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在日朝鮮人と日本人

在日問題を考える前に

Korean-people-residing-in-Japan-and-Japanese-people, 2017/5/28, 評価(C)
在日という言葉を使うときにもうひとつ出てくるのが、日本人と在日の違いは何かという疑問です。私の考える日本人としては、日本政府のために命を捧げろとはいいませんが、すべての国家のなかでは、自分の属する日本の平和や利益を最優先する程度の愛国心は備えているべきだと思います。

その人が日本を優先できないということは、その人が日本という国に属していない証拠だと言ってもよいでしょう。安倍内閣の売国政治などはその典型と言えます。誰の利益を重視しているか見れば、その人や所属組織が自然と分かってくるものです。

在日問題、あるいは日本人への融和問題では、祖先が誰かといった人種的なことは、本人が選んだことでもありませんので特に重要ではないでしょう。たとえば黒人系の日本人がスポーツだけでなく政治・経済の分野で大活躍したとしても一向に構いません。むしろ日本人として活躍できる人材であれば、いくらでも活躍してほしいところです。

移民問題となると反対する人もいますが、よいものは受け入れて自分の文化に取り入れるといった懐の深さが本来の日本文化の特徴でもあります。日本のために活躍している外国出身の人たちに対して、マスコミが「青い目のサムライ」という言い方をしています。これは結果的にマスコミが広めている言葉ではありますが、多くの日本人の間に違和感なく広がっていった言葉です。これには優秀な人に対して、優秀である点から正しく評価できるという日本人の懐の深さが現れています。

日本にも、個人レベルや庶民レベルでは海外であっても国内であっても新しくやって来てた人を差別するということはあります。しかし、これは世界的にある、人にとってある種の普遍的な防御反応のようなものにすぎません。日本文化全体で見れば、知らない土地からやってきた新参者であっても、何らかの実力さえ認められれば人種や民族の違いを超えて評価されてきました。

あまり活躍しすぎると嫉妬され、人種や民族を非難の理由にあげるような人もいますが、これはその人のモラルの問題で、底意地の悪い人はどこにでもいますので、日本文化の責任ではないでしょう。

そうとはいえ、実際には海外の文化で育った人がすぐに日本人になれるかというと、なかなか難しいものがあります。私のイメージでは3世代程度日本で日本人として暮らすと、元々いた日本人とほぼ同じレベルの日本人になれるのではないかと思います。

ところが日本人対在日朝鮮人の問題は、3世代目に入っている朝鮮系の日本人がいまだに日本人化していない点にあります。これは民族学校などで朝鮮文化や反日文化を教えているというのもありますが、背後のエリートネットワークが意図的な分断工作を行っている影響が強いとみられています。日本人と在日と呼ばれる朝鮮系日本人の対立の原因はここにあります。

在日朝鮮人の子孫にあたる人ではなく、韓国で育ってから日本へやってきた、ある種の本当の在日韓国人の人であっても、エリートネットワークに属していない、あるいはその影響を受けていない人もいて、彼らは韓国文化人でありながら日本文化人と融和し、日本文化になじんでいます。彼らの子供であれば、2代目くらいには韓国系日本人として日本人になれるのではないでしょうか。

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