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設計編1‐1 - シェルター

Making-of-the-iron-plate-defense-wall-plan, 2018.4.6, 2020.3.7, 評価(A)
必要な機能や設備など

シェルターはアルミ製や鉄製の小部屋といったイメージです。

作り方は、板をアングルや柱で固定する方法、H型の枠でパネルを連結していく方法などがあります。

先に木製の小部屋を作って、そこにアルミ板や防音材を張っていく方法もあります。

人の暮らす空間としては内部を木製にしておいたほうが、調湿性や保温性があるので少し快適な空間になります。 2019.4.19, 2019.4.21

< 注意 >
注意点や全体の流れなどの説明

更新履歴

設計編1‐2にページ分割 2020.3.8

多層構造の壁の結合とアングル使用例 追加 2019.6.19

寸法・実際の大きさ 更新 2019.6.4

補助材料 - 基本設計 追加 2019.6.1

作り方 - 基本設計、木炭ボードなど - 材料はアルミか鉄 2019.5.6


目次

基本設計

自分の被害が電波系の被害か確認する

材料はアルミか鉄

塗装・内装
中で生活するのだから内側だけは何とかしたい

厚さ倍増計画

ロッカーや二段ベッドなどのフレームを利用

形や大きさの設計

重さの見積もり

小部屋の設計

(以下、設計編1‐2の内容)

出入り口の設計

土台

寸法・実際の大きさ
多層構造の壁の結合とアングル使用例

アースの設置

通気口を作ろう

通気口やコード用の穴のカバー
理想は内外の両方をカバーして穴にも金網

スケジュールの見積もり

参考

参考 - テク犯シェルター作成


基本設計

最初に考えておかないといけないのは次のことです。

何を防御するか

このサイトで扱っているテク犯シェルターは主に電磁波と音波の被害を減衰するためのものです。

どちらか、あるいは両方をどれくらい防御したいかによって、材質の量や質が変わってきます。

後から追加することもできますが、判断の難しく後悔が残りやすい部分です。

予算

予算によってできることが変わります。

鉄板の厚さ10mmの強力なシェルターだとかなりの費用がかかります。

(小さい作りでも10万以上はかかるはず)

予算の総額や、あるいは毎月2万円までならお金をかけてもいいなどと覚悟を決めて取り組むことになるはずです。

予算がない場合は、まずは衝立(大きな防御板)を作ってみることをおすすめします。

うまく使えば500mm四方のアルミ板でも防御効果を体感できるだろうと思います。

短期間ならBSのパラボラアンテナで思考盗聴を防御できたりもします。

テク犯シールドとなる衝立 - 参考 - テク犯シェルター作成

補助材料

シェルターは作り方や置き場所、使い方などで弱点がでてくることがあります。

シェルターだけですべての被害を軽減すようとこだわる必要はありません。

衝立やシールディングカーテンなどを併用して弱点を補強できますので、無理して完璧なものを作ろうとする必要はありません。 2019.6.1

作り方

人によって加工スキルが違うので、作り方はやりやすいやり方で自由に作るのがいいだろうと思います。

よく分からない人は次を参考にしてください。

基本的には板をアングルや柱などに固定するか、H型の枠でパネルとして固定する方法がやりやすいだろうと思います。

(他にも効率的な方法があるかもしれませんので、知っている人は教えてください)

