人体共振に関する私的メモ体または体の一部は固有振動数を有する。この固有振動数と同じ低周波を体に放射されると、固有振動数に一致した、体全部または体の一部が共振する。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14153638299?__ysp=5Lq65L2TIOWFsemztCDlhbHmjK8gSHogMUh6IDJIeg%3D%3D
体全体に垂直方向の共振 2Hz
人体の骨格系の垂直方向の主共振 6Hz 前後
(腰より上部では 6 H z 付近に背中上部の共振があり,胴体上部全体は大きく揺れる)
頭部が強く共振 4Hz
著しい不快感 5Hz
肩部,頭部 7Hz 付近
背中上部 10Hz
腰部 11Hz 付近
頭部 1 2 H z 以上
眼球 15Hz,60Hz
※眼球の共振のため、視界がぼやける。
頬や一部の皮膚表面の局所的な振動を強く感じる 15Hz 付近
胸部(声がしわがれ声になる。) 10から20Hz
呼吸困難、胸の痛み、条件によっては、胃腸からの出血。1から25Hz
15 m/s2 to 100 m/s2 の加速度を経験する。海抜0メートルの加速度は、9.8m/s2
※2 Hz 以上の場合には、心臓、呼吸器官、ホルモンに影響
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:bHyvLy1Pu7wJ:w...
上記の表のように頭部と胸部の一部を除いて可聴域の20hz以下が固有振動数なので音として存在してません
次に体内を伝達するかに関してとどう感じるかの記述が続きます
1)「人体の振動感覚評価の基準とその機構に関する研究」研究報告者 玉置 元(工学研究科 機械工学専攻 助手)
「プルプルと揺れていると感じる二の腕部の筋肉・皮膚等を含む非骨格部全体の固有振動数が,ちょうど人体の骨格系の垂直方向の主共振付近(Fig.2 人体頭部の振動伝達率)として重要な 6Hz 前後に存在している.」の記述
(2)「人体の振動感覚の定量化に関する基礎研究 玉置元(都立大院)吉村卓也(都立大院)品川貴志(都立大)」
「10Hz付近を境にその様子が変わる事がわかる.それ以下の周波数領域では腰から上の体全体が全身振動しており,胴体上部全体は大きく揺れる.10Hz以上の周波数では,十数Hzに頭部の共振峰が観察されるものの,各部はほとんど揺れておらず,特に15Hz付近より高い周波数では,各部とも伝達率は非常に小さい」の記述
(3)「人体の振動感覚の定量化に関する基礎研究 玉置元(都立大院)吉村卓也(都立大院)品川貴志(都立大)」
「正弦波加振では10Hz以下の低い周波数では体全体が加振される為,姿勢を維持しようと被験者は無意識のうちに頭部の揺れを抑えるよう適応的に変化させていると考えられる.」の記述
「人体の振動感覚の定量化に関する基礎研究 玉置元(都立大院)吉村卓也(都立大院)品川貴志(都立大)」
「10Hz を境に人体の振動知覚メカニズムが変わっている可能性を示しており,人体の振動特性(10Hz より低い周波数では全身振動が支配的であるのに対し,それより高い周波数では皮膚表面の振動や局所的な振動が優位になってくる)」の記述
(4)「人体の振動感覚の定量化に関する基礎研究 玉置元(都立大院)吉村卓也(都立大院)品川貴志(都立大)」
「10Hz 付近を境にその様子が変わっている事がわかる.それ以下の周波数領域では腰から上の体全体が全身振動しており,腰はシートとほぼ同振幅で動くが,腰より上部では 6 H z 付近に背中上部の共振があり,胴体上部全体は大きく揺れる.特に肩部,頭部は 7Hz 付近で特に大きくなる.付近の 11Hz 付近で腰部に共振峰が観察できるが」の記述
(5)「人体の振動感覚の定量化に関する基礎研究 玉置元(都立大院)吉村卓也(都立大院)品川貴志(都立大)」の記述
「特に 15Hz 付近より高い周波数では,各部とも伝達率は非常に小さく周波数上昇に伴ってどんどん小さくなっていく.これは体全体が動くような振動ではなく,頬や一部の皮膚表面の局所的な振動を強く感じると言う被験者の感想と良く一致する. ランダム加振による伝達関肩部が 6 H z 付近で最も大きく揺れ,次に腰部が 10Hz で大きく揺れる.10Hz においては背中上部も他の周波数より大きく揺れている.1 2 H z 以上では頭部が大きく揺れ,肩部はほとんど揺れていないことがわかる.」の記述
