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目次 > テクノロジー犯罪 > サイバー攻撃 >
被害者向けのパソコンの直し方
集スト被害者がやるべきこと
被害者のパソコンはすぐに工作されてしまい動かなくなったり動きが遅くなったりすることがあります。
ここではパソコンを買ってきた最初の状態に戻す方法と被害者がやっておくべき対策を考えていきます。
今はネットで情報共有し成果を後世に伝えていく時代ですからそのためのPC環境を自分で守れるようにしておくことは大切なことです。
今回は管理人がWindos10をクリーンインストールしながら記事を書いています。
他のOSは申し訳ないですがだいたいのことはネットで説明している人がいるので各自で調べてください。 2020.8.29
目次 > テクノロジー犯罪 > サイバー攻撃の被害と対策 >
How_to_set_up_a_personal_computer_for_the_victim, 2020.8.29, 2022.12.7, 評価(A)
更新履歴
2022.12.07 再インストールの前のデータ保存 追加
2022.12.07 保証期間中なら保証に頼る 更新
2022.12.07 結論:Windows10はリカバリメディアが盗まれても元に戻せる 更新
2020.09.03 結論:Windows10はリカバリメディアが盗まれても元に戻せる
目次
結論:Windows10はリカバリメディアが盗まれても元に戻せる
作業を始める前の確認
フリーのバックアップツールを試してみた
OSクリーンインストール
インストール後の対処
自分のPCのバックアップをとる
パスワードの運用
PCの選び方
Windows10はリカバリメディアが盗まれても元に戻せる
2万円近く払って手に入れたWindows10ですがUSBのインストールメディアが2~3日でなくなるというトラブルが発生しました。
OSをダウンロードができることは知っていたので調べてみるとUSBメモリかDVDが必要になりますが何度でも作り直すことができることに気がつきました。
クリーンインストールすれば中身は何回でも元に戻せるということです。
初期状態にはなりますし、PCのハード部分が壊れていないことが条件ですが、サイバー攻撃で重くなったり、OSやアプリの機能が使えなくなってしまったPCも元に戻せるということです。
注意
- クリーンインストールにはネット環境と正式な認証キーが必要
- 中古PCユーザーなどで認証キーがない人はOSやライセンス自体を買う必要がある
- クリーンインストール用のリカバリメディアはネットカフェでも作れる
- リカバリーメディアは専用メディアになるのでUSBメモリなどは内部データは消える
参考 検索「リカバリメディア 作り方」
集ストのスパイたちはOSをインストールしたり、メーカーPCを初期状態や保存した状態に戻すためのリカバリメディアを盗んでもいいというルールがあるようです。
ですが、仮に盗んだとしても無駄だということが証明できました。
これで紛失したリカバリメディアが見つかったり、そもそもなくならないようになっていくのではないかと思います。
そのためには被害者のみなさん自力でクリーンインストールできるようにならないといけません。
これはこの記事で説明したのでそのレベルにまではみさなんのスキルを高めることができたのではないかと思っています。
またこの記事でリカバリメディアを盗む意味をほぼなくすことができたはずです。
作業を始める前の確認
用語説明
これくらいの用語は知っておかないと作業できないのでPC世界の常識として覚えておいてください。PCをある程度知ってる人は読まなくていいです。
PC(ピーシー) … パソコンのこと、ノートパソコンも含む
インストール … OSやアプリをコンピューターに入れて使える状態にすること
クリーンインストール … OSなどを完全に初期状態からインストールすること
初期化 … クリーンインストールして初期状態に戻すこと
ログイン … 各ユーザーがPCを使える状態にする手続き
セットアップ … 使えるように準備を整えること、ハード・ソフトの使用準備
メディア … 媒体という意味でデータを受け渡す入れ物のこと、今はCD・DVD・USBメモリが主流
リカバリーメディア … OS・回復・修復・セットアップ・インストールなどのデータを入れたメディアのこと
ハード … 機械の装置のこと、本体やモニタ・マウスなど物としてあるものはほぼ全部ハード
ソフト … コンピューター上で動くソフトやアプリのこと
BIOS(バイオス) … PCの基盤と各装置をつなぐ基本ソフト、新しいものはUEFIで代用していて古いBIOSはレガシーBIOSともいう