カルムーンシートなどで防音専用のシェルターを作る場合は、材質がやわらかいので防音材を固定するために、あらかじめ木の小部屋などを作っておく必要があります。

アングルや柱などで固定する場合は、ドリルで穴を開けてボルトナットで固定する形になります。

木材ならネジ釘で固定できます。

ある程度丈夫な板であれば柱などがなくても、端を固定するだけでシェルターにすることができます。

H型枠などの枠やつなぎ材でパネル状の板を連結していくパネルジョイント式のような方法もあります。

ガラス窓用の薄い枠材などもあるので、厚さ2mmアルミ板に防音材を重ねたパネルを作り連結していくこともできます。

大きくて重い素材(厚さ10mmで1メートル四方の鉄板など)を使うと、重すぎて人の力では運ぶことができません。

そんなときはパネルジョイント式で作ると、1枚の大きさを小さくすることができるので、女性でも持ち運べる重さに抑えることができます。

1枚の大きさを300mm四方にしておけば、子供でも持ち運べるので、シェルターを作るときも、後から移動するときにも便利です。

パネルジョイント式のデメリットは強度が多少落ちることです。

不安なときは木や鉄の柱などで補強したほうがいいです。

後から厚みを増やすために、板を追加するのも少し面倒です。

厚みを増やすときは、枠材を幅の広いものに取り替えてるか、パネルを合わせた大きな板を2重にすることになるだろうと思います。

重ねるときの固定方法や強度に問題がでることがあります。

完成度の高い強固な作りのものができ上がれば問題ないのですが、そうでない場合は天井部分にあまり重いパネルを使うと危ないです。

天井だけアルミの大きな板を使うなど工夫したほうがいいです。

ドアや取り外しする出入り口用の板も重いと使いにくいので軽いアルミにしておいたほうがいいです。

中にはお金ならある程度まで用意できるが、シェルターを自作するのは難しいという人もいるだろうと思います。

そういう人は業者に頼んでもいいと思います。

たまたま防音室キットのオーダーメイドをしている会社のサイトがあったので紹介しておきます。

たぶん個人にも売ってくれるだろうと思います。

キットなので自分で組み立てる必要があり、たぶん二人以上推奨となっているだろうと思います。

サイトには「ビスで組み立てができる」とあるので、ネジ止めだけで作れるようです。

工場用・産業機械向け「キット式防音室」 – 株式会社静科

オーダーするときにパネルに2mmのアルミと2重のカルムーンシートを追加するように頼めば、かなり強力なテク犯シェルターを手に入れることができるだろうと思います。

ドアの自作は手間がかかるので、ちゃんとしたドアが付いているのは大きなメリットです。

通気口にファンを付け、電気配線もいっしょに付けてもらえば、寝泊りできる快適なネットカフェのような空間を作ることもできるのではないかと思います。

設計によってかなり変わると思いますが、物によっては費用がかなり高額になってしまうだろうと思います。

普通の商習慣だと材料費の3倍が価格になりますが、キットなので組み立てを自分でする分安くなっているだろうと思います。

大きさをベッドサイズにして座椅子で生活するような最小サイズでも、アルミ2mm、カルムーンシート2重だと、材料費が20万円くらいになって、さらに元の防音キットの値段も追加されます。

キットなので組み立ては結局自分でやらないといけませんが、その分安くなるので、倍の40万円くらいで済むかもしれません。

最小サイズで防音室キットだけ発注して、アルミやカルムーンシートは自分で後から追加するという方法もあります。

これが手頃なお値段なら現実的な選択肢になるだろうと思います。

このサイトとしては結局のとろ、小部屋を自作して、後から必要な物を増強していく形にすることをおすすめします。 2019.4.19

< 関連 >

小部屋の設計
もっと細かい基本設計について

通気口を作ろう

< 参考 >

アルミジョイナー一覧|アルミ型材・アルミ形材|宝生-商品情報
H型枠などの連結具 厚さ(幅)は3~7mm用が多い 2019.4.19


自分の被害が電波系の被害か確認する

思考盗聴や睡眠妨害、その他の体の不快感や痛みは多くの場合、電波系のテク犯攻撃を受けている可能性が高くなっています。

そうとはいえ、音波系の被害である可能性や、両方受けている可能性もありますので、鉄板小部屋を作る前に、確認しておくべきでしょう。

テクノロジー犯罪の遠隔テクノロジーには色々な技術があります。

小部屋は作るのにお金がかかり作るのも大変なので、まずは自分がどの技術で攻撃されているのかをある程度特定してから作るようにしてください。

電磁波被害でまず間違いないと分かったらアルミホイルやシートのような薄いアルミではなくホームセンターなどで売っている1ミリ以上のしっかりしたアルミ板や鉄板などで防御効果があるか確かめておいてください。

