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我流戦略研究

ベルウィックサーガ戦記

berwicksaga_record_of_the_war_my_tactics, 2016/12/24, 2017/3/11



目次

はじめに

ポーション携帯義務(評価:C)

盾破壊(評価:C)(ベルウィック自然現象)

挑発ガードスティール(評価:E)

気合粉砕コンボ(評価:D)

精神集中リアナ系魔法(評価:A)

緊急回避策、ホーリートラップ(評価:E)

致命攻撃対策(評価:D)

挑発による攻撃封殺や敵の後退(評価:C)

ターン開始後退(ヒットアンドアウェイ)(評価:A)

猛攻対策(ランサーなど)(評価:C)

ドラッケン、ドラゴン退治研究(評価:C)

ダブルヒーラー(評価:C)

渋滞戦術(評価:D)


はじめに

優れた戦術や正しいセオリーなどについては攻略サイトで確認してください。ここでは私の思いついた個人的な戦術を紹介します。

戦略シミュレーションゲームでは、独自の戦術をあみ出すというのも、至高遊戯としての大切な楽しみ方のひとつといえます。

すでに章毎のプレイ記録も書いていますので、ネタバレ感は否めませんが、攻略サイトで紹介されているテクニックや戦術を見ないで、私が考え出した戦術を紹介します。

攻防だけでなく、いつも戦費不足に悩まされるので、戦費調達にかかわるものも検討しています。

おおむね、書いてある順が思いついた順番となっています。2016/12/24, 2017/1/20


ポーション携帯義務(評価:C)

本策では同時ターン制の影響で、回復役のシスターを安全に運用するだけでも手間がかかります。特にレンジヒールが使えるようになるまでは、敵の行動後に回復に向かい、ターン開始の最初の行動で撤退するなどの工夫が必要となります。

ターン最初行動、ヒットアンドアウェイ戦術ですが、これは攻略サイトをあまり見ないでプレイする場合、ゲームの序盤ではなかなか思いつかない戦術です。そのため、とりあえず全員にポーションを持たせるという戦術をとっていました。これは実況動画のダグさんが行っていた戦術で、それにならったものです。

ストーリーが進展していくと、ポーション1つでは足りない場面が出てきたので、その後、ダブルポーション携帯戦術に変化していきました。

ポーションがあれば安心なのは確かですが、ポーションは割りと値段が高くコストパフォーマンスが悪いので、ポーションを持っていてもあまり使わずに済ませるというのが、実際の戦闘となっていました。

そんな中、偶然、レンジヒールを2回使えるダブルヒーラースタイルのメリットに気付き、ダブルヒーラースタイルを再評価することになりました。ダブルヒーラースタイルは下記を参照。2017/1/20


盾破壊(評価:C)(ベルウィック自然現象)

5章でたいへん大きな感動を呼んだ盾破壊ですが、その後は、割と普通の戦略といいますが、普通の出来事として、盾破壊が起こります。

敵のL盾・盾熟練持ちのキャラがよい盾を装備しているとダメージが通らないので自然と盾が壊れるまで、相手を倒すことができない、ということがよく起こります。

盾の耐久度は、ダメージ量ではなく、防御回数になっているようなので、シロックの弓連射と再攻撃が盾破壊に有効です。

さらにシルウィスなら上級装備があるので低レベルでもガトリングボウが扱えます。ガトリングボウがあれば4連射攻撃で高速盾破壊が可能となります。シルウィスは騎馬が使えないので護衛する必要があるでしょうが、それでも毎ターン4回攻撃は盾の耐久力を一気に奪う良策となるでしょう。

時間はかかりますがバリスタで遠くからチクチク削っていくのも安全でよいでしょう。

お金さえ惜しまなければ、ガトリングボウで致命の矢を撃ちまくることで、かなり爽快な攻撃を行うことができるでしょう。

貫きの矢が盾無効となっていますが、盾持ちの強敵はそもそも基本防御力も高いので、貫きの矢の威力1では火力不足となり、あまり役に立ちません。特にガトリングボウは火力が低いので相性が悪くなっています。貫きの矢は腕力の強いキャラで、さらに強い弓を使わないと真価が発揮されないようになっています。

盾を破壊できるというすごい矢があって、たまに手に入ることがありますが、いつ使うべきか悩ましいものがあります。2016/12/10, 2016/12/25


挑発ガードスティール(評価:E)

