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満腹感への干渉の疑い(大食い大会2)

Intervention_to_a_full_sense_Gluttony_meeting, 2016.10.16, 2016.10.17


集団ストーカー・テクノロジー犯罪の被害者は、加害者がまきちらすデマによって風評被害を受け、周囲の人から常に孤立するように仕向けられています。そのため、争いごととなると、ひとりで多くの敵を相手にして戦わなければならない状況に追い込まれてしまいがちです。

大食い大会は、競争ではありますが、一般的なスポーツには分類されていません。それでもボクシング選手のように、大食い大会の選手も、勝負はそのときの実力だけで戦うことができるはずだと思っていました。

そのため、一人で多くの敵を相手にするような集スト・テク犯被害者の状況とは違い、公正な戦いが行われていると、私は個人的に考え、関心を寄せていたのでテレビでよく観ていました。

しかしながら、ボクシング同様、大食い大会でも、遠隔テクノロジーによる不正の可能性が疑われる部分が見つかってしまいました。

大食い大会については2015年の年末から急に疑惑が持ち上がってきました。以前、検証したのが以下の記事です。

< 参考 >
満腹感抑制による大食いBMIドーピング疑惑 (大食い大会1)

大食い大会というのは、具体的にはテレビ東京の大食い選手権のことです。これは今は、「元祖!大食王決定戦」となっていて、1989年から30年近く続いているテレビ番組内の一連の企画のことです。年間、3、4回のペースで予選や王座決勝戦、世界大会などが行われています。

参考であげた記事のほうでも説明していますが、大食いの実力、番組内では胃力(イジカラ)などとも呼びますが、この人が食べ物を食べられる量の限界というものは、そう簡単に増えるものではありません。

私のほうでも3、4年くらいでしょうか、大食い選手権の番組を見続けてきましたが、選手の大食いの実力が大きく成長するということはありませんでした。

食べられる量が多少増えることはあっても、他の選手を追い抜くような大きな成長を遂げることはありませんでした。

おそらく人が食べ物を食べられる限界というのは、胃や腸の大きさに左右されるものであって、人が努力して筋肉や持久力をきたえたところであまり変わらない、ということだろうと思います。

実際に、大量の食べ物を食べられるトップ選手というものは、最初に番組に登場したときからトップクラスの実力を見せ付けてきました。逆に若い人であっても、後からどんどん成長していくような人は見当たりませんでした。遅咲きの大器晩成型の人は見当たりませんでした。

この選手の実力があまり変わらないという状況に変化があったのが、2015年です。どうやら、番組制作側が遠隔テクノロジーで選手の食欲中枢や満腹感を操作しているようにみえる動きがあらわれはじめました。 2016年の秋の大食い選手権の内容も確認しましたが、このときは満腹感の操作がさらに進んでいたようでした。2015年まではほとんど起こらなかった、選手同士の抜き抜かれつのデッドヒートが番組内で展開されていました。

3人から10人以上で争われる大食い競争ですが、結果となる成績、順位については、番組側からは食べ方の作戦に失敗したという説明がされることが多くなっていました。

大食い大会では前半に食べる量を増やす作戦と、後半に追い上げる作戦のどちらかがとられることが多くなっていますが、この選択ミスなどのことです。また使うスプーンの大きさなどへの工夫が、結果に影響したといった説明もされていました。

遠隔テクノロジー以外でも、作戦やスプーンの大きさなどによって選手間の実力が平均化され、競争が激化されるような工夫がされていたようです。

大食い選手権もショーレースですから、頻繁に順位が入れ替わるほうが盛り上がるのでしょう。そういった盛り上がるテレビ番組を作りたいという制作側の意図は理解できます。

遠隔テクノロジーは電波を利用した生体・精神干渉を行うようなものですので、電波を厳密に観測しない限りは証拠は残りません。大食い番組の制作者が遠隔テクノロジーを使った証拠もありませんので、あくまで疑惑があるというだけのことです。

しかし証拠が残らないからといって、テレビ番組を盛り上げる方法に遠隔テクノロジーによる食欲中枢や満腹感の操作のようなことしていたとしたら、世間からの非難はまぬがれないないでしょう。

満腹感を操作していたとすれば、ただの八百長番組、やらせ番組になってしまいます。少なくとも私のもとめる公正な戦いではなくなってしまいます。

改めて書いておきますが、大食いの実力はそう簡単には変化しない、成長しないというのが、3年くらい大食い番組を観続けてきた私の観測です。

体を鍛えて、体力をつけたり、あごの筋肉をつけることで、多少は大食いの実力が上がることはありますが、基本的には大きな変化はしないのが、2015年までの大食い選手権だったのです。

2015年に突如として現れたニューヒーロー、新絶対王者と呼ばれるマックス鈴木という選手がいます。大食いの実力は今の選手の中では間違いなくトップで、他の選手との差は圧倒的なものでした。 2016年秋の戦いでもマックス鈴木選手が圧倒的な勝ち方をするのではないかと思いましたが、若干の苦戦の末、最後の決勝戦で敗れてしまいました。優勝したので高校教師をしている選手の人でした。

大食い大会の決勝戦は、毎回、ラーメン対決となるのですが、マックス選手は最後の最後に、ゆでたまごひとつを残してしまったせいで負けてしまいました。上位の二人が同じ杯数だけラーメンを食べてしまうと、食べ残し量を測るなど微妙な判定となりますが、ゆでたまごひとつの差がありましたので、勝敗は分かりやすいものでした。

マックス選手はかなり偏差値の高い学校を卒業した頭のよい人だそうですが、負けが決まったときはさすがに瞳を潤ませていました。これは単に負けたというよりも、自分が絶対王者という役割を演じることに選ばれなかったということを、理解したうえでの哀愁だったのかもしれません。

マックス選手であれば、最後にゆでたまごひとつを口に押し込むことができないということはなかったのではないでしょうか。

< 注意 >

他のスポーツもそうですが、大食い大会での満腹感の操作も、遠隔テクノロジー以外で行う場合は、特殊な薬を食べ物に混ぜたり、その他のドーピングが行われていたという可能性もあります。

またテレビ番組についての分析ですから、日本国内のテレビ業界の過剰演出度合い、いわゆるヤラセ度合いによって、分析の正しさは変わってくるでしょう。元々、かなりの部分がヤラセだったのか、途中からヤラセがエスカレートしたのか、はたまた遠隔テクノロジーが本当に存在したのかは、判断が難しい部分があります。

大食い大会における遠隔テクノロジーを利用した満腹感の操作は、私としてはかなり自信のある分析ではあります。実況などを行うキャスターとなるタレントが交代するなど、テレビ東京の大食い選手権から距離をとろうという動きも出てきていますので、以前の記事ですでにかなり本質を突いていたのではないかと思っています。

しかしながら、テレビにおけるヤラセ、過剰演出は日常的に行われていますので、初めからすべて八百長試合だった番組に、遠隔テクノロジーを使っているような雰囲気を付け足しただけだったような可能性もあり、やはり判断が難しい部分は残ります。2016.10.16, 2016.10.17

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