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ISILテロ

ISIL_tero, 2016.4.27, 2018.3.16, 評価(D)

アメリカのISIL偽装テロと原油価格操作 2015年11月にISILテロに米軍人が参加していたという事件がありました。英国の国会議員ジョージ・ギャロウエーさんがツイートで暴露したものだそうです。ISILテロが沈静化に向かっているのはこれが原因だったようです。ISILテロと米軍の関係は、ある程度前から疑われていたようです。

国境なき医師団の施設が爆撃されたり、世界遺跡が破壊されたり、フランスのパリで100名以上の人が銃で虐殺されるような被害も、これ以上繰り返されることはなさそうです。理由はどうあれ、テロ被害は改善に向かっている訳です。ISILテロの終息が宣言されるときはイギリスのギャロウェーさんが最大の功労者となるのでしょうか。

フランスあたりは国際会議などでアメリカを呼ぶ度に「イスラミックステート、ではなく、ユナイテッドステートの方はどう思われますか?」などと、半ば意図的な言い間違えをしたりしているのかもしれません。

そういえばパナマ文書で辞任したオランド大統領もフランスの大統領でした。2016年4月27日、現在ではパナマ文書で引責辞任した人のなかで一番の大物はオランドのようです。オランド大統領はアメリカに賠償請求のひとつもしようとしていたのかもしれません。

突然のパナマ文書の公開の理由の一端が明らかになったと考えてよいでしょう。それにしても、実際の歴史というのはあまり後味のよいものではないようです。

ISILテロの目的ですが、現在、有力な説は、アメリカの中東権益の拡大と原油価格の意図的な暴落あたりのようです。シリアは石油パイプラインがある石油供給の要地となっているそうです。

アメリカはここ数年で油田開発に成功していますが、原油価格を暴落させることで関連企業を赤字にして買収したいようです。なかなか壮大な計画ですが、かなり知られてきているようですので、うまくいかないかもしれません。事情が知れてしまっては、赤字の石油企業でも融資する人が現れるでしょうから、買収側は苦境に立たされているであろうことが予想されます。

すべての産油国が大打撃を受けているようですが、日本は産油国ではありませんので恩恵にあずかっています。原油価格暴落が終わるときは、アメリカの油田買収か、あるいは他の何かが終わるときでもありますので、それまでの損失分を埋め合わせるような急激な原油価格の高騰が起こるでしょう。

原油価格の急騰を予想するのは簡単ですが、時期は読めませんので、実際に対処するのは難しいでしょう。低価格原油に依存しすぎる経営をしている企業などは大打撃を受けることになるでしょうから、最大で元の3倍程度、現在の10倍くらいまでは原油価格が高騰だろうことを予想して対策を考えておけば何とかなるかもしれません。物の値下げ利益が得られるため自然発生しますが、値上げはみんなでやらないと利益が出ませんので、ある日、値上がりが始ってどうにもならなかったということにはならないでしょう。それでも、あのときは引き際が肝心だった、といったことは世界中で起こることでしょう。2016.4.27

< 関連 >

中東のテロ 犯人予想

ISILテロ(旧記事)
中東諸国のやり方とは雰囲気が違う 2018.3.16

< 参考 >

アフガン北部でIS戦闘員が大量投降、当局はISの「時代に幕」と評す 2018.8.1 2018.8.25

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