりしたかを報知或いは考えたり若しくは念じたりするだけでその内容に対して応答作動し得るように構成したこを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム。

【請求項6】
考えたり若しくは念じたりすると人体から外部へ発せられる生体エネルギー波若しくは脳波若しくは赤外線などの固有の波形特徴を有する人体放出波を受信する放出波受信部と、予め作動を指示する人の前記固有の人体放出波を登録する放出波登録部と、前記放出波受信部により受信された人体放出波と前記放出波登録部に登録されている人体放出波とを比較して、前記固有の波形特徴の一致・不一致を判断する放出波比較部と、この放出波比較部による比較結果により、予め登録した作動を指示する人の人体放出波が受信されたか否かを判断してこの考えたり念じたりしたことを報知若しくはこの考えたり念じたりした内容に応答するように作動する作動部とから成るものであって、前記作動を指示する人が声を発したとき、この音声の時間に対する強弱変化と一致する人体放出波を前記放出波登録部に登録するように構成したことを特徴とする考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム。

【請求項7】
考えたり若しくは念じたりすると人体から外部へ発せられる生体エネルギー波若しくは脳波若しくは赤外線などの固有の波形特徴を有する人体放出波を受信する放出波受信部と、予め作動を指示する人の前記固有の人体放出波を登録する放出波登録部と、前記放出波受信部により受信された人体放出波と前記放出波登録部に登録されている人体放出波とを比較して、前記固有の波形特徴の一致・不一致を判断する放出波比較部と、この放出波比較部による比較結果により、予め登録した作動を指示する人の人体放出波が受信されたか否かを判断してこの考えたり念じたりしたことを報知若しくはこの考えたり念じたりした内容に応答するように作動する作動部とから成るものであって、前記作動を指示する人が発した声を受信する音声受信部を備え、この音声受信部により受信された音声波形の時間に対する波の強さの強弱変化と一致する前記人体放出波を前記放出波登録部に登録するように前記音声受信部と前記放出波登録部とを構成したことを特徴とする請求項6記載の考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム。

【請求項8】
前記放出波受信部に入力された前記人体放出波を切り換え手段により前記放出波登録部に登録するように構成したことを特徴とする請求項6,7のいずれか1項に記載の考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム。

【請求項9】
前記人体放出波を受信するアンテナ部と、このアンテナ部から電気信号として入力された人体放出波を増幅するアンプ部とにより前記放出波受信部を構成し、この放出波受信部より出力された放出波と前記放出波登録部より出力された放出波との双方を、夫々の波の強さが所定値から所定値に変化する範囲での1秒以下の微細時間における脈動変化をデジタル化して人固有の振動デジタル信号を抽出し、この双方の振動デジタル信号のデジタルパターンの一致・不一致を比較するように前記放出波比較部を構成したことを特徴とする請求項6~8のいずれか1項に記載の考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム。

【請求項10】
前記放出波受信部から出力される前記人固有の振動デジタル信号と、放出波比較部に登録した放出波をデジタル化した前記振動デジタル信号若しくは予めデジタル化した状態で登録されていた前記振動デジタル信号とを比較して、双方のデジタルパターンの一致・不一致を判断するように前記放出波比較部を構成し、この比較結果によりデジタルパターンが一致して受信された人体放出波が作動を指示する人が発したものであると判断したとき、この放出波比較部から出力される前記受信された人体放出波の波の強さの経時パターンと、予め登録しておいた経時パターンとを比較して同一若しくは同種のパターンであった場合には、この受信された人体放出波の波の強さの経時パターンに対応した言葉を発する音声発生部若しくはこの受信された人体放出波の波の強さの経時パターンに対応した作動を行う作動制御部を設けて前記作動部を構成し、前記作動を指示する人が考えたり念じたりした場合のみ、その作動を指示する人が考えたり念じたりした内容と同等なこと若しくはその内容に応じた回答内容を音声発生部より発生若しくはその内容を報知或いはその内容に対応した作動を行うための作動制御信号を出力し、作動を指示する人が考えたり若しくは念じたりするだけでその内容に対して応答作動し得るように構成したこを特徴とする請求項6~9のいずれか1項に記載の考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム。

【請求項11】
何時であるかという内容を考えたり念じたりすることにより前記報知手段若しくは前記作動部に設けた音声発生部によって現在時を音声返答する時計に構成したことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム並びに考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム。

【請求項12】
暑いと思い考えることにより前記報知手段若しくは前記作動部に設けた作動制御部によって温度を下げる作動制御信号が出力され自動的に送風温度が下がるエアコンに構成したことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム並びに考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム。

【請求項13】
痛い若しくは止めて欲しいと思い考えることにより前記報知手段若しくは作動部によってそのように考えたことが歯科医者に報知され歯科医者が治療を中断し得る歯医者用看者痛感センサに構成したことを特徴とする考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム並びに考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム。」

注:(*) … 図が掲載されていましたが省略しています。詳しくは特許情報プラットフォームでご確認ください。

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