OS(オーエス) … PCと人をつなぐ基本ソフト、いわゆるWindowsやマック、iPhone、アンドロイドなどのこと、BIOSから起動
起動(Boot[ブート]) … 動かすこと、電源を入れた後のPC動作
PCの問題がハード系かソフト系か調べる
PCの電源を入れて何かしら動き出せばBIOSは動いていることになります。次にメーカーロゴやOSの起動画面まで動けば基本的なハード部分は動いていると判断できます。
OSにログインした後の動作がおかしいときにPCを最初の状態に戻すのが今回の記事のテーマです。 2020.8.29
保証期間中なら保証に頼る
被害状況にもよりますが保証期間中なら購入店に頼むのが一番楽です。PC(パソコンの略)が古いから新しいのを買うようにすすめられたりもしますが、とりあえず修理だけ頼むのが無難です。
自分で直すときは普通はリカバリーメディアがDVDやUSBメディアでPC購入時に同梱されているのでそれを使えば自力で直せる仕組みになっています。
ただし中古PCなどでリカバリーディスクがないこともあります。そのときは購入店やPCメーカーに相談すれば代わりのディスクが手に入ったり、OSの購入などをすすめられるはずです。
ディスクの話
ディスクは円盤という意味です。CD/DVD/ブルーレイ、HDDの中身は円盤の形をしています。
その後出てきたUSBメモリやSSDは円盤状ではないですが便宜上ディスクと呼ばれることがあります。
言葉として間違っているのでまとめてメディアやドライブど呼ばれるようになっていくはずです。
対処のおすすめ順は、
・保証期間中なら購入店に依頼
(以下保証期間外)
・リカバリーメディアで自力再インストール
・購入店での有償保証
・PCメーカーにリカバリーメディアを依頼(有償・無償配送、ダウンロード無料など)
・OSを購入し再インストール(メーカーのリカバリーメディアやOSメディアがないとき)
ネットが使える状態で作業したい
一回で思い通りに初期化できればネット環境は必要ありません。うまくいかないときはネットが役に立ちます。
PCの入れ直し作業はたまにしかやらないことなので細かい事情がわかりにくいです。1回自分でやったことがあっても次にやるときは数年後になっていて前の知識はそれほど役に立たなくなっていることがあります。
ですからまずはスマホ・PCなどネット検索できる環境を整えておいたほうがいいです。
スマホはないしPCも直したいPCが1台あるだけだという状態だとネットが使えないのでうまくいかなかったときの対応がかなり難しくなります。
今回のOSインストールにはPCの専門用語が何の説明もなく使われていますので初心者にはまず理解できないでしょう。
そこでネットが強力な武器になります。エラーの文章をそのまま検索するだけで対応方法が見つかることもあります。
どうしてもネットが使えないという人はネットカフェがおすすめです。
ノートPCなら自分で持ち込んで調べながらセットアップすることもできます。持ち運べないデスクトップなどでは最悪の場合自宅とネットカフェを何度か往復することになり不便です。 2020.8.29
新しいものに買い換えるとき
PCを新しいものに買い換えるときもネット検索は心強い武器になります。古いPCが完全に動かなくなる前のネットが使える状態で新しいものを購入したほうが安心です。 2020.8.29
再インストールの前のデータ保存
自分で保存したデータが全部消えるので保存しておきましょう。
面倒だったらHDDにコピーできるものを全部コピーしておくと楽です。
パスワードや各種設定も分からなくなりがちなのでメモしておきましょう。
いい機会なので使ているウェブサービスやローカルのツール、アプリなど全部メモしておくといいです。
自力で再インストール
保証期間中でも購入店が集スト協力店で信用できなかったり、すぐに直したいときは自力で直すのがおすすめです。
新品のPCなら購入時のセットにリカバリーメディアが同梱されているはずなのでそれを使えば自力で直せます。
保証が使えずリカバリーメディアも手元にないときはOSを買いなおすかPCを買いなおすしかありません。これが今回の記事の主なテーマになります。 2020.8.29
フリーのバックアップツールを試してみた
フリーのバックアップツールを試してみた
OSクリーンインストール
クリーンインストールは日本語では初期化と言います。文字が短くて楽なので初期化と書きますが同じ意味です。
作業しながらいくつかのサイトを見ましたが次のサイトが幅広く丁寧に説明しているようなのでおすすめしておきます。
windows10 復旧・修復・復元 _ パソブル
準備1:バックアップ
今回のテーマはPCを初期化して直すことです。最初の状態に戻すとデータが消えてしまうので必要なデータは外付けHDDやUSBメモリなどにコピーして保存しておきます。