途中で傭兵として加わるセディというキャラが「盗む」というスキルを持っています。このスキルには固定収入のない自転車操業のシノン騎士団にとって、重要な収入源になるのではないかと期待が膨らみます。

「盗む」は移動前コマンドなので敵のとなりに移動しないといけません。しかし、耐久力の低い盗賊が敵に近付くのは危険です。そこで考え出された戦術が挑発ガードスティールです。

読んで字のごとく、セディの挑発で敵を引き付け、マーセルやウォードの護衛でガードしつつ、次のターンに「盗む」を実行します。

思いついたときは、これで何でも盗めるのではないかと思いました。

しかしながら、実際に試してみると、装備品が盗めないので、そもそも盗めるものが、なかり限られていることが分かりました。索敵マップなどでは、きっといいアイテムを持った敵が出てくるはずだと期待しながらセディを雇う訳ですが、結局、何も盗まずに宝箱を開けるだけだったりということもありました。

これは護衛スキルの仕様なのですが、基本防御力が半分になってしまうので、マーセルとウォードなど盾持ちキャラでも護衛戦(?)は若干苦しい戦いとなります。シェルパで護衛する場合は、もともと防御が低いので影響は少ないですが、回避キャラでの護衛はそもそもリスキーです。

さらに一番問題なのが、心理的な、イメージ的な問題です。弱い盗賊で挑発して、相手が近付いてくると、鉄壁のマーセルなどが後ろに控えていて威圧するようなかたちになります。

これは、もしかすると…

挑発詐欺?

などと思いながらセディを使っていますが、いりきなり致命攻撃をくり出したりとやんちゃなところがありますので、なかなか思うようにはいきません。

一応、今のところは、キュアポーションを盗むのに成功しているので、セディの報酬分を差し引いても計算上は黒字になっています。

見ざる、聞かざる、アグザル、でおなじみ(?)のアグザルが持つ強奪で倒した敵の装備品を拾ったほうが結果的には効率がよいような気もします。

今、ゲームは8章まで進んでいますが、アグザルは力が14もあり、わがシノン騎士団ではなぜか一番の力持ちとなっています。

アグザルはうまく隠れて敵をやりすごせば怪力を活かせるはずなのですが、盾が持てないのはもちろんのこと、回避も低く、攻撃を避けることはあまり期待できません。それでも俊敏が高めで盾無しですから戦速はそこそこあり、わりと再攻撃ができます。とはいえ、前線要員としては、頻繁に回復が必要となり、使いにくいのが現状です。

自称船乗りという職種は元々もそういう職種ですので文句もいえませんが。

上の戦術を考えた後に、下で説明しているヒットアンドアウェイ戦術を実況動画で知ったのですが、こちらのほうが盗むこと自体は確実に行えます。最低1回は攻撃を受けることになりますが、射撃待機やホーリーガードで一回だけしのげば、後はすぐに護衛することもできます。こちらのほうが安全に盗めるかもしれません。

セディは最大HPも防御も上がりにくいので、盗み用に秘薬で上げてしまうのもよいかもしれません。セディではなくセネでしたが、実況動画でも秘薬でHPを上げていました。あれを最初に見たときは、秘薬がもったいない、ステータスアップ系のアイテムは最大値をさらに上げるのがセオリーだろうと思ったのですが、これを先読みしていたのかもしれません。さすがはベテランプレーヤーの采配です。2016/12/24, 2017/1/19

クリア後にもう一度考えてみましたが、敵の足止めは護衛よりも射撃待機のほうが優秀です。回避の高い敵にはスナイプアロー、堅い敵には属性弓矢を使えばより安全になります。射撃待機の華麗さには及びませんが、攻撃が命中しないリスクを考えると挑発からの護衛も悪くはありません。2017/4/7

その後、さらにプレイを続けていったところ、セディで盗むのであれば、軽症の敵から武器を奪うのが安全だと分かりました。軽症的にセディが隣接して次ターンはじめに盗むか、セディの短剣で軽症を狙いつつ、ダメなら護衛するかたちになります。

セディが挑発してから盗む場合、セディが敵の一撃を耐えられないことが多く、ターン最初の行動で盗んでしまうと敵の即死攻撃にさらされてしまうことになります。そのため結果として次のような流れになります。

