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作成編 - シェルター

鉄板や防音財の加工や組み立てなど

ここでは実際に小部屋を作りながら手順や注意点などを説明していきます。コツについては衝立作成などにも共通しています。2018.7.16

目次 > テクノロジー犯罪 > シェルター >
Shelter-make, 2018.4.6, 2018.12.21, 評価(A)
< 注意 >
注意点や全体の流れなどの説明

< 主な更新箇所 >
2020.6.16 作業手順と作業スペース 追加


目次

できれば作業は得意そうな人に頼む

作業するときのコツ・ノウハウ

厚さ3.2mm、スライドドアのベッド兼自室用小部屋作成

ボルト・ナット関連
穴の位置の設計や作業(後で設計記事に移動するか、記事を二つに分ける予定)

空けておく隙間(遊び)

鋼材の見積もりと発注

性能の確認
これで大丈夫?


できれば作業は得意そうな人に頼む

手先の器用さや物作りへのこだわりなどには個人差があります。性格だけでなく職業経験などからも物作りへの態度が変わってきますので、どうしても向き不向きというものが出てきてしまいます。プラモデルなどを何の苦もなく作れる人であれば問題ないでしょうが、誰もがそういう性格の持ち主という訳でもないでしょう。

鉄板小部屋を作るのが難しいと感じた人は、得意そうな人が周りにてその人に気軽に頼めるようであれば、頼んでしまうのがよいでしょう。あまり親しい人でなくてもバイト代などを払えばちゃんと作ってくれる人が見つかるかもしれません。

この記事では自作を前提にしていますが、そもそもひとりでは大きな鉄板を持ち上げたまま固定するなどの作業は難しいですから、誰かに手伝ってもらいながら作業を進めたほうがいいでしょう。2018.4.6, 2018.5.13


作業するときのコツ・ノウハウ

集スト対策やテク犯防御で何かを作業ときのコツやノウハウです。シェルター作り以外の作業のコツもここにまとめていく予定です。2018.7.16


作業手順と作業スペース

シェルター完成後に移動するのは大変です。せまい場所にギリギリで組み立ててしまうと物を落としたときや掃除などに不便です。できれば壁との間は500~1000mmくらいあけておいたほうが便利です。

今回のシェルター作成では鋼材を加工することを前提にしているので作業場で一度組み上げてから解体し使用場所でまた組み立てて完成するという手順を想定しています。

室内でグラインダーを使い鋼材をカットしたりすると火花が出て家具や壁が焦げたりしますし、ペンキが床にたれても困ります。

組み立てるときはボルトで固定するのでシェルターの内側と外側の両方で作業する必要があります。ベッドのように壁際に設置するには組み立てた後に移動する必要があります。

移動できるようにシェルターにローラーをつけたり、移動できる台の上でシェルターを組み立てる方法があります。土台との設置面が小さくなると耐震材を使うときに面積が少なくなるので少し安上がりになるかもしれません。

必要な重さに耐えるカートを必要な分用意しておいてその上に組み立てるという方法もあります。既製品のほうが最大積載量が分かるので自分でローラーをつけるよりも無難です。

うまく設計してせまい隙間で壁材を固定したりボルトをしめることができるようにするか、そのような道具があればそれもいいです。

普通に考えるとシェルターは何年か何十年後かに解体か増改築することになるでしょうからシェルターと壁の間に人が入れるようにしておいたほうが便利です。

とはいえ50センチの隙間があっても普段は使い道がないかもしれません。そういうときはダンボール箱などを使って物置スペースにしてしまうという手もあります。 2020.6.16


アース

アースにつなぐまで

鉄板だけでなくパイプベッドなど家具の鉄やステンレス製のものが多く電気が通ります。直接接触させるか銅線やワニ口クリップでアースまでつなげば電磁波攻撃の電磁波を逃がすことができます。パイプデスクをアースにつなげばアーシングマットの代わりにもなりそうです。2018.7.16

アース棒の設置

アース棒の設置について詳しく説明されている動画です。アース棒が地下に埋めるものだとは知らない人が多かったのではないでしょうか。

アーシングマット、シーツの接続方法 アース棒編 2017.10.11 2018.7.16

アースの限界

厳密にはアースの話ではないのですが、電線の送電量に限界があります。アースの場合は緑のコードの送電量に限界があるということです。限界を超えるとショートして熱や光を発して危険な状態になります。