ネット接続・メール・SNS・その他のアプリの設定などに必要な設定情報やパスワードなどはテキストや手帳などに記録しておくと便利です。基本的には日常的に使うソフトの設定はすべてメモしておいたほうがいいです。
バックアップさえちゃんと取ってあればPCが盗まれたとしても別のPCで同じ状態が復元できます。何年後でも元の状態に戻せるので便利です。
準備2:オフラインで作業
集スト被害者はネット経由の妨害工作にあう可能性が高いです。操作や設定、通信速度などを細工するスパイの妨害工作が行われます。
ネットにつながなくても不法侵入されて細工されるパターンもあります。それでもネットにつながないオフライン状態で作業したほうが被害される可能性が低くなります。
リカバリー作業中に細工されリカバリーメディアを作れなくなると大変なので以降の作業はできる限りオフラインで行うようにしてください。
近頃はWiFiの無線LANから侵入される被害も多いようなので無線LANを切っておくといいです。BIOSで無線LANの接続設定を変えることができるので頑張って調べてみてください。
細工された状態でリカバリーデータを作っても細工された内容まで保存してしまう恐れがあります。 2020.8.29
準備3:リカバリーメディアを確認
初期化は失敗する恐れがあります。初心者ならなおさらです。リカバリーメディアがない状態でPCを工作されると初期化やPC環境の復元ができなくなってしまいます。
これがないと工作員のなすがままになってしまいます。リカバリーメディアの保護はPCを使う被害者にとっての最重要課題のひとつと言えます。
新品で買ったPCならその箱にリカバリーメディアが同梱されているはずです。
集スト被害者も場合は紛失する(要は工作員に盗まれる)恐れがあるのでリカバリーメディア自体もいくつかコピーしてバックアップしておいたほうがいいです。
近頃のOSやPCメーカーにはリカバリーメディアを作る機能がついていることが多いようです。作れるのであれば作っておいてください。
これも紛失の恐れがあるのでいくつか作って別々の場所に保存する、あるいはUSBメモリに保存して財布にしまってくなど工夫して守ってください。
管理人が今回買ったPCは中古でOSのリカバリーメディアが作れませんでした。集スト工作も怪しいですが決定的な判断材料は見つかりませんでした。仕方ないのでWin10を買ったら2万円近くしました。
Windows10のライセンスを持っている人は次のサイトからダウンロードできるツールでもインストールメディアを作ることができます。
ツールから直接USBメモリやDVDにデータをダウンロードするようなのでどちらかのメディアを先に用意する必要があるようです。 2020.8.29, 2020.9.3
参考:Windows 10 のダウンロード
初期化作業:起動順を確認
リカバリーメディア、CD/DVDならドライブへ、USBメモリはUSBコネクタに接続した状態でPCを起動するとリカバリーソフトが起動します。
後は指示通りに操作していけば初期化できます。うまくいけばそれで完了です。
リカバリーソフトが起動しないときは、BIOSの起動設定を確認してください。
BIOSの新しいバージョンでUEFIというのがありますがそちらの設定は各自で検索してください。設定する内容は同じなのでだいたいわかるかと思います。
PCの起動はBIOSが起動した後にOSが起動するという順番になっています。リカバリーメディアはOSのような扱いになっていてOSの前に起動するようにしないと動きません。
BIOSで起動する順番を設定は各BIOSの設定画面から行います。まずはBIOSを起動する必要があります。
BIOSの起動はキーを押すタイミングに癖があり少し難しいので最初の山場とも言えます。
電源を入ると同時かその前に特定のキーを押しておくことでBIOSを起動することができます。起動したらキーははなしてください。
詳細はメーカーによって違うので何度か試すか説明書をみるかネット検索してください。
だいたいはF2/F9/F12/delのどれかを押せば起動します。ノートPCのF2が多いようですが試してみないとわからないので何度か試してください。
メーカーによって次のように違っています。
NEC 「F2」
富士通 「F2」
ソニー 「F2」
東芝 「ESC」キーを押しながら起動 → メーカーロゴ表示で「F1」キーを押す
その他自作機等 「Delete」
BIOSは英語表示なので初心者はうろたえてしまうかもしれません。これはだいたいのBIOSが海外製なので仕方ありません。
親切なメーカーは日本語版も作っています。