とありますように15hz以上の振動はほぼ伝達しないとありますから可聴域の振動は頭部なで伝達しないです
骨伝導は頭蓋骨か?という質問ですが
私が先の回答で書いたのは聴力検査で行う骨伝導検査の事です
私自身検査を受けてます。経験上鼓膜より良く聞こえますよ
上記の論文は外部からの振動にかんしてですが
例えば内部からの振動(咳とか音声)に対しては頭部はもちろん気道を通して肋骨が可聴域で共鳴しますね。これは誰もが体験できますがこれも音としてどれくらい聴覚神経がとらえるかはしるところではありません
(引用終わり)
低周波ノイズや超低周波(音)について
https://ameblo.jp/stop-electronic-torture/entry-12139395735.htmlこれであなたも(クルマに乗った際の)人体共振ツウ? [クルマ]
https://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-11-141〜2Hz:三半規管
4〜7Hz:頭部
5〜6Hz:脊椎(上体)
10数Hz:内臓
12〜13Hz:上腕/太ももの筋肉
20〜30Hz:皮膚
(引用終わり)
身体各部の振動共振周波数については椅座位 ,垂直方向では眼の 20Hzを除 き,}ヨこ 2−8Hz の範囲に あ る。立位の水平では低周波の 1−3Hz 垂直では4−7Hzとなっている。臥位では足,頭蓋 50−70Hzを除くと椅座位 ,立位と同 じく低周波域に共振周波数がある 。
(振動の生体反応 Human Response to VTibration - J-Stage より引用)
視力の低下(Dupuis and Zerlett,1989).Dupuisら(Dupuis and Hartung, 1979,1980)は,角膜反射法を活用した人体実験により, 眼球の変位は周波数が12.5 Hz~31.5 Hzの間で明らかに増大することを確認している.
またDupuisら(Dupuis and Zerlett, 1989)は,20~25 Hz 付近で眼球が共振し,視力の低下を伴うことを指摘している.さらに,Ishitake ら (Ishitake et al.,1998)は,8 Hz から80 Hzの間の10種の周波数により着座した被験者が緊張状態とリラック状態 における視覚機能の実測を行っている.
16 Hz において最も視力が低下することを報告している
自動車用シートに着座した場合の振動による視力低下に関する実験的研究より 引用
※人体の共振数のほとんどが20Hz以下の超低周音波域にあります。
興味のある方は、調べてみてください。
【声でグラスを割る!】共振現象と固有振動数
https://www.hellocybernetics.tech/entry/2017/05/24/053321(memo)
音兵器としての超低周波
http://yuramorio.com/?p=1324超音波攻撃と、低い周波数の音波を利用した人体共振攻撃が、電波攻撃と併用されていると感じます。
それぞれを混在せずに、正確に分析することが今後の課題です。
今回取り上げた人体周波数がどこまで正確かはわかりませんが、大体20Hz以下の低い周波数に人体の共振数があるようです。一部はもう少し高い周波数ですけどね。また、共振周波数には若干の個人差があり、姿勢によっても変わってくることがわかりました。電波にも音波と同じく、共振数があります。興味のある方は、調べてみてください。
参考文献
・振動の生体反応 Human Response to VTibration - J-Stage
・338 人体の振動感覚の定量化に関する基礎研究(ヒューマン・ダイナミクス2)(OS.15 : ヒューマン・ダイナミクス)
・自動車用シートに着座した場合の振動による視力低下に関する実験的研究
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