もしもアースコードや途中の電線となるものがこげていたり、溶けていたら、かなり強い電流が流れてショートしたということでしょうから、その部分のコードを太いものに変えるなどして対策するといいでしょう。

テク犯でアースコードがショートした例は知りませんが、理論上あり得る話ではあるのでアースまでの経路がこげていない確認しておいてください。

最初は大丈夫でもホコリの中に金属などが混ざっているとおかしなところと通電してしまいショートすることもあります。電車のレールなど鉄がこすれるようなところの近くでは、目には見えませんが細かな鉄粉がホコリなどといっしょに飛んでいるます。

ホコリだと思って甘く見ているとある日、いきなり家電をショートさせられてしまうようなことがあります。掃除はこまめに行ってください。

管理人はパソコンの電源がホコリでショートしてしまい電源を買い換えるはめになったことがあります。銅あたりでしょうか、緑の火花が数秒の間出続けていました。その後、電源は5千円くらいの安いものに買い換えました。パソコンに詳しくない人だったら本体丸ごと買い換えるようなことになるでしょうからかなりの出費となってしまいます。2018.7.16


ドリルでの穴あけ

大きな穴はドリルを徐々に太くして何度か穴をあける

硬い鉄板などにいきなり10mmなどの大きな穴をあけるのは難しいです。最初は3.2mmなどで軸穴をあけ、次に5mm、8mm、10mmなどと徐々に太いドリルに変えてあけていきます。

工場で使っているような据え置き型のドリルであればもっと大きな穴もあけられるでしょうが、鉄板側の厚みにもよりますがある程度厚い鉄板などに、素人がハンドドリルでいきなり10mm空けるのはまず無理でしょう。

狙った位置に穴をあけるにはセンターポンチを使う

何もせずにドリルを鉄板などに押し付けると、先が動いてしまい狙った場所にうまく穴を開けることができないことがあります。最初にドリルを強く押し付けてからスイッチを入れるとうまくいきやすくなります。

強く押し付けても狙った場所にうまく穴があけられない場合は、センターポンチという最初のへこみを作る道具があるのでこれを使います。とがったポンチをハンマーで叩いてへこみを作ります。

ハンディータイプのドリルで鉄板などの金属に素人が狙った場所に穴をあけるのはかなり難しいです。多分プロでも難しいだろうと思います。誤差が1ミリ出ても困るようなときはセンターポンチが必須アイテムとなります。2018.7.16

万力で固定してから穴をあける

センターポンチでミリ単位で計って穴をあけるのは面倒だという場合や、多少ずれても問題ない場合は、鉄板や金具を万力で固定して重ねた状態で穴をあければ細かい計測をしなくて済むので楽です。

万力で固定できる場所は限られるので限界はありますが、この方法が一番おすすめです。素人作業なのでどう頑張ってもミリ単位の誤差が出てしまうので別々に穴をあけて後からあわせるという方法はおすすめできません。

せっかく計って穴をあけても後でそれぞれのパーツを合わせてみたら誤差がでていてボルトが挿せないということがよく起こります。そのときは結局またドリルで穴を大きくすることになるので二度手間になってしまいます。2018.7.16


ボルト・ナットの使い方

やってみると分かりますが、小さなボルトナットを最初に手で回してくっつけるときはナットを固定して(つまんで)ボルト(ネジ)をまわしたほうが楽です。

壁の向こう側などの手が届かない所をボルトでしめるときは、スパナなどで反対側を固定すればひとりでもしめられます。重りの乗せられない高い場所などは長さの返られるつっぱり棒に洗濯ばさみをつけるなどして工夫して使うと固定しやすくなります。

重さや大きさから固定できないときはあきらめて誰かに押さえておいてもらうしかないでしょう。人に頼むのが一番簡単です。

ネジやドリルなどの工具もそうですが、工具の入るスペースがない狭い場所では使えないので注意してください。

シェルターを部屋の壁際にぴったり付けるように設置するには作り方を工夫しないとネジや金具がとめられなくなってしまいます。壁際につけたいときは先にその壁側の面からシェルターを組み立てるとやりやすいはずです。

テク犯が悪化してくるとシェルターに鉄板や防音財を追加することになるかもしれません。そのときは解体する可能性があるので、シェルターは壁際など組み立てにくい場所には設置しないほうが無難です。2018.7.16, 2018.8.21


厚さ3.2mm、スライドドアのベッド兼自室用小部屋作成

今回は次のような設計で作っていきます。

全体のサイズは、1000×2000×1400mmです。高さがポイントで使っている机とイスが入るようにしています。中身を布団と入れ替えれば自室としても使えるようにしてみました。