ですがどうせ専門用語の世界なので日本語にしても肝心な部分の意味はわからないでしょうから気にしなくてもいいです。
起動する順番は Boot Device Priority や Select Boot Device などと書いてあるメニューから行います。
選択肢は USB/HDD/LAN/CD・DVD/FDD/ODD などがあります。リカバリーメディアの種類が先に読み込まれるように順番を変更します。
具体的にはリカバリーメディアがDVDならCD/DVD/ODDが一番上になるように、USBメモリ型ならUSBがそうなるように変更します。
変更した後は保存してPCの電源を切ります。
Save and Exit などと表示されたものを選ぶともう一度 Y/N(Yes or No) などの確認が入るので Y を選んで終了します。もう一度PCの電源を入れてリカバリーメディアのソフトが起動すれば成功です。
これも説明サイトがあるので自分がわかるまで調べて試してください。
参考:BIOS起動順位の変更 パソコン初心者講座
Windows セットアップでインストール
USBメモリさしていざインストール
Windows10を新品で買ったらOSの入ったUSBメモリが入っていてそれにシールが張ってありました。
ミシン目があったのでそこで切り取るのか、全部はがせばいいのかわからず全部はいでみました。べたつく粘着質が残ったのであわててまたシールを貼りなおしてミシン目から切り取りました。
このシールには何の説明も書いてないのでかなり不親切です。気をつけてください。
USBを指すコネクタには規格が今回のノートPCではUSB3.0が1つ、USB2.0が2つ付いていました。
3.0のほうが速度が速いのでこちらにOSインストール用のUSBメモリをさします。青いコネクタが3.0になっているようです。
PCの電源を切ってからUSBディスクをさして電源を入れるとインストールが始まります。
2020年現在のPCはだいたい64ビットのCPUで動いていて、今回使うPCも64ビット用なので64ビット用のインストールを行います。
パーティションの設定
詳しいことは次の記事で確認してください。ここには挙げていませんが探せば他にもいい記事はあるだろうと思います。
参考:Windows10のクリーンインストールに最適なパーティション構成を解説!
新しいHDD(※以下SSDも含む)に乗せかえるときなどにパーティションを設定する必要があることがあります。
パーティションとはHDDの中身を使う部分に分けたもののことです。
たとえば4TBの物理ドライブ(HDD/SSD)を2TBずつの二つのパーティションに分けると2ドライブ扱いになりCドライブの他にDドライブが表示され別ドライブとして使えるようになります。
外付けHDDなどのOSをインストールしないドライブならパーティションを分けなくてもOSが認識さえすれば(※)特に問題はありません。
(※)BIOSやケーブルなどにHDDの容量を認識できる限界値がありこれを超えた分は認識されません。認識されない部分は物理的に存在しても使えないので8TBのHDDなのに2TBまでしか使えないようなことが起こります。
ですがインストールするOSによってはHDD/SSDの中身をパーティションに分ける必要があるものがあります。
Windows10には推奨パーティション構成があり3~4パーティション構成を推奨しています。1パーティションしかないと正常に動作しません。
新品のHDDは普通1パーティションになっているので新しいHDDにOSを入れ替える場合などにはパーティションを作る必要があることがあります。
Windows10は通常の大規模アップデートのときにリカバリーに使う回復パーティションを自動で勝手に作ってしまうこともあります。
実際にクリーンインストールするときは「Windows セットアップ」というウインドウで操作を進めます。
インストール先を選択するときに、そのドライブにはインストールできないといったメッセージが出たら削除できるドライブを全部削除してから新規ボタンを選ぶと自動でパーティションが構成されます。
(注:先に書いたパーティションの話はただのうんちくなので実は読まなくてもインストールできます。説明したほうがいいかなと思い書いてしまったからそのままにしてあるだけです。)
インストール場所を選ぶ
自動でパーティションを作ると、次はできたパーティションの中で種類がプライマリとなっているところが選択された状態になっているのでそのまま次へを選択します。
このあたりで買ってきたHDDの容量が減っている人に気がつく人が出てくるかもしれません。
今回使ったSSDは容量が480GBで自動割り当てパーティションが650MBくらい勝手に使ってしまいますが、残りは全部プライマリに割り当てられます。
