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ソ連は実験・世界政府の見本、未来の科学的独裁制、子どもの教育 バートランド・ラッセル  by 気まぐれです。

「気まぐれです。」というサイトの魚拓の転載です。
(https://web.archive.org/web/20131225234418/http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/09/blog-post_2.html)

第3代ラッセル伯爵、バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル(Bertrand Arthur William Russell, 3rd Earl Russell, OM, FRS、1872年5月18日 - 1970年2月2日)

英国の貴族、哲学者、ノーベル文学賞受賞者・論理学者、数学者で、一般的には平和主義者とされている。1955年の「ラッセル=アインシュタイン宣言」は、義務教育で義務的に習う。世界連邦政府の実現を求めた。






サイバネティクスからリトルトンまで:マインドコントロールの技法
ジェフリー・スタインバーグ 
http://www.larouchepub.com/other/2000/2718_cybernetics_to_littleton.htmlより

(戦後すぐ、)心理学などの社会科学をマルクス・フロイト式にねじ曲げて一般社会のコントロールと洗脳に使おうという、 フランクフルト学派とロンドンのタヴィストック研究所による協力が始められた。その米国の知的伝統に対する攻撃の2本柱は、サイバネティクスおよび麻薬のカウンターカルチャーだった。戦時中に実験した大衆心理の操作技法を使って米国民を邪道に導きコントロールするというその目標について、当時、幾人もの著名な社会科学者たちがオープンにべらべら喋っていた。彼らが力点を置いたのはほとんどの事例において子供たち、それから家族生活の枠組みを破壊する必要性だった。

フランクフルト学派によるこの大規模な社会工学の取り組みに加わったバートランド・ラッセル卿は、1951年の著書『科学が社会に与える影響』(”The Impact of Science on Society”)の 中で秘密を漏らした。

「生理学と心理学は、いまだ発展を待ち受ける科学的技法の分野である。それらに基本的矛盾があるという見方を私は受け入 れない。それらを基盤としてどのような構造物を建てられるかはまだ見えていない。最大の政治的な重要性を持つ主題は、大衆心理学だと考える。. . . .

現代のプロパガンダの手法によってその重要性は莫大に増した。そのうち最も強い影響力があるのが、”教育”と呼ばれているものである。宗教にも、減少しつつあるとはいえど一つの役割がある。報道、映画、そしてラジオの役割が増している. . .」

「そのうち、対象者を幼い時に捕まえることができ、国から金と装置の提供があれば、誰でも、誰に対してでも、何でも説得できるようになること が期待される」。「その主題に最大の進歩が生まれるのは、科学的独裁制の下で科学者たちによって取り上げられるときだろう. . . . 未来の社会心理学者たちは、たくさんの学級の子供たちを相手に、雪は黒いという揺るぎない確信を作り出すための様々な手法を試すだろう。すぐにあらゆる結果が出るだろう。

第一に、家庭の影響は妨害的である。第二に、10才以前に教義の植え付けが始まらなければ大したことはできない。第三に、詩を音楽に合わせて何度も詠唱するのはとても効果的である。第四に、雪は白いという意見は奇抜さを好む病的なテイストを示しているとされなければならない。だが私は期待している。これらの格言に正確に従い、雪は黒いと子供たちに信じさせるために一人頭どれだけのコストがかかるのか、雪が濃い灰色だと信じさせる場合はどれだけお安くな るのかを突き止めるのは、未来の科学者たちにかかっている」。

ラッセルは警告と共にしめくくる。「この科学は念入りに研究されるが、厳格に統治階級向けにとどめられるだろう。自分たちの信念がどのように生成されたものなのか知ることは、一般大衆には許されないだろう。その技法が完成されれば、一世代の教育を司るすべての政府は、軍や警察を必要とせずに臣民を確実にコントロールできるようになるだろう」。

ラッセルは何十年もに渡って科学的独裁制の構想に取り組んでいた。1931年の著書『科学的展望』(”The Scientific Outlook”では、「科学的な社会における教育」に一章を割いている。


