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セキュリティ(アンチウィルス)ソフトやOSがスパイウェアに悪用されている

ウィンドウズ10はスパイウェア、携帯・スマホも持ち歩かないほうが被害が悪化しにくい

Security-software-and-the-OS-are-spyware, 2017.3.7, 2018.6.9, 評価(C)
携帯電話やスマートフォンを使わないで生活するなんて無理だという人も多いだろうとは思います。しかし、できれば持ち歩かないほうが待ち伏せや付きまとい被害が悪化しにくい傾向があります。

セキュリティーソフトについてはその実効性が50%程度だと、セキュリティーソフト会社の元社長のような人が話しています。動作の遅いウィルスソフトを入れても、サイバー攻撃の半分しか防いでいないので、残りの半分にはまったく効果がないそうです。

また、セキュリティーソフト経由でシステム(OS)のコアな部分にダメージを与えたり、システムを乗っ取るようなサイバー攻撃も確認されていますので、セキュリティーソフト自体の信頼性は、私たちのようにテクノロジー犯罪被害者にとっては、あまり高いものとは言えないようです。

セキュリティソフト自体が動作が遅いのは、わざと遅くすることで、動画が速い新しいパソコンを購入させるためのコンピューター業界全体のビジネス戦略のひとつとみられています。ウィンドウズなどもバージョンアップするたびに格段に動作が遅くなります。この遅さで顧客の購買意欲を刺激するという戦略です。

ウィンドウズ10にいたっては、それ自体がスパイウェア扱いされていて、使用を禁止している企業まであります。ウィンドウズの10以降バージョンは、テクノロジー犯罪被害者だけでなく、一般の方も使わないほうが賢明でしょう。それではアップル社製なら安心かというと、そうでもありません。マイクロソフト社よりも多少はマシといった印象で、iPhoneなどはほぼ完全に運営会社や警察など公的監視機関がハッキングしているとみられています。

スマホのアンドロイド(Android)なら安心かというと、軍産複合体のGoogle社製ですから、マイクロソフトとあまり変わりません。政府や警察関連機関への情報提供はよりスムーズに行われていることでしょう。おそらく私たち日本人にとっても危険な被害を及ぼす可能性は高いしょう。iPhoneとアンドロイドを比べると、iPhoneのほうが多少はマシなのではないか、といったイメージです。性能は劣りますが、どちらも使っていないスマートフォン以外の携帯電話を使い続けるほうが、機能が劣る分だけ多少は安全でしょう。携帯電話は各社が独自のOSを作っていたはずですので、安全性はこれを管理する政府への信頼性と同じくらいのものは期待できるはずです。

世界的なシェアからみるとiPhoneが15%、アンドロイドが80%(2014年度の情報)となっています。アンドロイドのほうが安いので広まっている状態で、iPhoneは裕福な層の人気が集まっています。

スマホ・携帯端末については、GPS内蔵の市民の移動監視システムの内蔵されてしまっていますので、CIAが何も携帯していないように、集団ストーカー・テクノロジー犯罪の被害者も持ち歩かずに済ませるのが一番安全でしょう。それでも使いたい場合は、GPSも通信ですから、金属ケースなどに入れて通信を妨害してしまえば、機能を実質的に停止させることもできます。

さらにOSの選択肢を広げ、Linux(リナックス)を使えば無料でハッキングされにくいのではないかと、とも思われますが、PC・スマホ向けアプリ・ソフトはほとんどがマイクロソフトやアップルのプラットフォームで動作するので、不便であることはいなめないでしょう。実際にはGUI(ウィンドウをマウスでクリックするような方式)が使え、ネットやメール・動画などメジャーなフォーマットはLinuxでも対応しているので、普通に個人で使う分にはそれほど困らないだろうと思います。しかし、ほかの人とデータやファイルをやり取りするとなると、急に方法が限られてしまうでしょうから、今のところは現実的な選択とはならないでしょう。

そうとはいえ、集団ストーカー・テクノロジー犯罪の被害者が動作が遅く不便なウィンドウズ10などで作業をするのであれば、多少不便でもまともに動きそうなLinuxを使うというのは悪い選択ではないでしょう。

最終的にどうすればよいかというと、TailsというOSが有望です。ウィンドウズ、アップル・マック系OS、LinuxなどのOSからインストールできます。USBブートもできますので、OSを丸ごと持ち歩けます。(注意:もちろん動作する本体となるパソコンも必要です)

パソコンを購入する場合は、ウィンドウズOSは、今後、10以降のものしか手に入らなくなっていくでしょうから、ウィンドウズ10という監視OSを使うリスクを考えれば、現実的にはアップル社製のパソコンに移行していくのが少しはマシな対応となるでしょう。

STAP(スタップ)細胞の研究成果をアメリカに盗まれたとみられている小保方晴子さんが、パソコン上にあまり研究データを残していなかったという事実も、これらの事情をよく理解していたということが原因だったのかもしれません。2017.3.7, 2018.6.9

< 参考 >
対処法:OSはTailsが有望、TailsでUSBブート

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