50×50センチで厚み1ミリ以上のアルミ板か鉄板を思考盗聴など電磁波攻撃されていると思われる方向と自分の頭の間に置いてみれば確認できるはずです。

自分の手で持ってしまうと手から電磁波が流れてしまうので板には触れないようにしてください。

音声送信などは天井の電線を使っていることが多いようです。

音声送信の妨害テストであれば頭の上を守るのがいいでしょう。

思考盗聴では面白いことに、使っていない電話線を物理的にカットしてしまうと被害が一時的に収まることがあります。

電話線の他にはアンテナや家庭用の電線コードなども思考受信に使われることがあるようです。

電波系の攻撃と音波系の攻撃は、合わせて使われていることもあり、判別しにくくなっています。

しかし、注意深く観察を続ければ、ある程度まで判別できます。

頭痛や体温情報、精神が不安定になるなどの変化は電波でも音波でも可能なので、これ以外のもので判別します。

傾向としては、電波系攻撃にはすぐに変化が現れるものが多く、音波系攻撃には変化に少し時間のかかる傾向があるようです。

(調査中)

また音波では思考盗聴ができませんので、思考盗聴や音声送信被害がある場合は電波系被害があると判断してよいでしょう。

他には体の外部に強い痛みを感じるものも電波系攻撃である可能性が高いでしょう。

また関節痛や特定の筋肉の誤作動なども電波系被害の特徴です。

これらの被害の自覚があるのであれば鉄板小部屋でかなりの被害が軽減される可能性があります。

加害者は常に被害者を思考盗聴して行動していることが多いとみられています。

加害者は鉄板をかざしたときだけ思考盗聴しないなどの行動をとることもできますので注意が必要となります。

こればかりは時間をかけてテストを続けるしかありません。 2018.4.6, 2018.7.15


材料はアルミか鉄

シェルター本体の壁・床・天井にはアルミか鉄の板を使うのがおすすめです。

厚みが同じならアルミのほうが電磁波の減衰性能(反射・吸収などによる軽減性能)がおおむね高いです(※減衰効果は電磁波の周波数によって異なります)。

ですが、アルミのほうが鉄よりも値段が3倍くらい高いので、費用対効果としてはほぼ同じくらいだろうと思います。

痛撃電磁波など強烈な電磁波を本気で防ぐなら厚い金属板のほうがいいので厚さ10mmの鉄板などのほうが向いているようです。

被害がそれほどひどくない場合は、アルミなら1mm、鉄なら3mm程度の厚さで電磁波の減衰効果が体感できるだろうと思います。

ひどい場合は倍くらいの厚さにすることをおすすめします。

ちなみに3倍以上の厚さは、今のところはそれほど必要ないのではないかと予想しています。

他に木炭ボードという選択肢もありますが、防御に有効な厚さや費用の比較ができていません。

興味のある人は性能や費用を調査してネットで公開してみてください。

鉄や銅を超える木炭の電磁波遮蔽能力
木炭ボードの作成案も説明

このサイトでは厚さ3.3mmの鉄板でシェルターを作りましたが、残念なことに1年程度で電磁波が防ぎきれない状態になってしまいました。

おおむね防げてはいるようですが、ピンポイントで強い電磁波攻撃がされたようが場合に、いまひとつ防ぎきれていない印象があります。

そのため、2019年4月現在の段階では、初めから倍くらいの厚さ(アルミ2mm、鉄5mm)で作っておくことをおすすめします。

(このあたりのデータはシェルター作成者が増えてくれば、また新しいことが分かってくるはずです)