高度後の敵を挑発 → 護衛 → 次ターン:敵の攻撃を護衛役が受ける → 盗む

これだと、少し手間がかかって面倒です。敵のターン初行動でセディが狙われなければ、さらに他に危険な要因がなければ、こちらの行動順が連続しているタイミングを狙って、盗んで、すぐに止めを刺してしまうほうが楽です。

それと盗賊の護符を試してみましたが、特にCCで騎乗後のセネのスリ盗るIIは素直に面白いので敵軍がいいアイテムを持っていないときは、セネかなとも思いますが、スリ盗るIIは1マップ中2回までなので、セディの盗む3回とどちらを取るか悩ましいところです。ここにもベルウィックの優れたバランス調整具合があらわています。2017/9/24


気合粉砕コンボ(評価:D)

割と忘れてしまうので、あまり試していませんが、ダグザが「気合」と「粉砕」スキルを持っているので、気合をためてから粉砕をすることで、強烈な一撃をお見舞いすることができます。射撃待機で足止めし、粉砕し、討ちもらしたらさらに遠距離攻撃などで追撃できるようにしておけば万全の構えとなります。

単発の攻撃では強い斧を使った粉砕の攻撃力2倍攻撃がゲーム内で一番攻撃力が高い攻撃となるだろうと思います。

ベルウィックのボスや増援部隊のエース・賞金首などはかなり強いので、下手をすると倒せないということもしばしばあります。そんなときのための必殺技として気合粉砕コンボが役に立つでしょう。

特別な技というよりも、普通の使い方のような気もしますが… 2016/12/24, 2017/9/24


精神集中パラス系魔法(評価:A)

これも普通の使い方ですが、ボスなどの強敵向けにとても有効な攻撃です。気合粉砕コンボのように何ターンもかけて準備したあげく、増援の弓や手槍でリセットされるようなことがない安定した強撃が可能となります。射程なども変わってきますがパラスリアナ以外の魔法でも可能です。

なんといっても射程2の遠距離攻撃が可能ですから、対ボス戦で最も重要なダメージソースといってもよいでしょう。司祭の腕輪などで精神を底上げすれば、ボスも一撃で倒したりします。命中が足りないときは精度の腕輪を使うのもよいでしょう。

悪いことではありませんが、実際にボスを一回の攻撃で倒してしまうと、それはそれで味気ないものがあります。

アイギナがはじめて出てきたときは、赤イゼルナ、いまいち弱い、などと思っていましたが、精神集中パラスリアナに気付いてからは、わがシノン騎士団内でも一躍トップスターに返り咲きました。

ほかのエースキャラが盾をけずっている中、ひとりで一度に30以上のダメージを与えるなど、もはや女王の風格といってよいかもしません。

ゲームの進行は、現在、8章あたりですが、ボス戦ではアイギナとダウドが心のよりどころとなっています。

その後、魔法回避スキルを持ったボスが出てきたので、集中リアナの評価は少し下方修正されることになりました。

強い敵が出てくるとあせりますが、実際には、命中率の高いキャラで攻撃すれば、割となんとかなります。攻撃が当たりさえすればの話ですが。2016/12/24


緊急回避策、ホーリートラップ(評価:E)

シスターなどが使うホーリーの先制攻撃特性を使い、さらに優先的に敵から狙われる守りの低さを逆手にとって、敵の攻撃をつぶしたり、狙われそうなキャラを守ることができます。ただし、使いにくいです。

ホーリーの精度やシスターの神聖技能は高いのですが、ホーリーがミスれば、当然、死の影が近付いてきます。敵の回避が高い場合は、精度の腕輪などで命中をあげておくという手もあります。

しかし、精度の腕輪は攻撃要員に持たせたほうが有利なことが多いでしょう。基本的には、回避の高い相手には向いていませんので、どちらにせよ危険な賭けとなるでしょう。

また、ホーリーの射程は1なので射程2以上の弓などが飛んでくると即死してしまう危険があるので注意しましょう。

ほかにも反撃スキル持ちの敵には先制攻撃としてホーリーが命中しても攻撃されてしまうので、同じく注意が必要です。

ちなみにランス攻撃にはホーリーが発動しないので、ランスで突撃されても即死しやくなっています。

イゼルナがランサーに攻撃されたとき、「あまいな」と勝ち誇ったのもつかの間、次の瞬間、ランサーの一閃でイゼルナが瀕死におちいったことを思い出しました。

それとホーリーは使用回数10回ですぐ終わってしまうので、残り回数にも注意が必要です。店にもあまり売っていないようなので多用するには向いていません。2016/12/28, 2017/2/14