鉄板は次のようになります。

天井と底板:3.2×1000×2000mm(2枚)
横板(短):3.2×1000×1400mm(2枚)
横板(奥):3.2×1400×2000mm
横板(手前、スライド用):3.2×1050×1400mm(2枚、100mm重ねる)

フレーム用のアングルは小部屋の12辺分、

1000×4=4000mm
1400×4=5600mm
2000×4=8000mm

さらにスライドドアに付ける分の1050mmとスライドを内側から固定するために2000mmの上下二つで、5050mm、

以上を合計すると23650mmとなります。

アングルは1本が(3×30×)5.5mの規格のものが売っているのでこれを使い、自分で切る予定です。お金はかかりますが鋼材屋さんに頼めば切ってもらえます。後から切ったり削ったりする必要が出てくるかと思いますが、修正が必要ないほど設計の完成度が高ければすべて頼んでしまうという手もあります。

自分で切るよりもきれいに仕上がるでしょうから精度を重視する場合や、そもそも作業する時間があまりとれないような場合は頼んでしまってもいいでしょう。

ちなみに私がライトカッターで切ったり、グラインダーで削ったりしてみたところでは、どう頑張っても誤差が1mmくらいは出てしまうので、他の鉄板やアングルで隙間がカバーできないようば部分であればあえて業者に頼むというのもいいかもしれません。

今回はアングルを5本使い27.5mとなり4m弱余る計算になります。余りはフレームの補強に使います。長辺の中心あたりを2本ほど補強する予定です。その他の余りはや20mmくらいに切って穴を開け小さなL字の補強金具にしたり、内部で荷物をかけるフックにしたりもできます。

他に余ったアングルは電線や通気口用の穴をふさぐ通路を作るのに使いました。

アングルは5.5mが1本1380円などで売っていたので後から買い足せはいいのですが、鉄板のほうが後から買い足すのは時間もかかり面倒なので、念入りに設計しておいたほうがいいです。

細かい設計が苦手な人は、見た目が多少悪くなることさえ気にしなければ多少の誤差があってもシェルターが作れないということはありません。鉄板の端が30mmくらい出っ張っていたりしても、今回目指しているシェルターの機能としては電波が直線的に侵入しなければよいというものなので、目的となる防御機能は実現されるはずです。

電波の防御機能を考えると、シェルターの角部分は直角に交わるよりも、少しはみ出してT字型にしておいたほうがむしろ防御効果は上がるかもしれません。(今回の設計では内部からアングルでカバーするのであえてはみださせる必要はありません。)

設計としてはなるべく具体的な図柄をイメージして細かく決めておいたほうが、作成するときに細かいことを考えずに作業できるので楽になります。

設計のポイントは、鉄板やアングルの設置部分での接続や重なり方、ドリルで穴を開ける場所などです。簡単な作りとなっている部分でも忘れてしまうこともあるので、できる限りすべての部分をあらかじめ決めておいたほうが作業がスムーズに行えるようになりす。

以下の設計の説明は文章だと分かりにくいので後日、設計図か実物の写真を追加する予定です。分かりにくいので文章も後で書き直す予定です。2018.5.28

小部屋の角の部分で3本のアングルが重なります。強度を考えて垂直方向のアングルを軸にして水平方向のアングルをそれぞれカットします。小部屋は直方体なので角は6箇所あり、それぞれ2本アングルの長さ30mmが不要となるので、30mm×2辺×6角分のアングルが短くなります。

面倒な場合は、業者に45度にカットしてもらえば、重ならずきれいに組みあがるでしょう。(注意:普通の業者がアングルを斜め45度に切るようなカット方法に対応しているかは確認できていません)

45度にカットしない場合は、縦横高さのどの部分のアングルを短くすべきかは、よく分かりませんが、アングル自体を内側と外側で織り交ぜて使えば1辺だけは重ならないようにすることもできます。

またアングルのL字部分の片面を30x27mmの四角にカットしておけば45度にカットしなくても2辺を直角に接合することができますので隙間が気になる人は試してみてください。

全体の最終的なサイズは10×1000×1400×2000mmを想定しています。厚さが10mmなので内部の空間はそれぞれの面で両端を10mmずつ引き合計で20mm引いた980×1380×1980mmになります。