鉄板の材質は鉄かステンレスを選ぶことになります。

さびにくいという点ではステンレスのほうが優秀ですが、値段が鉄の3倍近く高くなってしまうので、それならアルミを使ったほうがいいだろうと思います。

アルミのほうが軽くて、やわらかいので切断や穴あけなどの加工も楽です。

ステンレスではなく普通の鉄にすることで、同じお金で3倍の厚さにすることもできます。

シェルターの費用は全体で5万円以上はかかってしまうので、経済攻撃を受けやすい被害者にとっては、安いというのは大きなメリットです。

後から防音材を追加する必要が出てくるはずなので、お金があるならそちらにかけたほうがいいです。

鉄板自体も後から追加して分厚くしていくこともできます。

鉄板の参考として、ホームセンターで値段を確認したところ、3.2×900×1800mmくらい鉄板が6800円で売っていました。

箱型の小部屋にすると最低でもこの4倍程度の面積が必要となります。

鉄板だけで3万円弱もかかってしまいます。

鉄板のさび止めにペンキを塗るなどしなくても、雨など水に触れない屋内であれば、10年や20年はそれほどさびずに使えるだろうと思います。

鉄はさびるにはさびるのですが、その速度はかなり遅くなっています。

錆びて黒くなるとあまり錆びないようにもなります。

ホームセンターでもさび止めをしていない鉄板が店内で売られています。

すぐにさびて劣化してしまうのなら商品をこんなふうに扱うことはないでしょう。

そうとはいえ室内に置くことを考えると家具のような扱いになるので、常識的にはさび止めというより塗装目的でペンキを塗っておいたほうがいです。

さび止めをしないですませるという考え方は、テク犯被害で緊急性が高い場合や経済面を考慮した考え方です。

できるのであればしたほうがいいです。

鉄板に誘導した電磁波は帯電しないようにアースで地面に逃がしたほうが減衰効果が高まります。

(※アルミも同様)

磁性の仕組みは、ステンレス鋼の中のオーステナイト相・マルテンサイト相の占める割合によって決まり、オーステナイト相は非磁性で、マルテンサイト相は磁性となっています。

磁性があるものが多く、ないもののほうが少なくなっています。 2018.4.6, 2019.4.21


塗装・内装

中で生活するのだから内側だけは何とかしたい

鉄小部屋を塗装せずに部屋の中に置くと、クロガネの城ではありませんが、黒い冷蔵庫のようになってしまいます。

普通の人が見たときは違和感を感じてしまうはずです。

鉄をさび止めをしないでおくと表面からはさびが茶色い粉のように浮いてきます。

その上に直接布団を敷いたり机を置いて中で暮らすというのは、生活スペースとしてはあまり現実的ではありません。

たまに天井からさびた鉄粉が落ちてくるというのでは飲み物も安心して飲めないでしょう。

実際に自分で塗装するとペンキ代がかかるだけでなく、塗るのにも乾かすにも時間がかかるので注意してください。

室内乾燥だとプロは4日くらいかけて乾かすそうです。

厚く塗ると厚みも出るので設計にも影響します。

鉄板の表裏を一度には塗れないので、表を塗って4日乾かし、裏も同じようにすると、合計10日くらいかかることになります。

テク犯被害が急激に悪化してしまった場合は間に合わなくなる恐れがあるので、小部屋完成後に落ち着いてから少しづつ塗装をするのでもいいと思います。

ペンキをハケで塗る場合は、薄く何度も塗るときれいに仕上がります。

逆に一回ですべて塗るとどうしても垂れた玉ができたり、ムラができたりしてしまいます。

手先の器用さにもよりますが素人がいきなりきれいに塗るのはかなり難しいです。

スプレー式のほうがきれいに仕上げやすいですが値段が高いのがネックです。

そもそも、どちらにしろある程度の熟練がないときれいに仕上げるのは難しいです。

塗装にこだわるのであれば、ペンキやハケ、スプレーなどの特徴をよく理解して、何か似たもの(ダンボールやアルミホイルなどが使える?)で練習しおくといいです。

塗る手順は鉄板やアングルを切った後にまず一度さび止め用の安いペンキで塗って、加工・組み立てが終わった後に削れたり汚れた部分を含めて、見た目のよい色でもう一度塗るというのが一般的な手順となっています。