致命攻撃対策(評価:D)

ふいの致命攻撃に命を失ってしまったという事態は誰しも経験したことがあることと思います。キャラはギリギリ生き残っても、馬が死亡してしまったりと、精神的にも大きなダメージがあります。

この数パーセントの危険に対して、どう向き合っていくべきか、というのも悩むところです。

このテーマは戦術というより、もはや当たり前の話になってしまいますが、致命攻撃されても耐えるだけのHPを確保しておくというのが安全な対策となります。

致命攻撃は通常攻撃のダメージに10から20くらい追加される仕様ですので、通常攻撃プラス20くらいのHPがあれば敵の致命攻撃が発動しても安心です。

ただし、再攻撃や複数回攻撃など危険もありますので、その場合は、結局のところ運を天に祈るしかありません。ベルウィックの乱数計算は毎回行われるようなので、やり直し続ければいつかはよい結果にすることができるようです。

比較的最近のFEのように数回分を乱数テーブルに保存しておく仕様だと、リセット・ロードを繰り返しても結果が変わらないというシステムのゲームもあるのですが、ここだけは助かりましたね。もそもそも5ターンセーブでやり直せますので、不運な致命攻撃被弾も、それほど大きな問題でもないかもしれません。2016/12/31


挑発による攻撃封殺や敵の後退(評価:B)

挑発は敵の攻撃からの攻撃を引き付けるスキルですが、挑発状態となった敵はターゲット以外には攻撃しなくなるので、敵の攻撃範囲の外に逃げたり、近接攻撃ができないように隣接するマスを別の味方で埋めてしまうことで、攻撃自体を封じることができます。

これも技と言うよりベルウィックの基本戦術と言えます。

面白いのは敵が攻撃できないように移動ルートをふさいでしまうと、敵が遠回りの別ルートを移動し、結果的に後方に追いやるようなことができる点です。後方へ追いやった敵は、数ターンすると挑発状態が終わり、また最短ルートで移動するようになります。これで敵軍の強敵を狙って、わざと後退させることもできます。

最大で6人という大人数が必要ですが、敵を完全に取り囲んでしまえば、敵からの攻撃を完全に封じることもできます。この状態になれば、後は射程2の弓や魔法で安全に敵を片付けることができます。攻撃にはさらに射程1の投げ槍・投げ斧などを使うのもよいでしょう。

ドラゴン系の強すぎる敵への対処にもこの挑発完全ブロックとも言うべき方法は威力を発揮します。砦や画面端などの隣接ヘックスが2つの3ヘックス三角ゾーンを利用すれば、たったの三人でドラゴンの攻撃を完全に無力化できます。ドラゴンは致命を受ける確率が高いという弱点がありますので、無力化後は2射程の弓などで攻撃し続ければ、そのうち致命攻撃が出て安全に倒すことができます。挑発を二人で行えば、ドラゴンが10匹くらい出てきても、なんとか対処できてしまうかもしれません。

ただし、この挑発ブロックは射程1以下の敵を完全に無力化してしまいますので、逆に強力すぎるという弱点があります。そのためこの記事に書くかどうかも少し悩んだのですが、どうせ攻略サイトには書いてあるでしょうから気にせず書くことにしました。それでもこれを多用してしまうと、ゲームバランスが崩壊してしまいますので、どうしてもつらいとき以外は使わないほうが、よりゲームを楽しむことができるだろうと思います。

普通の敵に使うのであれば、実際はこの攻撃完全封殺陣が完成する前に、敵を倒せてしまったりするので、あまりこの状態になることはありません。そうならないのには、同時ターンシステムのせいで一方的な一斉行動がしにくいというシステム的な要因も影響しています。2016/12/28, 2017/1/19

