世界市民による対NWO(グローバリズム)戦略

NWO

NWOの見方が変わってくると、真のNWOにつながる支配層戦略への対応も変えていく必要が出てきます。 2019.6.5

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Anti-NWO-globalism-strategy-by-the-cosmopolite, 2019.5.31, 2019.6.5, 評価(B)
このサイトの見方がどこまで正しいかのかは今のところはまだよく分かりませんが、NWOはローマ教皇やアメリカ大統領が演説で口にしていますので、世の中から全然隠されていません。

支配層のような大衆洗脳を得意とする詐欺師たちが、その悪の目的を隠さないというのはおかしな話です。

犯行現場に免許証だけ置いて逃げる犯罪者のようなもので、普通はありえないことです。ありえないことがあったということは、何か別のところに狙いがあると考えられます。

そう考えると私たちが知っているNWOが偽NWOであるという説にも説得力がでてきます。

ここでもう一度NWOについておさらいしておくと、グローバリズムが偽NWOで、本当は分断統治体制で利益拡大やルール変更できる状態を維持するというのが真のNWOではないかというのが私の見方です。

支配層に利益が出て、かつ管理できるレベルであればTPPのような経済ルールや通貨の統一はすすめてもよい、といった感じになっているのではないかと思います。経済ルールや通過を統一しても、その支配権や決定権を支配層が独占したり、裏から支配できる形でなら進めていくのではないかと思います。

普通に考えれば、市民の監視の目が厳しくなって、支配層が自由に支配することができなくなるはずなので、無理にはすすめないだろうと思います。

それを知ったうえでの真NWOへの対応ですが、これは難しい問題です。

まず支配層戦略としては、世界政府や各分野での統一体制を作り上げることは本当は目指していないと考えていいだろうと思います。

支配層が目指す理想の社会は人々が分断され争い合う社会であって、その対立の間に罠を張り巡らせ利益や社会制度を自分たちにとって有利な方向へ導く、というのが基本戦略だろうと思います。昔ながらの分断統治や両建戦略が支配層の基本戦術なのでしょう。

それに反撃する私たち市民の基本戦術は、反分断統治、反両建戦術となるだろうと思います。私たちの経験している対立構造の多くは自然発生したというより、支配層によって仕組まれた分断統治・両建戦術の結果ではないかと考えられます。

なるべく無駄な対立は避け、協力できそうな相手とは協力する道を探していったほうがいいはずです。対立して倒そうとすればおおきなコストがかかりますが、協力し合えば互いの利点を活かした効率的な活動ができるようになるはずです。

最近聞いている三橋TVによると、競争という言葉は英語のcompetitionの訳語で、元々は日本にはなかった言葉だそうです。明治以降に入ってきたもので、当時の役人が英語に詳しかった福沢諭吉に聞いて名付けてもらったそうです。”そは競い争うことなり”などと言っている姿が思い浮かびます。

競争という言葉がないと競争ということを言い表すことができません。当時の日本では何と言っていたかというと、切磋琢磨だそうです。これは努力して自分を高めたり、互いにはげましあいながら向上していくという意味があります。

競争だと勝ち負けという結果が重視されるイメージになりますが、切磋琢磨だと向上や成長、協力体制を重視するイメージなので、とても美しい言葉であり、いい考え方だと言えます。

その日本の美しい文化が壊されてしまったのは残念なことです。私が文科大臣なら競争から切磋琢磨に日本語の用語を戻してあげたいところです。

反グローバリズム、反NWOのテーマも「競争から切磋琢磨へ、対立から協力体制へ」などとすると、みんなの意識がいい方向へ変えられるのではないかと思います。

今、日本人が考える世界情勢や国際社会のイメージは、各国が国益を重視した激しい国際競争というイメージになっているのではないかと思います。これは政府やテレビなどのマスコミがそのイメージを広めたのでそうなっています。

みなさんもよく考えてみれば、マスコミで世界情勢や国際社会が語られるときは、国益の優先と国際競争が正義であるかのような印象操作がされていることに思い当たるだろうと思います。これは私もまんまとだまされていました。

そもそも人は社会的な生き物です。みんなで助け合って生きていくというのが自然な姿です。そこに競争や対立という概念を持ち込み、強く印象付けることで、助け合うイメージが弱められてきました。もちろんこれも支配層戦略だったのでしょう。

まずはこの誤りを私たちの社会や世界全体に広め、「競争から切磋琢磨へ、対立から協力体制へ」という建設的な思考や行動スタイルに変えて、相互発展や相互補助的な世界の実現を目指すのがいいだろうと思います。

みんながはげまし合いながら互いを高めていけばいいのです。勝ち負けにこだわるのではなく、誰かが活躍したり成果を挙げたことをみんなで賞賛し、自分もがんばっていけるような価値観が世界に広まっていけば、世界は平和的に発展していけるはずです。

結果的に勝てばいいようなウィンウィン関係や、経済力だけ高めていけばいいような国連の持続可能な発展などという考え方から切磋琢磨に世界の価値観を変えていきたいものです。 2019.5.31, 2019.6.5



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