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正論が勝つ理由

個人を影で脅しても社会全体では正論が通る

The-reason-why-a-just-argument-overcomes, 2018.10.25, 評価(C)
暴力と言論のどちらが勝つのかは、個人と集団や社会全体などの人数で変わってきます。

暴力は強いものが弱いものへ、あるいは集団が個人や少数者へおどして使うのであれば、それなりに有効な方法ではあります。ですが、人には普遍的な善悪の感覚を持っていて、これは変えられないので、集団や社会全体に対して暴力でおどしてもあまり効果がありません。

集団を動かしたり、集団の守るべきルールというのは、客観的で普遍的なルールでないと集団や社会は納得しません。ですから、集団や社会全体のルールとしては正論が勝ちます。

影に隠れて誰かをおどすことも、実際にはできてしまいますが、人は山奥でひとりで暮らしている訳ではなく、みんなで集団として社会の中で暮らしています。人は常に社会の中に存在するので、社会全体のルールとしては結局のところ正論が通ることになります。

今の世の中は、言論弾圧されたりして正論が通らないようになっている部分もありますが、これはお金持ちや権力者が自分たちの勢力の維持拡大などのためにいろいろなものを都合のいいように変えていったり、自分たちにとって都合の悪いものを排除していった結果、そうなっています。

悪人が富と権力を得たのか、富と権力を得た者たちが悪人になったのかは定かではありません。ですが、今のお金持ちと権力者は、自分たち以外の一般の人たちから富と権力を奪うことにそのエネルギーのすべてを費やしているかのようにみえます。

大戦争のない見せかけの平和な時代が続いたのと、ネット普及で悪人たちの情報伝達が効率化されてしまった影響かと思いますが、今のお金持ちと権力者が私たち一般人から富と権力を奪う方法はかなり巧妙になってきています。

ですが、ネット普及の影響で私たち一般人が悪人の不正や犯罪の事実やその手法などをあばいて公開し、情報共有できるようにもなってきています。

私たち一般人も情報共有できるようになった今では、私たちは個人ではなく情報を共有できる集団となっているので、言論弾圧に負けずによりよい意見を世の中に広めることができるようになってきています。

やっと正論で反撃を開始したのが、21世紀を生きる私たち一般市民の現状だろうと思います。

みんなで金持ちや権力者の親戚縁者グループとなっている支配層ネットワークや配下の秘密スパイネットワークなどの嘘や詭弁と批判し、正論で世の中の不正や犯罪を防ぎ、不正や犯罪のない平和な社会を築いていきましょう。

批判を続けていけば、当然、多数派の私たち一般市民の側が勝つはずです。

不正や犯罪がいつまでも続けらると思ったら大間違いです。2018.10.25

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