『科学的展望』の抜粋
http://infowars.wikia.com/wiki/The_Scientific_Outlook


行動主義について


"公告(パブリシティ)を支配する者たちにとって、軽信してもらえることは有利になる一方、個々の人にとっては、批判的な判断力を持つことが有益になりやすい。したがって国家は、科学的に考える習慣を作り出すことを目標にはしない。例外はごく少数の専門家である。彼らは良い報酬を与えられるので、現状維持を支持するのが決まりになっている。 良い報酬を与えられない者たちの間では、軽信が国家にとって一層有利に働く。したがって、学校の子供たちは言われた通りのことを学び、不信を表明すると罰せられる。 このようにして条件反射が確立され、年のいった重要人物が威厳を持って話すことを何でも信じるようになる。" - p155 [1]


一般大衆および異なる類の教育について


"同様に、科学的支配者は一般的な男女にはある種の教育を提供し、科学的な権力を持つようになる者たちには別の教育を提供する。一般の男女は、従順、勤勉、 几帳面で、考えず、満足していることが期待されるだろう。これらの品質の中では、満足がおそらく最も重要だと考えられる。それを作り出すために、心理分析、行動主義、生化学すべてのリサーチが実行に移されるだろう。 ... ほぼ全員が、ノーマルでハッピーで健康な少年少女になるだろう。食べるものは両親の気まぐれに任されるのではなく、最高の生化学者たちが推薦するようなものになるだろう。ほとんどの時間を大空の下で過ごし、本からの学習は必要最低限以上には与えられないだろう。そのように作られた気性の上に、下士官の訓練手法、またはボーイスカウトが使う、もう少しソフトな手法によって、従順さが課せられるだろう。すべての男女は「協力的」とよばれるものになるよう、幼い頃から学ぶであろう。つまり、皆と全く同じ事をするようにだ。これらの子供たちには、イニシアチブや不従順さを罰なしにはできないようにして思いとどまらせる。それらをなくすための科学的な訓練があるだろう。" - p251/p252

"しかしごく稀に、通常社会的地位を決定する年代を過ぎた少年や少女が、支配者と同列のような、きわめて画期的な能力を示す際に、深刻な検討を要する一つの難しい状況が浮上する。もしその若者が過去の人脈を喜んで捨て去り、自らの運命を心から支配者の側に投入するなら、適切な試験ののちに、彼はプロモートされてもよい。しかし、彼が過去の人脈との残念な連帯をいくらかでも見せるようなら、支配者たちは残念ながら結論づけるだろう。彼に対してできることはもう何もない。唯一、誤った規律を持つ彼の知性が暴動を繰り広げる時間を見つけてしまう前に死の部屋へと送るだけである、と。これは支配者たちにとって痛ましい義務だが、彼らはその実行にひるみはしないと思う。" http://www.larouchepub.com/other/2000/2718_cybernetics_to_littleton.html



「ソビエト連邦と同じぐらい完全で精巧な」少数寡頭勢力による社会について


"長いあいだ民主主義に慣れた国々の中では、これらの少数寡頭勢力の帝国は民主的形態の背後に隠されているかもしれない。ローマのアウグストゥスのそれのように。しかし、その他の場所においては隠されていない。新しい種類の社会を建設する科学的実験が行われるとすれば、見識のある少数寡頭勢力の支配は必要不可欠だ。 異なる少数寡頭勢力同士のぶつかり合いもあるかもしれないが、究極的にはどれか一つの少数寡頭勢力が世界支配を手に入れ、現在のソビエト連邦にあるような、完全で精巧な一つの世界規模の組織を作り出すだろう。"- p203

ソビエト連邦について

"その実験はまだ進行中であり、成功するか失敗するかの予想に出ようとするのは、気の急いた人間だけだろう。ソビエト連邦に対する友と敵両方のこれまでの態度は、非科学的であるのみだった。私自身としては、ソビエトのシステムにおける善や悪の鑑定を気負ってするつもりはない。ただ、考え抜かれた計画の立案という要素によって、ソ連はこれまでで最も完璧な科学的社会の見本になっている、と指摘するだけである。