楽してきれいに仕上げたい場合は、身もふたもありませんが、材料を買うときに業者に頼むといいでしょう。

アングルをフレームにする場合はペンキの厚みが設計に影響するので、自前で塗装するよりも塗装されたものが安価で売っているのでこれを使ったほうが無難です。

時間や労力、経済的な問題などで、どうしても塗装できない場合でも、小部屋の外側は我慢するにしても、中の天井くらいは何か対処しておいたほうがいいです。

下の床部分はシートやダンボールでも敷いておけば何とかなりますが天井くらいはさび止めをしておいたほうが無難です。

とにかく安く仕上げたい場合は、内部はダンボールをお店からもらって来て、両面テープで貼り付けて済ますという手もあります。

すぐにはがれてしまったりするでしょうが、また貼ればいいだけです。

厚紙を貼るだけでも何もしないよりはマシになるはずです。

厚紙なら鉄板に磁石で固定できるので、これが一番楽かもしれません。

小物を引っ掛けるフックなども磁石のものが使えます。

ちなみに鉄は冷えるので下に敷くなら断熱材がお勧めです。

さび止めはせずに済ませたい場合は、後から防音材や断熱材を貼り付けるという手もあります。

特にそれらの予定がない場合は薄い木の板を張るのがやりやすいだろうと思います。

壁紙を張ってもいいのですが、値段が思いのほか高かったり、きれいに張るのが難しかったりするので、小部屋作成で使ったボルトを流用して板を張るほうがきれいに仕上がるはずです。 2018.5.13

< 関連 >
見た目のよい家具を目指して - 設計編2 - シェルター
追加できる機能や設備など 2018.5.13


厚さ倍増計画

集スト・テク犯の被害状況は、人によって様々でかなりの違いのあることはご存知の方も多いことでしょう。

重度のテク犯被害者でない場合は、いきなりコストの高い厚さ1cmの鉄板小部屋を作る必要はない可能性があります。

これに対処する方法が厚さ倍増計画です。

最終的に1cmの厚さを目指すのは同じですが、段階的に、2.3mm、5.5mm(3.2mm板を追加)、10mm(4.5mm板を追加)と厚さを倍増させていくことで、加害者のテク犯能力を確認しながら無駄なくテク犯防御ができるはずです。

思考盗聴やその他の軽いテク犯被害であれば2.3mmの鉄板でもかなり防御できるのではないかと予想されます。

そのため、最初の2.3mmの段階で、加害者が、思考盗聴やその他の軽いテク犯被害を優先するであれば加害行為を弱めてくる可能性もあります。

調べたところ実際に流通している鉄板の厚さには規格があり、次のようになっていました。

1.6、2.3、3.2、4.5、6、9、10、12(mm)

そのため、これらの厚さのものを組み合わせて10mmにするか、いきなり10mmや12mmを使うかという選択肢になります。

厚さを増やしていく場合、組み合わせは自由ですが、3.2mmを3枚重ねて9.6mmにするか、2.3、3.2、4.5mmと増やしていき10mmにするなどとなります。 2018.4.6, 2018.4.19

< 関連 >
3.3ミリ鉄板シェルターが携帯に破られる | 被害改善活動 進捗と展望 2020年3月 2020.3.7


ロッカーや二段ベッドなどのフレームを利用

程よい大きさのローカーやベッドなどがあれば、そこに鉄板を貼り付けて固定していくことでも鉄板小部屋を作ることができます。

鉄板を外せば元のロッカーなどとしても使えますので柔軟な対応もできそうです。

板状のものが固定できれば工夫次第でテーブルでも何でも流用できます。

サイズをそのロッカーなどに合わせる必要があるので、鉄板を買うときに必要なサイズに加工してもらうといいです。

問題は強度面で、厚さ10mmで1m四方の鉄板は重さが約80キロになってしまうので、元のフレームやベッドの足などが壊れないように補強したほうがいいです。 2018.4.6, 2018.7.12