今回は446.5GBと表示されました。計算上479GBになるはずだと思うのが普通の反応です。
これはビットとバイトでの計算方法の違いからくる誤差なので少し減っているように見えるだけで本当は減っていません。
もう少し詳しく説明すると、1キロビットが1024ビットなので3桁繰り上がるごとに2.4%くらい誤差が出るのが原因です。
HDDを売るメーカーは昔ながらのビット換算で容量を表示しています。
ですが、それを扱うPC側はキロビット、メガビット、ギガビットと3桁繰り上がるたびに誤差をうむので表示される量がどんどん小さくなっていきます。
これもうんちくですが表示量は少なくなるけど偽物をつかまされたわけではないので安心してください。みんな少なく表示されています。
インストールするとわずか6分で終わりました。Vits32bitからの乗り換えなので奇跡的な爆速に感じます。これがSSD+USB3.0の力でしょうか。これなら毎日インストールしてもいいくらいです。
インストール途中で自動で再起動すると Windows Boot Manager というBIOS的なものが起動します。CPUのビット数に合わせて64ビットか32ビットを選びます。今はだいたい64ビットに移行しています。
そのまま再起動するとまたWindows セットアップが起動します。
またプロダクトキーを入れてインストールすると同じドライブにもうひとつWindows10がインストールされてしまいまいます。
一応起動するのですが怪しいのでやり直したほうがいいです。
説明なしなので分かりにく罠ですね。やってしまった人は残念でした。
二回以上インストールしてしまった人はまたパーティションを全部削除してから新規作成してやりおなおしたほうがいいです。
(ちなみに管理人は3回もインストールしたうえに試しに起動したら3もあるWindows10の中から選ぶはめになってしまいました。
やり直そうと思って電源を落としたらUSBメモリを挿したままなのにそこから再開してしまったのでそのままWindows10の設定をしてしまいました。
下手にやり直すとそれはそれであぶないのでこれでもいいのかもしれません。後で問題が起きたらこの部分の内容を更新しようと思います。)
次の手順は、
・インストール後に再起動して64ビットを選ぶ(重要:ここでUSBメモリを引き抜くとエラーになります、たぶん最初からやり直したほうが無難です)
・Windows10 セットアップ画面から修復を選ぶ
・一旦終了を選ぶ
・USBメモリを抜く
・電源を入れる
となります。これが正式な方法なのかはわかりませんがこれでOSが起動しました。
これはさすがに初心者の方にはわからないだろうと思います。なんでこんなに難しいことになっているのか謎です。
せめてUSBを抜くタイミングくらい教えてほしいものです。
マイクロソフトにはこれに関する苦情が世界中から来ているのではないかと思いますが次に進みます。
さらに面倒なことにネットにつながないと設定が終わらないようになっていました。
先にネット環境を整えておかないとインストールできないという事実が後からわかる不親切設計です。
とはいえ再起動するとまた同じところから始まるので後からネット環境を整えても一応使えるようになっているようです。
初期設定
Windows10の起動に成功すると初期設定にすすみます。Windows10といえば裏社会では名高い監視OSですから個人情報はなるべく入力しないようにしましょう。
名前などは仮のものをいれておけば十分です。だいたいのものは後から変更できます。
メール・電話番号・Skypeの番号なども個人情報を特定できてしまうので入れないようにしましょう。
拒否やキャンセルできものは全部キャンセルでいいと思います。後で使いたいものがでてきたらそのとき設定すれば使えるようになるはずです。
「デバイスのプライバシー設定の選択」という画面の設定も全部オフにします(チェックを左にする)。
全部個人情報を盗むことを契約上正当化する文言ばかりです。実に胡散臭いです。こちらもどうせ後から設定することができるだろうと思います。
そこまで終わるとやっと操作できるようになります。Edgeの画面が起動しますがこれも後からでも設定できるはずなので無視していいです。
集ストのような監視被害者であればマイクロソフトのアプリやサービスはなるべく使わないほうが無難です。(使いたい人は別に使ってもかまいませんが)
ここまでくればネット接続は不要なので一旦切ってください。次はインストール後の対処にすすんでいください。 2020.8.29
インストール後の対処
回復ドライブ作成1 説明
自分用のリカバリディスクである回復ドライブを作ります。
ここまででクリーンインストールができるようになっているはずなので、これでどんなにPCが壊されても元に戻せるようなっているはずです。
