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再開

ベルウィックサーガ戦記

berwicksaga_record_of_the_war_restart, 2016/10/15

2005年に発売された「ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ」というゲームの話です。FEに近いシミュレーションRPGです。

発売当初に少し遊んだまま、いまひとつ面白さが分からずに放置していたのですが、息抜きとしてのゲーム全体を再評価するにあたり、再開することにしました。

元々、FEの作者にあたる人が作ったゲームということで期待していたのですが、FEとはかなり違うプレイ感にとまどい放置していました。

全体的に攻撃の命中率が低いことと、戦闘時の反撃率が100%ではないこと、FFのATBのような同時ターン制、5ターン毎にセーブしてやり直しができることなどが、主な違和感の理由でした。

同時ターン制というのは、1ターンで行動できるのは1回ですが、誰をどの順番で動かすかで戦略性が生まれますので、これはこれでよいかと思います。先に動かすか、後で動かすかで戦況が変化しますので工夫が必要となります。

戦闘時の反撃ですが、基本的には、相手の攻撃を避けたとき、さらに戦速という攻撃速度が一定以上のときだけ反撃します。FEが100%反撃するのと比べると、たまにしか反撃しないような印象です。

5ターン毎にセーブできるシステムですが、攻撃の命中率が低いゲームが5ターン毎に何度もやり直せるシステムとなっているとなると、何度もやり直してしまうのが人情というものです。

やり直しを繰り返しているうちに、これは運まかせのゲームなのだと思うようになりました。

このあたりで急速にゲームへの興味を失い、放置されることになりました。

10年近く放置したあげく、なぜ今になって再開したかというと、息抜きとしてゲーム自体を再評価しただけでなく、FEの作者が作ったのだから、いい加減な作りになっているはずはないと思い直したからです。

一応、インターネットで調べてみたところ、本作は控えめの命中率をいかにコントロールして戦うかというのが、遊びどころとなっているという意見が出ていました。命中率の低さや反撃をしないシステムにストレスを感じていましたが、そう言われてみれば、それなりに納得できる部分もあります。

本作ではレベルアップでの基本能力アップよりも、レベルアップ以外でも実際に攻撃することで上がる武器の技能上げが重要となっていることも分かりました。

このあたりの知識を得たところで、いよいよ実際にプレイしようかという気分になってきました。2016/10/15

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