< 追伸:攻略サイト情報 >

挑発はラスボスにも効いたりと意外と使い道が広くなっていました。挑発さえ決まれば楽は楽なのですが、ゲームバランス的に乱用は避けたいところです。

ベルウィックはとにかく難しいので挑発の敵無力化作戦を積極的に使っていく、という場合はラレンティアが便利です。1マスの一本道通路ではラレンティアをはさめば二人で延々と敵を足止めすることもできてしまいます。

挑発は使った後に攻撃を受ける危険があるのが弱点というか試用ですが、これは射撃待機でカバーするというのが手がありました。当たりさえすればランサーでも何でも止める射撃待機はかなり優秀。2017/3/18, 2017/4/7


ターン開始後退(ヒットアンドアウェイ)(評価:A)

本作は同時ターン制で、さらに自軍の行動が最初、敵軍の行動が最後というゲームシステムとなっているため、安全なヒットアンドアウェイ攻撃が可能な作りになっています。

これを使えば守りの弱い味方でも、敵の行動終了を待ってから攻撃を行い、そのとき反撃をくらうなどして被害を受けても、次のターン開始の最初の行動で安全な場所へ逃れることができます。

とても安全な攻撃方法なので、つい多用したくなりますが、1ターンに1回しか使えないためターン制限のある戦場では実行回数が制限されてしまいます。

この戦術を使いこなせるようになると、自軍の攻撃力はかなり上がり、安定した戦いができるようになります。唯一の問題があるとすれば、これを的確に使いこなしてしまうと、若干ゲームバランスが崩れるのではないかと思われることくらいです。2017/1/19

< 追伸:攻略サイト情報込みの情報 >
この戦術はランス攻撃や後退時にも攻撃できる騎兵やに向いているようです。敵が少数となったときの敵の行動順ですが、1体だと2番目、2体だと最後に追加、それ以上はほぼ均等に割り当てられるようになっています。これを知っておくと最後に少し賢い戦術がとれます。2017/3/18, 2017/4/7


猛攻対策(ランサーなど)(評価:C)

ランサーには射撃待機が理想

全ベルウィックプレーヤーの前に立ちはだかる強敵ランサー。どう対処するのがよいのか考えてみました。ちなみにランスは「反撃」、「怒り」、「待伏せ」スキル、「ホーリー」の先制攻撃が無効です。

一番安全なのは先制射撃だろうと思います。シロック、シルウィス、バロウズ・スコーピオンで最大3体まで防御できるはずです。矢が当たらなかったり盾で弾かれると突撃を止められませんので注意が必要です。

先制射撃の準備が間に合わない場合は、普通に盾で防ぐことになるでしょうが、もうひとつの選択肢として、距離による威力アップを殺す接近戦法があります。ランサーの射程内に味方が一人しかいない場合は、あえて距離を詰めてダメージを減らすのもよいでしょう。盾が持てないキャラは近づいたほうが安全な場面もあるでしょう。2017/3/11

盾防御はコスパが悪い

ランサーなど強い敵が出てくると高性能な盾で防ぐしかない、と考えがちですが盾は破損率が意外と高く、実際には10回くらで壊れてしまうこともあり効率が悪くなっています。しかも盾熟練スキルがあっても発動率はそこそこですから、たまに被弾していしまい、一気に窮地に立たされることも。

一番問題なのが盾を買う軍資金です。資金が潤沢ではないシノン軍では捕縛をうまく成功させないことには貧しい状態が続きます。盾はCC条件のキャラ以外が使うのはあまりおすすめではありません。お金さえあれば盾チームももっと活躍できるのですが…

死闘は発動阻止

死闘は相手が反撃できなければ発動できません。自軍の武器装備解除で簡単に発動が防げます。

アサシンには高命中率の弓矢

中盤以降は何度も潜んでからの致命攻撃を繰り出してくるアサシンは実にやっかいな敵です。HPは少なくてもこちらの攻撃自体が当たらないので討伐に何ターンもかかってしまうこともしばしば。

対処法はいろいろとあるでしょうが、スナイプアローや狙撃がおすすめです。死闘を挑んでもよいのですがウォロー先生もレオンも致命を3回もくらえば命を落とす危険がありますので、ちょっとした賭けになってしまいます。死闘の途中で武器が壊れた日には失策だったと後悔することになってしまうでしょう。8人までなら倒れてもボーナスがうまいので問題なしという場合は、悪くもありませんが。2017/4/6


ドラッケン、ドラゴン退治研究(評価:C)