次はPCに普段使うアプリをインストールしてその状態を保存しておきます。
OSが大きく壊されていないときはこちらの設定済みデータを使ってPCを復元したほうが手間が省けます。OSから全部入れ直すの最後の手段です。
こちらも作業はなるべくネットを切ったオフラインの状態で行います。
オンラインだといつ侵入されてサイバー攻撃にあい細工されてしまうか分かりません。
孫子も言っているようにまずは守りを固めるのが上策です。まずはPC復元体制を固めましょう。
普通のパスアワードを入れてからやると紛失したとき面倒なのでわかりやすいダミーのパスワードを設定した状態でやったほうが後で楽ができます。
Windows10のリカバリディスクは回復ドライブと呼びます。詳細は「Windows10 回復ドライブ 作り方」などで検索してください。
いきなり仕様変更される世界なので新しい記事を参考にしたほうがいいです。古い記事を信じるのはちょっとした賭けになります。
今回は次の記事を参考にしてやってみます。別に他の記事でもいけるだろうと思います。結果オーライです。
USB回復ドライブの作り方Windows10 _ 今日からはじめるWindows10 2020/1/27 2020.9.2
ちなみにネット世界では詳細を暗記する必要はありません。
関連キーワードや概念だけ覚えておいて後で検索できるようになっておけばだいたい大丈夫です。
念のためメモを取るなら「PC修復:Windows10、クリーンインストール、回復ドライブ」くらいでいけます。
ネット環境がないときに詳細なデータ確認が必要なときはプリントアウトがおすすめです。
内蔵のローカルディスクはクリーンインストールするとデータが消えてしまうので取り外せるUSBメモリで作ります。
512MB以上(※)で作れるそうですがメーカーパーティションがある場合に備えて16GB以上が推奨になっていました。(今回はクリーンインストールなのでメーカーパーティションはありません。この時点はすでに消した後の状態です。)
(※実際に試したら8GB以上になっていました。バージョンによって仕様が違うのだろうと思います。) 2020.8.29, 2020.9.3
回復ドライブ作成2 USBメモリを回復ドライブにする
ここから字際の作業に入ります。
まずデータを入れるUSBメモリをPCにさしこみます。中のデータは消えてしまうかもしれないので気をつけてください。
回復ドライブの処理は今回のWindows10が2018年製でアップデートしていないからかと思いますが スタートメニュー → Windows 管理ツール → 回復ドライブ となっていました。
参考記事だとコントロールパネル(以下コンパネと略す)の一覧から選んでいますがどちらからでもいけます。
残念なことですこの時点ですでにPCに細工されていてマウスの左右クリックが逆の設定になっていました。
(※マウス設定の主に使用するボタンで元に戻せます。普通は左です。)
集スト被害ではたまにある被害です。
2万円近く払って買ってきたOSの入ったUSBメモリと16GBの安物のUSBメモリも紛失していました。OSは2~3日の短い命でした。
集ストスパイたちのルールではOSやリカバリディスクは盗んでいいルールになっているようです。
VistaもXPも古いPCのリカバリディスクも全部なくなっています。Windows2000以前のは残っています。
盗んだとしたらただの泥棒だからスパイなら盗まないようにすべきですね。
(スパイたちは日本や治安を守っていると言われてだまされている人も多いので同義的なプレッシャーを与えておきます。こういうのが地味な抑止力になります。)
OSインストール用のデータはライセンスがあればダウンロードできます。ですが、それを入れるUSBと回復用のUSBメモリ(980円)はまた買いにいかないといけなので面倒です。
とりあえず別の激遅USBメモリ16GBがあるのでこちらを使います。物はあるので作業はいったん最後まで進めます。
犯罪をバラしておくと少し被害が抑えられやすくなるのでこういうことは公開しておいたほうがいいです。
起きてしまった後ではどうにもならないのであまり気にせずスルーしつつ、なるべく同じことにならないように注意しておけば大丈夫です。
コンパネはスタートメニューのWindowsシステムツールにあります。エクスプローラーのアドレスの左のアイコンメニューに表示されるのでこちらからでもいけます。
参考記事にウィンドウズボタン右クリックのメニューに表示されるとありましたが私のPCでは表示されませんでした。
仕様変更か細工されたのかはよくわかりません。
コンパネ内のカテゴリ表示は相変わらずわかりにくいですね。