この空間の外側に3.2mmの鉄板を追加していく形になります。

この空間サイズに厚みを足しただけでは、板が直角に交わる角の部分に隙間ができてしまうので、どちらかの板を厚みの分だけサイズを増やします。

板のサイズを増やすは天井と底板の縦横方向と、横板(側面)の短いほうの水平方向にします。これは強度を考慮して天井と底板で側面の板をはさみます。言い換えると、底板に側面の板を乗せ、さらに天井の板を乗せる形になります。そのため天井と底板を縦横、厚みの分だけが追加します。3.2x2=6.4となり小数点以下は切り捨てるので+6mmとなります。

側面もぴったり重ねるため、短い面の板を延ばして、長い面の厚みをカバーします。計算式は同じで6mmとします。

そうすると次のようになります。

天井と底板:3.2×986×1986mm(2枚) … それぞれ+6mm
横板(短):3.2×986×1380mm(2枚) … 水平方向のみ+6mm
横板(長、奥):3.2×1380×1980mm
横板(長、手前、スライド用):3.2×1050×1380mm(2枚、100mm重ねる)

アングルは自分で切るので調整できますから、細かい計算はしません。フレームは角の部分で2本のアングルが重なるので1角につき60mm不要になり、直方体の小部屋で角が6箇所あるので360mm不要になります。アングルが余ったら予備に残しておくか不安な部分の補強などに使ってもよいでしょう。今回、他に重なる部分は次のようになります。

スライドドアに付ける分がフレームと重なるのでアングルの長さ30mm短くなります。

ドア用アングル:1020mm(ローラー設置用なのでもっと短くしてもよい)

ドアの固定用のアングルは左右がフレームと重なるので60mm短くします。

ドア固定用アングル:1940mm

アングルを業者にカットしてもらうときはこれらの長さに遊びをもたせてさらに3mm程度短く注文しておくとよいでしょう。

今回はアングルでスライドドアを固定しますが、レールが売っているのでそれを使ったほうが楽かもしれません。アングルのほうが値段が安いためです。レールもそれほど高価なものではありません。自作するので後から作り変えることもできます。とにかく安く作りたいのであれば開閉式にして蝶番を使うのがよいでしょう。作業もこちらのほうが楽です。

< 追伸 なぜ厚さ2.3、3.2、4.5で10mmとしないのか >

これは単にホームセンターで売っていた鉄板が2.3と3.2mmだったので4.5mmがあることを考慮していなかったせいです。鉄板を発注した後に2.3+3.2+4.5mmで10mmになることに気付きました。次に自宅に小部屋を作る場合は、すでにどの程度の厚さが必要なのか調査が済んでいるはずなので、鉄板を重ねるのではなく最初から必要な厚さにすることになるでしょう。そもそも3.2mmの3枚重ねも別に悪い選択肢ではありません。2018.4.6, 2018.5.28


ボルト・ナット関連

穴の位置の設計や作業(後で設計記事に移動するか、記事を二つに分ける予定)

今回はボルトナットあけでアングルのフレームと鉄板を固定していきます。

< 使う物 >

ボルト、ナット、ワッシャー、スパナ(2つ)、ラチェット、ラジオペンチ

ラチェットは締める専用工具なので緩めて取り外すためにもうひとつスパナが必要になります。ラジオペンチでも代用できますが安定感に欠けます。サイズの変えられるスパナもありますがこちらも緩んでしまったりと安定感に欠けますのでスパナ二つがおすすめです。

ワッシャーはゆるみ止めのことでなくても作れます。自作なのでゆるんだら自分で締めればすみます。戸車など締めなおすのが面倒な場所はワッシャーを使ったり、ナットを二つ付けるダブルナットという方法で強化することができます。今回は戸車の固定だけダブルナットにしています。

< ボルトの種類 >

基本的には6角ボルトを使います。締め付ける力が強いからです。ボルト側の出っ張った部分を傘といいますが、これが6角のものが6角ボルトです。

底部分やスライドドアなどボルトが飛び出していると困る部分はさらネジという傘が円錐状になっているものを使います。傘の部分を鉄板に埋め込むため傘用のスペースを大き目のドリルで開けておく必要があります。

ドライバーで締められるなべネジというのもあり、値段が安かったので予備に買っておきました。補強や内部のフックなどに使う予定です。

なべネジはドライバーで締めるのでドライバーが垂直方向に入るスペースが必要となります。シェルターを壁際で組み立てたりするとスパナだったら締められたのになべネジだったせいで締められなかったということになることもあります。(補足:先が直角に曲がるドライバーもあるのでこれを使えば締められます。)