強すぎるのがいきなり出てきてプレーヤーを困らせる飛竜などのドラゴンですが、対策を考えてみました。

基本的には弱点属性を魔法や弓で攻撃する、あるいは致命を受けやすい弱点を利用して致命確率の高い武器で攻撃するのがセオリーとなっていると思います。それ以外では、上のほうで説明している挑発ブロックを使うというのがベテランプレーヤーの常套手段となっているかもしれません。

ドラゴンの攻撃は命中率が高く、ダメージも多いので、HPが少ない兵が攻撃をくらってしまうと、戦闘不能におちいってしまうことがあるので注意が必要です。キュアヒールやキュアポーションを忘れないようにしましょう。

ドラゴンは移動力が高いので、相手の行動を待ってからの攻撃することが多くなるでしょう。ドラゴンの自由移動を待つとどこに移動するか分からないので作戦を立てにくくなりますので、誰かをおとりにすることになります。誰をおとりにするのがよいかと考えると、戦闘不能が怖いので強健スキル持ちということになりますが、神聖魔法のホーリーで停止させることもできるようです。ホーリーストップならダメージもありませんので、これが一番安全なおとりとなるでしょう。

ドラゴンは飛行タイプで射程0武器では攻撃できません。弱点属性や致命武器で攻撃する場合、魔法や弓など1射程以上の武器で攻撃することになります。ドラゴンは回避が高いという特性がありますので通常攻撃だと命中率が低く、攻撃を当てるだけでも一苦労です。そのため精神集中や狙撃など命中率が上がるスキルが活躍します。ちなみにホーリーストップも神聖技能が低いと危険な賭けとなってしまいます。

弱点属性を攻撃する場合、命中率が低かったり、属性を持つ矢が足りなかったりと思いのほか苦労してしまいます。致命率の高い武器もそれほどある訳ではありませんので、どちらを選んでも結局は苦労することになります。

攻撃は、精神集中の致命攻撃で大打撃を狙うか、反撃覚悟で石弓のリピータボウやガトリングボウを使う、あるいは2射程のシロック連射に頼るというのが効率的な攻撃方法となります。

このほかに0射程武器で攻撃できる兵がひとりだけいます。それは唯一の飛兵、ドラゴンナイトのラレンティアです。当然、反撃の危険はありますが、剣技能を高めておけばカリスソードで致命を狙えたり、初めからもっているエウシュプロネも精度が高いので安定した雷属性攻撃が可能となります。キルブレードやニードルスピアも致命確率だけでなく精度も高く使いやすくなっています。その他の属性武器も弱点属性があれば役に立ちます。ラレンティアも安全に戦えればよいのですが、反撃の危険があるので、結局のところ最後の止めをさすときくらいしか使えないかもしれません。

色々と考えてみましたが、何と言っても一番安全かつ確実な退治方法は挑発ブロックです。挑発した後に攻撃可能ヘックスを封じてしまえば完全に無力化できます。後は挑発が切れていないか確認するだけ安全にしとめることができます。ただし、この方法はバグやチート技に近いのでいちまつの寂しさを感じさせるものがあります。

卑怯な手を使っても勝ちたい、あるいはそれしか勝てる方法がない場合は仕方ありませんが、ズルいことをするたびにゲームとはいえ仮想世界における、世界とプレーヤーの間にあるリアリティが低下してしまいます。

少し道徳的な、いわゆるスピリキュアル的な、あるいは宗教的な話になってしまいますが、ズルいことをしてしまうと、プレーヤー自身の心の健全さや、おおげさに言うと魂の気高さや人徳のようなものが少しずつ失われていってしまうので、ゲームも人生も楽しめない方向へ傾いてしまいます。