参考記事にあるように表示方法をアイコンに変えると一覧になるのでこちらのほうが見やすいです。
コンパネからだと「回復」と表示されますが処理は同じです。
「回復」画面の「高度な回復ツール」 → 「回復ドライブの作成」で処理開始です。
途中、USBドライブを選択し次に進みます。8GB以上必要だとありました。
今回は激遅USBメモリでUSB3.0が使えず、もしかすると1.0ではないかという速度だったので70分くらいかかりました。
「回復ドライブの準備ができました」と表示されたら作成完了です。
< 余談 >
今回は2017年くらいに980円か680円くらいだったUSBメモリなので遅いのはいたしかたありません。
書き込みが遅いドライブは読み込みも遅いので実際に使って回復するときも時間がかかります。
それとUSBメモリは速度にかなりのばらつきがあるので買うときは容量だけでなく速度にも注意したほうがいいです。
2020年現在だとUSB3.0以上がおすすめです。たまにしか使わないならUSB2.0でもいいと思います。USB3.0はPC側も対応したポートが必要になります。(古いPCは3.0ポートがないです)
集スト被害者だと紛失リスクがあるので安さか速度か迷うところです。
私の場合はこのサイトをプリントアウトしただけのファイルでも丸ごとなくなってしまうのでとにかく安さ優先です。
紛失というかスパイの窃盗を完全に防ぐのは難しいです。
私のところではその他の物もスパイが盗まなくてもいいと思うような形でしか守れないようです。
不法侵入・強制催眠・身体操作などの被害が疑われますがどれも対処が難しいです。
今のところスパイが盗みを働かないように心理誘導していくくらいしかやりようがありません。
被害者シェアハウスなどで共同生活してみんなで守ればなんとか守れるかもしれません。 2020.8.29, 2020.9.3
回復ドライブ作成3 回復できるか試す
回復ドライブがちゃんと動くか確かめます。スパイの工作度合いによっては回復できない可能性もあるので最低1度は試しておくべきです。
試しにマウスの設定を変えて、PCの好きなところにテキストファイルでも作っておいてから回復し、マウス設定が元に戻って、テキストファイルが残っていれば成功しているとみていいでしょう。
今回はマウスホイールのスクロール量を「1画面ずつ」に変更して試してみます。
ここから回復作業に入ります。作ったUSBメモリをPCにさしてからPCを起動します。
回復ドライブから起動すると今回は「キーボードレイアウトの選択」画面が表示されました。表示されない人はBIOSの設定を確認してUSBの起動順を上げてください。
ノートPCの場合、Shiftを押しながらシャットダウンしないと完全シャットダウンができないものがあります。
完全シャットダウンしないとUSBの回復ドライブから起動しないので注意してください。
表示画面や選択肢はバージョンによって違うことがあるので、各自で意味をよく考えて読み替えてください。
これはマイクロソフトが勝手にインターフェイスを変えてろくに説明しないのが悪いのですが、マイクロソフト帝国のルールなのでいたし方ありません。
ネット検索すればだいたいの予想はつくと思います。
では操作説明を進めます。「キーボードレイアウトの選択」は「Microsoft IME」、「オプションの選択は「ドライブから回復する」を選びます。
次に「ドライブから回復する」画面になりますが、「ファイル削除のみを行う」と「ドライブを完全にクリーンアップする」という選択肢が出てきます。
パソコンを普通に使いこなす私でも何のファイルを削除するのかわかりません。説明が悪いです。
調べてみると「ファイル削除のみを行う」はOSアップデートを残してそれ以外を削除し、もうひとつのほうはクリーンインストールすることだとわかりました。
参考:ドライブから回復する 青い画面です ファイルの削除のみを行う 2018/03/19
今回はせっかくマウス設定を変えたので「ファイル削除のみを行う」を試してみます。
この回復ディスクからもクリーンインストールができるのでツールでネットからダウンロードしてUSB回復ドライブを作らなくても大丈夫です。
OSに細工されていろいろ不便な状態になっても回復ドライブさえ作れる状態なら何もないことろから復元できるので便利な作りになっています。
私のところではUSBメモリその他が紛失するリスクが常にあるので後でダウンロードして作るやり方も試しておこうと思います。
途中、黒い画面に白い文字でTPMの確認が入りました。
TPMは信用確認プログラムのようなも意味のものです。(TPMの詳細は「tpm Windows10 インストール」など検索してください)
F11かF1を押して進める選択肢が出ます。私は他の作業と並行していて放置していました。