< 作業 >

穴を開ける位置は、後から工具で締めるので、使う工具が入るように鉄板やアングルとの間に隙間を空けておく必要があります。今回は手持ちのラチェットの半径が13mmだったので2mm余裕をとって鉄板やアングルから15mm以上離れた位置に穴を開けるようにしました。

戸車やドアの取っ手など想定外だった部分ではラチェットが入らないこともありましたが、ラジオペンチで固定して締めました。他にはより小さいスパナなどの工具を用意するという手もあります。

もしも穴を開ける場所を間違えても10mmなど短いボルトでふさいでおけば問題ないはずです。ボルト・ナットも鉄やステンレス製であれば電波を防ぐはずだからです。2018.5.28, 2018.7.16


空けておく隙間(遊び)

自動車の前後のドアの間をよく見ると隙間があいています。これが遊びです。自動車の金属も走行中に捻じ曲がったりするのでぴったりのサイズでは金属同士が動けるように隙間が開いています。

自動車は走るので頻繁にねじれ現象が起こるので遊びが必要となっています。鉄板小部屋のほうがどうかというと、これは試してみないとよく分かりません。地震が多いような地域であれば、ある程度空けておいたほうがいいでしょうが、そうでなければ問題ないようにも思えます。

鉄板小部屋としては小部屋の強度よりも、電磁波の遮断性能が重視されますので、一旦、遊びのないものを作ってみて、うまくいかなかったら、地震や劣化工作対策に隙間をいれるようい作り直してもよいでしょう。2018.5.28, 2018.12.21


鋼材の見積もりと発注

サイズはすでに説明しましたが、鋼材としては、資材を扱っている専門企業やホームセンターに見積もりを出してもらい、安いところを選ぶとよいでしょう。

見積もりは電話で5分くらいでできます。鉄板は平板、アングルは黒(クロ、塗装なしの意)で見積もるとよいでしょう。塗装済みのものはカラーと言い、塗装が電磁波を絶縁してしまう恐れがあるので、黒のほうが導電性が高く、電磁波防御に向いているでしょう。

このサイトでも見積もりを頼みましたが、こちらが素人だと分かると、縞鋼板やカラーアングルを進めてきたりするホームセンターがありました。見積もりはお店の在庫とは関係ありませんので、惑わされないように平板とクロのアングルで見積もりを取りましょう。専門業者のほうはさすがに素人相手にだますような対応はなかったので、「○○鉄工業」などと看板を出している専門業者をいくつか探して見積もりを取ったほうがよさそうです。

ホームセンターにいたっては、事前に平板があることを確認しておいたのですが、サイズがないなどとして縞鋼板をすすめてきました。アングルも見積もりなのにクロを売るのを嫌がりカラーを勧めてきました。悪質な対応をとる店も結構あるのかもしれません。単なる集団ストーカー被害かもしれませんが。2018.5.28, 2018.7.16


性能の確認

これで大丈夫?

最後に、シェルター内部が密閉されているか確認します。被害がひどい人は、中に入っただけで違いが実感できるでしょうが、後から作り変えるのは大変なので、細かくチェックしておいたほうがいいです。

チェックしておけば、どうしても作り直せないときでも弱い部分を別のアルミ板などで補強したり、そこを避けて使うような対処ができるようになります。

素人のDIYだからといって、隙間だらけのシェルターで妥協する必要はありません。

電磁波は携帯・スマホの電波で確認すると楽です。通気口や隙間の大きなところでは、電波が強くなっているのが確認できるだろうと思います。

光は電磁波一種で、何と言っても目に見える唯一の電磁波です。この光が入ってくるかどうかで細かい密閉度合いが確認できます。明るい場所で、シェルターの中に入り、外から明かりが見えなければ見えないほど、完成度が高いと言えます。暗い場所で内と外の両方から懐中電灯で照らすとさらに正確に確認できます。設計にもよりますが、通気口などの穴はテープなどで一旦ふさいでおいてもいいでしょう。

音波の防御性能の確認方法は、このサイトのほうではまだよく分かっていません。可聴音域であれば、自分の耳で聞けば普通に分かります。超音波や低周波などは専用マイクなどの計器類があれば調べられるだろうと思います。

シェルター内部で外の騒音などの環境音が小さく聞こえるようになれば、まずまずの性能となっているのではないかと思います。2018.10.19



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