人間の生き方の本質は、仲間同士で社会を築き生きていくというものです。こういう人にとっての普遍的な事実は、子供や精神の未熟な人には、しょせん分からないことでしょうが、心の健全さや魂の気高さ、人間精神の完成を目指すような考え方は、人が最終的に求めるような個人の最終目的のような状態のひとつです。いわゆる、悟りのようなものです。すべての人は人にとっての真実を悟ることで、無駄な不安などを振り払い自然な、ある種の満ち足りた人生を送ることができるようになるのですが、まあ、このベルウィックの記事としては、あまり必要のない説明となってしまいました。この件はそのうち別の記事にまとめようと思います。たとえば大金を手に入れた人や巨大な権力を手に入れた人が、どうみても幸せそうな顔をしていないことがあります。競争に勝った彼らは勝者であり、勝ち組のトップであるという扱いになってはいますが、それは世間的な話でお金や権力は、人を幸せに条件ということではないのです。あまり幸せについて語ると、宗教の勧誘のようになってしまい、警戒してしまう人もいるでしょうが、宗教団体に入ることが幸福や悟りへつながるのではなく、自分自身が行うひとつひとつの正しい行動、よい行動が、自分の生き方自体が幸福や悟りへ近づける一歩となるという、割と当たり前のことを説明したつもりです。多少強引に、ざっくりと単純化してしまうと、よいことを続けた人がよい人生を送ることになるという常識的な、とても単純な話です。この文章を読んだときには理解できなかったとしても、この簡単な真理を覚えておけば、いつか年を重ねていくうちに理解できるようになるのではないかと思います。逆に考えると、これが理解できないと、いつまでも不正や犯罪にまみれた生き方を続け、不幸は最期を迎えることになることが予想されます。悪人の人生は嘘や裏切りがあふれていますので、お金や権力を手に入れたところでよい人生を送ることはできません。自分がよい人間となり、同じようなよい人間に囲まれた人生を送るというのが、人生の理想ともいうべきよい人生となります。2017/1/19


ダブルヒーラー(評価:C)

10章まで終えたところで、結局のところ、回復役のヒーラーを二人出撃させて、回復力を強化するのが楽な戦い方だと気が付きました。4章くらいからオルウェンのレンジヒールが使えるようになるので、そこから先はダブルヒーラー体制にすると、かなり安定した戦い方ができるようになります。

ダブルヒーラースタイルの利点に気付くまでは、全員にポーションを持たせたり、それでも足りずにポーションを2つ持たせるというスタイルで戦っていました(ポーション携帯義務)。ポーションはコストパフォーマンスが悪いですから、そこまで回復を重視するなら、ヒーラーを増やしたほうが安上がりとなっていたはずです。

10章の時点でレンジヒールが1500Dから2500Dへと値上がりしていました。魔法回復のコスパ的なメリットも高くなり過ぎないようにバランス調整されているようです。

回復力を強化することで、少しくらい強引に攻めても耐えることができるようになりますので、被害を恐れずに攻められるようになります。そうすることで結果的に殲滅力も上がることになります。

以前は、10人以上などの大人数が出撃できる戦場にならないと、ダブルヒーラーは必要ないと思っていましたが、7人などの少人数での戦いのほうが同じ兵を使い続ける場面が多くなり、結果的にダブルヒーラー戦術が力を発揮することもあります。

RPGの戦闘で言うと、FFは攻撃重視、ドラクエは回復重視の戦闘スタイルが有効な戦い方になっています。FFの戦闘は攻撃重視で、いかに大ダメージを与え続けるかというのが課題となりますが、それに引き換えドラクエは、いかに死なないように回復し安定した戦いを続けるかというのが戦闘の課題となっています。

ベルウィックはRPGではありませんが、戦闘では死なないことが最重要課題となります。そのためドラクエのように回復重視の安定志向で戦うのが向いていると分析できます。

単純な出撃メンバー選びに思えるかもしれませんが、ダブルヒーラースタイルは戦死を未然に防ぎつつ、攻撃チャンスを増やすというベルウィックにマッチした戦術となっています。2017/1/20, 2017/1/24


渋滞戦術(評価:D)

終盤の14章で思いついた戦術で、敵が移動できるマスをふさぐことで大軍の攻撃を封じ込めるという知的な戦術です。

渋滞のフタとなるキャラがうまく敵から攻撃を受けない状態、たとえばラレンティアで無効化する、敵の武器を破壊するまで使わせるなどの状態に持ち込めれば完璧です。しかし、実際にはたいていの場合、しばらく攻撃に耐えなければなりませんので、回復役もセットで配置することになります。

9章の砦と川の間、14章の砦北門、15章の増援、などで使う機会がありました。騎馬相手だと再移動されてしまうので、騎馬以外でなるべく狭い場所のほうがやりやすくなります。

機会が少ないのと回復役が必要となり面倒なことから評価は星2つとしています。2017/3/9

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