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LANケーブル修理のすすめ

Recommend_LAN_cable_repair, 2016/5/5

接続コネクタ自作、ケーブル選びのコツなど

パソコンのインターネットに使うLANケーブルは、そう簡単には切れたりしませんが、長く使っているとコネクタが壊れることがあります。

ケーブルは1回、2回なら買いなおしたほうが安い場合もありますが、20メートルなど長いケーブルはそれなりの値段になりますし、同じような長さのケーブルをいくつも持っていても使い道はないでしょう。

コネクタや修理器具は2千円くらいで手に入りますので、自作したほうが安上がりになることもあります。実際に、切断されたもの自前で修理しましたので、その際のコツなどを説明しておきす。

< 修理器具の準備 >

2千円くらいで、コネクタとかしめ工具のセットが売っているので、これで十分でしょう。かしめ工具といっしょにケーブルの皮むきカッターなども付いていますので、かしめ工具だけでもコネクタの作成ができます。

< 修理 >

修理と書いていますが、実際は、壊れた部分をケーブルごと切りとり、新しく作り直します。ケーブルを切って、外の皮をむいて、中の線を出して、コネクタに差込み、かしめ工具で固定する、という流れになります。詳細は、説明サイトがたくさんありますので、そちらを確認してください。慣れれば5分から10分くらいで終わります。

LANケーブル修理 - Google検索

コネクタの爪を修復するという説明がありますが、確かに爪は折れやすいので、修復してもよいかもしれません。コネクタが単にゆるくなるだけなら、ゴムテープを重ねたものでもはさんでおけばよいでしょう。それでも、ノートパソコンなどで頻繁にさし直すのであれば、修理してもよいかもしれません。

< フラットと超フラットコネクタは別物 >

タイトルの通り、別物です。違うコネクタが必要になりますので注意しましょう。LANケーブルにはノーマル・フラット・超フラット(ウルトラフラット、超薄型)のおおむね3種類あります。超フラットの厚さなどはあまり統一されていないようです。

超フラットケーブルはかしめ工具のカッターが対応していないことが多いようですので、細かいものが切れるニッパーなどを用意したほうがよいでしょう。コネクタのかしめ部分も、いくつか仕様があり、種類がいくつかありますが、おおむねRJ-45という同じ規格となっていますのであまり気にしなくてもよいでしょう。

< 接続器でケーブルを延長する >

ケーブルの長さが足りない場合や、切断したものを修復した場合には、ケーブルのコネクタ同士を接続する必要があります。この線をつなげるのが接続器です。

普通の電気屋さんでは4~5百円しますが、ネットでは100円くらいで買えます。送料を入れると同じくらいになってしまいますが、いくつか買えばお得な選択肢になります。LANケーブル自体が安い備品ですから、迷うところではあります。

切れたケーブルを修復して使う場合は、必須となります。一時的に接続するのであれば、LAN、イーサネットのハブでも代用できます。

< LANケーブル選び >

ケーブルの性能は細かく調べると色々あるようですが家庭で使うようなレベルでは、速度や安定性など、どれでもあまり違いがありません。10ベースのハブなどを使うと超低速回線になってしまいますが、今時、そんなものは普通のお店には売っていませんので心配ないでしょう。

コネクタが破損したり、線が切れたりして、修理する可能性を考えると、通常の太さのものがおすすめです。

フラットや超フラット線は、修理の作業も精密作業のようになってしまうため、たいへん手間がかかります。手先が器用な人なら、なんとかなるでしょうが、慣れていない人が作業すると、面倒な作業になることは避けられないでしょう。

ルーターから離れた場所でネットを使う場合は、そもそも無線のほうが便利です。有線でLANケーブルを使う場合は、ケーブルの色を配線場所の壁や天井の色に合わせたり、天井の高い位置を通すと、それほど目立たなくなります。

< 中小企業で誰か一人を作成・修理担当者にすれば経費削減 >

集団ストーカー・テクノロジー犯罪の被害者でもなければ、LANケーブルが、何度も切られるということもないでしょう。そのため、頻繁に修復することもないでしょう。しいてメリットをあげると、中小企業であれば、一人、作成・修復できる人がいれば、それなりの経費削減が見込めるのではないでしょうか。

LANケーブルはパソコン関連機器のなかでも、なかり安い部類に入りますので、実際はわざわざ修理する必要もないでしょう。しかし、安いことは安いですから、自力で対処すればかなりのお得感がえられるでしょう。

ケーブルは100メートルで数千円、コネクタはかしめ工具とセットに100個も付いていたりします。後は、接続器ですが、これは見た目が一気に悪くなりますので、無理して使う必要もありませんが、あれば便利です。

接続器がないと、短いLANケーブルがどんどんたまっていきます。短いケーブルをどんどん捨てていけるなら問題ありませんが、一応、とっておきたいような場合、とっておいても短いものは使い道が限られますので、結局たまっていってしまいます。

< ネズミごっこ 集スト被害としてのLANケーブル切断 >

我が家でも、ケーブルが切られるたびに「ネズミがかじった」という茶番劇が繰り広げられています。まあ、そういうことにしたいのであれば、そういう扱いにしてもかまいませんが、あまり繰り返されないように、つまり、切断者が嫌がらせ効果がないと判断してあきらめるように、修復準備が整えられています。

ネズミが野菜や果物にも目をくれず、わざわざゴムのケーブルをかじった、というような茶番劇は、集スト被害者宅では、よくみかける光景なのでしょうか。

一般的な集スト被害としてみると、単なる嫌がらせだけでなく、被害者と家族や家に入れる知人などの間に揉め事を起こさせようとする、仲たがい作戦、離間の計ということになりまう。当然、家族や知人による犯行ではない可能性が高いですから、みだりに疑いをかけるのはやめましょう。家族や知人と争っては犯罪者の思う壺です。

< 参考 >

LANケーブル切断被害と電磁波攻撃確定 2015年12月21日



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