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3章、司祭三人は難易度が高すぎるが

ベルウィックサーガ戦記

berwicksaga_record_of_the_war_3, 2016/11/14, 2016/12/14

< 出撃メンバー紹介(後から追加した項目なのでうろ覚え) >

リース、ウォード、フェイ、クリス、エルバート、アーサー、シルウィス、シロック、クレイマー、ディアン、イゼルナ、(見ざる、言わざる)アグザル 2016/12/10

二章も増援部隊で強敵が続々と現れるという難易度の高いものでしたが、3章の司祭はさらに大きな困難が待ち受けています。

司祭三人は、三人の司祭の護衛マップとなっていますが、こちらは総勢12人で護衛しないといけないのに、三人が別ルートでバラバラに突撃してしまいます。敵も気にせず、突き進む司祭を、司祭ひとりあたりを4人で護衛していかなくてはなりません。敵は普通に攻撃してきますし、増援部隊も予想外の長期間に渡って出現し続けます。

司祭はひとりがゴールにたどり着けばよいので、二人は死んでもクリアできます。

ここでひとりだけ生存させるので次のマップに進むか、全員生存を目指すかで、ベルウィックの魅力を見出せるかどうか変わってくるでしょう。

ここまでのマップも高い難易度でしたが、ここでもかなりの強敵が待ち受けています。後半に強い増援部隊が現れるのは、ベルウィックのお約束といったところですが、何度かやり直せば乗り越えられる方法が見つかるはずですから、あきらめないことが大切です。

私が遊んでみたところでは、初めは頑張った割には司祭二人死亡という結果でしたが、それでもかなり苦労しました。そのときは三人生存はあきらめてよいだろうと思っていました。

一度試してみたところ、やはり苦戦してしまい、司祭二人死亡という以前に、仲間が死んでしまうという結果になってしまいました。ここであきらめても、それほど大きなペナルティはありませんので、次のマップに進んでしまってもよかったのですが、一応、もう一度試すことにしました。

ところが、試してみると、うまくすれば全員生存することもできそうな希望が見えてきました。ここのがこのゲームの楽しみどころです。ここからがベルウィックサーガの醍醐味となってきます。

ベルウィックサーガのゲームバランスは、敵と味方の戦力比が常に互角で、キャラがいつ死んでもおかしくない状態が続きます。これは他のゲームと比べると、初期のウィザードリィのイメージに近いといえます。

ウィザードリィはいきなりクリティカル攻撃で首をはねられ即死したり、宝箱の開錠に失敗して爆弾が爆発するとパーティが全滅しかけたり、最悪の場合はテレポータートラップで全員壁の中に飛ばされ救出不能となるような、もっとひどいトリッキーなゲームシステムになっています。

この部分も多少は似ているといえますが、私が似ているといっているのは、戦闘バランスのことで、敵と味方の強さが最前線では、互角の状態がずっと続くという点です。

勝負とは、勝ちと負けがあっての勝負であり、RPGでよくあるような最後まで全勝で進んでしまうようなバランスだと、緊張感に欠けます。負けるということが身近にあることで、ベルウィックはゲーム全体の緊張感を高めていますので、プレイが作業的になってしまうことをうまく避けています。2016/11/14, 2016/12/14

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