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理想の社会

どんな世の中がよいのか

Ideal_society, 2016/9/14


理想の社会はどのようなものかと考えると、答えるのは難しいものです。考える人の主義主張によって色々な種類があり、またそれらの主張を客観的に比べることが難しいからです。客観的に判断できないということは、主張する人や信じる人がどんなに多くても、趣味や嗜好などの個人の好みの問題となってしまいます。

好みの問題となると正しさや正当性といったものが証明できなくなってしまうのです。

ルールを決める場合、よいということ、つまり善を定義することよりも、不正や犯罪などの悪いこと、悪を定義するほうが、比較的簡単にできます。現実的に考えると、悪いことができない社会というのが、消去法的に確実な理想的な社会に近いのではないでしょうか。2016.9.14

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