まず、統合失調症の患者さんが、100人以上、
入院している精神病院では、
1年に1人ぐらい突然、死亡することがあります。
1年間に入院患者さんが突然、死亡する確率は0.3%から1%であり、
300人前後、入院している精神病院では1年に1回前後、
突然死があるということです。
突然死があっても、通常、遺体の病理解剖はされないので、
正確な死因は分からないのが実情です。
ところが、都立松沢病院は、
統合失調症の患者さんが突然死したときに病理解剖して、
死因を特定しています(文献2)。
この研究によると、突然死の最大の病因は、
肺動脈が詰まるという肺血栓塞栓症
(はいけっせんそくせんしょう)だそうです。
引用元:統合失調症と突然死 ( メンタルヘルス ) - 自衛隊の犯罪を斬る 2018/6/10 2018.12.6
精神科医が向精神薬を大量投与することがありますが、大量投与された患者さんは突然死する場合があるので、大量投与は拒否しましょう。
大まかな目安では、クロールプロマジン換算して1000mgを投与すると、大量投与になります。症例によっては、クロールプロマジン換算で3000mgを投与しても死ななかったという症例とか4000mg換算を投与しても死ななかったという症例もあり、大量投与された人、全員が突然死するわけではないのですが、100人に1人ぐらいは突然死するようです。
死んで良いことはなにもないので、クロールプロマジン換算で1000mgを超える服薬は絶対にやめましょう。
引用元:統合失調症について ( メンタルヘルス ) - 自衛隊の犯罪を斬る 2018/5/1 2018.12.6