すると自動で再起動したらしくまた別画面に進んでいました。インストール画面(キーボード選択画面)になっていました。
次に進むと電源を切るという選択肢があったので電源を切りました。すると再起動されてインストールが始まりその後完了しました。
これでクリーンインストール完了のようです。
インストールには2時間10分くらいかかりましたが、あまりに長いので放置してしまいTPMの選択肢をどうすべきかはよくわかりませんでした。
タイムアウトになって次の処理に進んだようです。それでも今のところ特に問題はないようです。
USBメモリを抜くタイミングはよくわかりませんが放置する前でいいだろうと思います。さしたまま起動するとまた回復処理が始まります。
インストールを完了して初期設定をしていたら、ネットにつなぐように指示されました。
旧PCで他の作業をしていたので放置していたらつながなくても次に進みました。なんとネット接続も必須ではありませんでした。
もしかすると前に一度やったので必要なかったかもしれないので調べてみました。
それらしい情報はなかったのであまり関係がないのではないかと思います。この件は大丈夫そうなので問題がでるまで保留しておきます。 2020.9.4
パスワードの運用(作成中)
電源のオンオフはネット接続を切った状態で行ったほうがいいです。
特にスパイウェアOSとなっているWindows10では起動時にいろいろな悪いプログラムが動き出すのでこれを少し減らせます。
これは起動のきっかけでスパイウェアなどが動くようになっているからです。
電源を切るときもそのときの操作データなどをネットで送信している恐れがあるのでネットを切っておいたほうが安全性が少し高まります。
監視されているのだから何をしても無駄だと思っている人がいますが、実際にはそんなことはありません。
監視を警戒し少しでも可能性のある対処をしておいたほうが被害が減りやすくなります。
正確なところはわかりませんが、監視の中には単純で低レベルな方法も普通に使われているのでそれを防ぐことで全体としての被害を抑えやすくなるということではないかと思います。
集スト被害であればPCにログインするアカウントのパスワードは毎日変えるくらいでちょうどいいです。
人工テレパシーで思考・視覚・聴覚などが読み取られている恐れがあります。
頭でははっきり思い浮かべず、鼻歌でもイメージしながら入力し、目でもあまり見ずに、当然声にもださないくらい警戒するとパスワードの漏洩を防ぎやすくなります。
パスワードを盗まれるとPCを大胆な工作がされやすくなってしまいます。
リカバリディスクの作成プログラムを動かないようにされたり、その他のアプリ使用を妨害することも簡単になってしまうのだろうと思います。 2020.8.29
リンク追加予定:上位のパスワード対策記事へ
PCの選び方
Macのほうがウィルスの総数が少なくOS自体がスパイウェア化されているWindows10よりは安全です。
ですが値段の安さやアプリ・ツールなどが多いという利点があります。
サイバー被害がひどい人にはMacやリナックス、その他のマイナーOSがおすすめです。自分のサイバー被害の度合いを考えて選んでください。
今回はWindowsを前提に話をすすめます。Windowsがなんとか使えるのであればそのほうが便利だろうと思います。
集スト被害者だとPCやネット機器、私の場合だとLANケーブルまで切られてしまうような被害があるので安く直せる可能性が高い分Windowsのほうがお得だろうと思います。
何十万円もするMacBookを一晩で壊されたりしたら経済的ダメージと精神的ダメージがかなりのものになってしまうはずです。
さて、WindowsPCの購入ですが、基本的には好きなものを選べばいいのです。ですが、性能面でOSごとにだいたいの推奨スペックがあるので確認しておいたほうがいいです。
だいたいは一番安い新品PCのメモリを2倍にしたくらいがおすすめです。メモリが少ないとアプリをたくさん開くことができなくなったりするので不便です。
それと今はHDD(ハードディスク)がSSDという高速なものがあり4倍くらい早いのでこちらがおすすめです。
HDDの速度は性能全体に関わるのと速度が圧倒的に速いので今SSDを選ばないのはむしろ損だと思います。
PCの寿命はパーツの中で壊れやすいHDDの寿命とだいたい同じで5年から8年くらいです。HDDを新しいのに変えてしまえばだいたい延命できます。
HDD以外ではメモリが接続不良になることもあります。PCが起動しなくなったらとりあえずメモリを差しなおすと動くことがあります。
他は速度がかなり遅いと感じたとき、OSなどが使いたいアプリやサービスの対象外になったときなどが買い替え時です。 2020.8.29, 2020.9.5