まず第一に、製造と配給の主要因のすべてが国家に管理されている。第二に、全教育は、その公的な実験を支援する活動の刺激となるように設計されている。 第三に、国家はソ連領内に存在していた様々な伝統的信仰の代理宗教となるべく、できる限りのことをしている。第4に、文学と報道は政府に管理され、その建設的な目標をたすけると思われるものとなっている。第5に、家族は、国家への忠誠と競い合う忠誠を表すものであることから、徐々に弱体化されている。 第6に、5カ年計画では、特定の経済バランスと製造効率の実現に対して国の建設的エネルギーのすべてが傾けられている。それによって、十分な物質的快適の度合いが皆に保証されることが期待されている。" - p170[2]

世界国家および化学的な戦闘手法について

"組織化された世界国家から派生するアドバンテージは大きいし、明らかである。まずなによりも戦争に対する安全があり、現在、兵器競争に費やされている努力と支出のほぼすべてをセーブすることができる。我々は仮定しなければならぬ、主に航空機と化学的な戦闘手法を用いた、ただ一つの非常に効果的な戦闘兵器があるだろうということを。それは当然、拒みがたいものであろうし、したがって、拒まれないだろう。" - p173[3]



米国労働党報告書(1978)「米国に対する英国のアヘン戦争」
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/08/ii9.html
・・・ジャーディン・マセソンのケズウィック家、ペニンシュラ&オリエント蒸気船のインチケープ家、ラッセル家、サザーランド公爵とエルギン公爵は、第一次アヘン戦争に始まり、英国で最も重要な銀行の理事名簿に至るまで、何度も何度もおでましになる。この政略結婚でつながっている同じ豪族たちが、香港上海HSBC、ジャーディン・マセソン、バークレイズ銀行、アングロアメリカン、N.M.ロスチャイルド、ラザール・フレールを含む、ロンドンの全ての銀行、鉱業、輸送会社をコントロールしている。
第一次アヘン戦争当時の首相は、スコットランドフリーメーソン団のパルマーストン卿だった。外務大臣は第6代ベッドフォード公爵の息子で、20世紀で最も危険な英国の諜報工作員バートランド・ラッセルの祖父にあたるジョン・ラッセル卿。バートランドは数々の秘密作戦に加え、中国との麻薬取引が最盛を迎えた戦後期を通してずっと、英国諜報部のために周恩来との関係を維持。


バートランド・ラッセル、ゴルバチョフ、羊の群れ
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/09/blog-post_24.html


「科学的な独裁制は世界中にできると 思いますけれども、それは恐らく、”1984”のパターンよりも”すばらしい新世界”のパターンに相当近いものではないか・・・”すばらしい新世界”のパターンの方が”1984”のパターンよりも恐らくはるかに効果的だからでございます」。 オルダス・ハクスリー
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/08/blog-post_9.html



「黄金時代とは、社会主義的・共産主義的な社会です。だからメーソンの提唱者の書いたものを読むと・・・例えばH.G.ウェルズは、新世界秩序の実現方法について何冊も書き ましたし、ファビアン社会主義者なんかも皆、詳細な計画を抱いていました。すべては社会主義的・共産主義的な理想郷のためでした。表面上は本当にすばらしい、最高な響きです。でもジョージ・オーウェルの”動物農場”みたいなものです」。フリッツ・スプリングマイヤー
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/07/5.html



ローレン・モレ 「チェルノブイリは故意に操作されたものだった、とインドの海軍大尉から聞きました。もちろんMI6、CIA、モサドが結託していたに違いありません。理由は冷戦を終わらせ、ロシアの体制を変えることです」
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/07/haarp.html

チェルノブイリ上空で電離層のゆがみ 原子炉爆発の20秒前に地震
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html

『鉄の山からの報告』(1967年出版)
(1)戦争の脅威は、別の脅威によって代替されなければならない。それは世界規模である事が望ましい。
(2)地球環境(エコ)の脅威はいくつかの代替候補の中でもベストだ。
(3) その脅威への「解決策」の適用に向けて民衆が準備出来るよう、その脅威が培養(成長促進)されなければならない。
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html

大企業は、自分たちの目的・目標を達成するために、自由社会における中立的な市場の維持よりも世界の社会主義化のほうに熱い関心を抱いていた
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/09/blog-post_5.html
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