形や大きさの設計

基本的には、外側の大きさ、置く場所のスペース、出入りやそこまでの通路幅など、内部のスペース、中に入れる布団や机・イスなどの大きさなどを確認しながら決めていきます。

鉄は重く、大量に使うため値段も結構高くなってしまうのでなるべく小さいほうが安上がりです。

自室と寝室で兼用できる最小サイズを目指すのがお勧めです。

実際のサイズ感は、ダンボール箱で同じ大きさのものを作ってみるとイメージをつかみやすいでしょう。

寝室・ベッド用の小部屋では高さをどうするか悩むところですが、せまいと圧迫感があり、あまり高くすると重くなり、鉄の値段も高くなってしまいます。

夏と冬で布団の厚さなど寝具に違いが出てきますので、寝室用小部屋を作る際は冬のスペースを想定して設計したほうがいいでしょう。

自作では、自分で修復・拡張できるのがメリットですが、後から200mm追加して大きくするような作業は大変ですから、なるべく初めから必要なサイズを慎重に設計しておいたほうがいいです。

実際の使用感はよく分かりませんのが創造してみると、温度管理がどうなるかが快適さのポイントとなりそうです。

エアコンを使えれば問題ないでしょうが、そうでない場合は扇風機を中に入れることになるでしょうから、ある程度考えておかないと、せっかく作ったドアも結局開きっぱなしで使うようなことになってしまうかもしれません。

ちなみに温度さえ快適であれば、せまい小部屋でも慣れればむしろ安心感が生まれるなど、心に変化が訪れるかもしれません。 2018.4.6, 2018.7.12

< 関連 >
せまいがすぐ慣れる - 運用編 - シェルター
使い心地や弱点の補強、製造販売・レンタル・リースなど 2018.7.12


重さの見積もり

鉄の比重が7.85(*)でステンレス鋼もほぼ同様として計算すると次のようになります。

(*水の7.85倍という意味)

< 1m四方の板(小部屋用など) >
1000×1000×10mm = 78.5kg
1000×1000×5mm = 39.4kg
1000×1000×3mm = 23.5kg

古い木造住宅では床が抜けてしまう可能性もあるので注意してください。

< 900mm四方の板(寝室・ベッド用) >
900×900×10mm = 63.6kg
900×900×5mm = 31.8kg
900×900×3mm = 19.1kg

シングルサイズのベッドが180(縦)×90(横)×90(高さ)cmで小部屋にすると10枚の板が必要となるので、最低で191kg、最大で636kgという高重量になります。

これにさらに中に入る人の体重が追加されますので、ベッドの耐久力を超えてしまう恐れがあります。

耐久力をあらかじめ確認しておくか、初めからベッドの上に小部屋を配置しないようにするとよいでしょう。

厚さ1cmともなればパイプベッドなどは壊れてしまう恐れがあります。

ベッドによっては下から重さを支えるよう補強すればそのまま使えるかもしれません。

ちなみに180×90cmの板を注文してしまうと、自宅の出入り口や階段スペースを通れない恐れもありますので、あらかじめ通路のスペースを確認しておいてください。 2018.4.6, 2018.5.14

予算の見積もり

気になるお値段の計算です。

鉄板を鋼材屋さんで買うとキロ単価で計算されます。

管理人が買ったときは1キロあたり165円とガソリンよりも少し高いくらいのお値段でした。

フレームなどになるアングルは3ミリ×5メートルのものが1000円くらいで売っていました。

鉄板もアングルもさび止め用の塗装(ペンキ)ありだともう少し高くなります。

ちなみに塗装はきれいに平らに塗るのは素人には技術的にかなり難しいので塗装済みのものを買うのがおすすめです。

自分でペンキを塗ると乾くのに何日もかかるので緊急の場合は注意してください。

本題の重さの計算は、まず体積を計算して鉄の比重7.85倍するれば分かります。

例) 厚さ3.2ミリで1×1.5メートルの鉄板の重さは37.68キロで6217円
3.2mm(厚み)×1000mm(横幅)×1500mm(縦幅)×7.85(比重)=37680000(ミリグラム)
37680000(ミリグラム)÷1000000=37.68(キログラム)
ミリグラムの1000倍がグラム、グラムの1000倍がキログラムなので1,000,000分の1にするとキロになる。

