ご利用のブラウザではJavaScriptが無効になっています。すべてのコンテンツを閲覧するにはJavaScriptを有効にしてださい。

一般的分析 対策の理念 > 恐怖支配は臆病者の支配方法 >

恐怖支配は臆病者の支配方法(1)

[Fear_rule_is_cowards_rule_method_1]
(2016/02/01)

テロ・カルト教団・秘密結社は臆病者を支配する


目次

支配方法としての恐怖感や危険なイメージの印象付け

二種類の臆病者 … 恐怖で支配されてしまう者と、恐怖で支配できると信じる者

恐怖支配の許容範囲 … すべての権力や圧力に逆らえということではない

いかなるおどしや暴力にも屈しない … 不当な恐怖支配とは戦うしかない

支配方法としての恐怖感や危険なイメージの印象付け

ISILの無差別テロは平和な秩序を破壊することで、自らの危険性をアピールし、支配地域から彼らの敵となる人々、イスラム文化以外の人々を追い出そうとしているとみられています。敵を追い出すことで地域を支配しようと考えているそうです。

カルト教団は集団ストーカーを行い、被害者の心に恐怖感や不安冠を植え付け、教団へ入会させるなど、学会の思い通りの行動をとらせるように仕向けます。ユダヤ系資本組織やフリーメーソンなどの秘密結社も、民衆や労働者の支配には恐怖が有効であるとしています。(2016/01/30)

このように人々に恐怖心を植えつけることで、人々を支配する恐怖支配は世界中で行われています。パワハラのような権力を背景にした圧力や嫌がらせも、広い意味では恐怖支配といってもよいかもしれません。(2016/02/01)

二種類の臆病者 … 恐怖で支配されてしまう者と、恐怖で支配できると信じる者

恐怖支配が行われるとき、人は、支配する者と支配される者という二種類に分かれます。立場は正反対ですが、考え方はどちらも共通しています。その考え方は、人は恐怖で支配できる、もしくは、人は恐怖で支配されるものだという考え方です。

恐怖支配とは、恐怖支配を行ってもよいと考える人同士の間で成立する支配方法なのです。支配される側の人が、支配されることを認めずに抵抗し続ければ、当然、恐怖支配は成立しません。(2016/01/30)

負けず嫌いの人や気の強い人、強情な人が多い社会を、恐怖で支配することは難しいでしょう。

恐怖支配の許容範囲 … すべての権力や圧力に逆らえということではない

何を恐怖として扱うのか、どこからどこまでが支配なのか、といったことは個人の判断によるでしょうから、パワハラを小さな恐怖支配と考えた場合でも、支配するも、支配されるも、ある程度は個人の判断で自由に行っても問題ないように考える人は多いのではないでしょうか。

小さなパワハラであれば従ってもほとんど問題はないでしょう。何かしらの圧力をかけられるたびに、すべての圧力に対して抵抗していては、日常生活もままならないということになってしまうでしょう。これも現実のひとつの側面といえます。

いかなるおどしや暴力にも屈しない … 不当な恐怖支配とは戦うしかない

パワハラのような小さな恐怖支配ではなく、不当な恐怖支配、暴力的で危険な恐怖支配に対処するには、戦うしかありません。世界中の政治家や軍事関係者なども、ISILなどのテロに対して「私たちは、いかなるおどしや暴力にも屈しない」といった強い姿勢を表明しています。

このテロと断固として戦う意思を示すことには、テロの武器や兵器を使った暴力的な方法に屈しないという意味と、暴力的な恐怖支配そのものを認めないという二つの意味があります。

なぜこのような意思表明が必要かというと、恐怖支配を一度認めてしまうと、その暴力的な方法が肯定されてしまうことになり、同じ暴力的な方法が繰り返されてしまうからです。国際社会は恐怖支配を他人事として放置することはできません。国際社会というひとつの同じ社会の中で起きている不正行為として、厳しく対処しています。

そのため、過去の恐怖支配も、現在の恐怖支配も、未来の恐怖支配も、すべて認めないという強い意思を示し、恐怖支配をやめさせようとしているのです。非常に正しい、理にかなった対処法がとられているといってよいでしょう。

ISILテロについては、すでに関係諸国の代理戦争の様をていしており、最後の幕の引き方あたりで、交渉が難航しているようですが、様々な困難に見舞われながらも、ようやく解決が見えてきた感があります。これもテロと戦い続けてきた成果だといってよいでしょう。(2016/02/01)

ISILテロについて詳しく調べたわけではありませんが、個人的には、フランスとロシアの原油輸送車(トレーラー)の爆撃開始あたりが、テロへのとどめの一撃となったのではないかという気がします。原油が運べなくなると、テロの収入源はたたれますし、輸送車も日本では1台数千万円もするような高額車両で、車種によっては家が丸ごと一軒建つほどの金額になりますから、物価の違う海外であっても爆破される被害は甚大なものとなっていることでしょう。(2016/01/30)

ISILテロに影で協力しているという国が、30カ国程度はあるという説がありますが、原油を密輸できなくなりつつある現状では、もはやテロに協力する国も人間もいなくなってしまったのかもしれません。テロでは利益が出ないという認識が広まれば、テロへの協力者も減り、テロの抑止効果も期待できることでしょう。

原油輸送車への爆撃は、今後、石油生産国で起こるテロ鎮圧の常套手段として定着するかもしれません。これがさらに進むと、輸送車としても使われているであろう日本車へ輸入制限などの規制が行われ、日本経済にも悪影響が出てしまうかもしれませんので、やはりテロなどは早いうちに解決したいところです。(2016/02/01)

inserted by FC2 system