37.68(キロ)×165(キロ単価)=6217.2(円)

小部屋は箱型の立方体ですからこのような鉄板が最低6枚必要になります。

余談ですが小数点以下は1円以下の世界なのでどうでもいいのですが、気になる人は業者に確認してください。

恐らく切り捨てか、四捨五入か、他の鉄板と合算した上で端数は切り捨て、などとなっているだろうと思います。 2018.7.11


小部屋の設計

長方形の箱を想定

ベッド用、あるいは自室用に四角い箱を作り、出入り口の扉をつけるのが基本設計となります。

鉄板とアングルに穴を開けてボルトで止めるイメージです。

攻撃方向が分かればそちらと上方向を優先

鉄板小部屋は対電波兵器防御ですが、この指向性兵器は横方向から使われる可能性が高いでしょう。

また思考盗聴は上からの電波が使われていることが多いということですから、鉄板で全体を囲えない場合は、攻撃が来ていると予想される横方向や上方向の防御を優先し、底部分は後回しにしてもよいでしょう。

ただし、加害者は不法侵入を行い、攻撃できる隙間を探したり、自分たちで隙間を作ったりもしますので、なるべく全方位からの攻撃に備えたほうがよいでしょう。

簡易小部屋

とにかく早く作りたいという場合は、ホームセンターでステンレス板、電動ドリル、ボルトナット、接合用のアングルやプレート(L字やストレートなど)を買ってきて、さっさと組み立ててしまうのがいいでしょう。

底板の四方を囲んで、上から出入りすれば、一応は鉄板小部屋の完成です。

小さめのアングルをフレームにすると作りやすいでしょう。

ドアの開閉式・スライド式問題

調査・検討中ですがスライド式も作るのはそれほど難しくないという情報があります。

作れるならスライド式のほうが便利です。

(調査中)

ドア横開き型

上からの出入りは不便でしょうから、後から蝶番を使って横開きにして、内外に取っ手を付ければ、それほどストレスなく小部屋を使うことができるようになるでしょう。

用途や設置場所にもよりますが、中央付近に幅600mm程度のドアを付けると便利なようです。

寝室、ベッド型

鉄は硬くて冷えますので敷布団を多めにするか、マットレスごと小部屋の中に入るように設計するとよいでしょう。

マットレスや布団の出し入れをする場合は出入り口を大きくしておく必要があります。

毎回ボルトを外して片面を取りはずして出し入れするなら出入り口は小さなままでも問題ないでしょう。

ベッドは一般的に高さがあり床から何十センチが高い状態になっていますが、これは通気や虫除けのためにそうなっています。

虫除けとしては、小部屋の中になるべく食べ物を持ち込まないようにしたり、ネコを飼っておくと虫が入りにくくなります。

鉄板小部屋を床に直接置くと、環境によっては床の通気性が悪くなりカビなどが生えやすくなってしまいます。

また虫除け効果もないのでゴキブリなどが上ってきてしまう恐れがあります。

気になる場合は、後から土台を足して、通気性を高めたり虫除け効果を高める方法もあります。

また持っているベッドを使いたい場合は、底の部分を下から支えるように補強するのがよいでしょう。

ベッドのフレームや底板は下から支えただけでは補強が不十分で壊れてしまう恐れもあるので注意しましょう。

冬場はあまり問題ないでしょうが、梅雨や夏場は小部屋の下がどうなっているかたまに確認しておくとよいでしょう。

より快適な小部屋を目指して

ここから下の記事にアイディアを書いておきましたので参考にしてください。

マルチタップなどで電源を引き入れてしまえば、家電も使えるようになりますので、せまさ以外の部分では、普通の生活スペースとして不自由さを感じないレベルまで快適な空間にすることも夢ではないでしょう。


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