支配層が敵視する思想

NWO

世界支配層が盛んに行っている戦略のひとつにイスラム教攻撃があります。テロを使ってイスラム教過激派という危険宗教集団がいるというイメージが世界中に広められています。 2019.6.5

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The-thought-that-the-rule-layer-regards-with-hostility, 2019.5.31, 2019.6.5, 評価(B)
知っている人は知っていますが、イスラム教は平和を愛するようなごくまともな宗教で、その中で平和の敵となるようなものとは戦いなさいといった程度の教えがあり、この部分だけ抜き取られ、他の宗教者を打ち倒そうとするようとする間違ったイメージがわざと広められています。

そもそもイスラム教の建物の中に兵器工場がある訳ではありません。イスラム教徒が自力で暴力的なテロを起こすことはできないはずです。武器弾薬などをテロ集団に渡している人間がいます。実際に米軍などが渡している場面などがカメラに収められているので、テロが宗教や思想の問題ではなく、作られたものだということが分かります。

日本もアメリカと同盟関係にあり、お金も3000億円とか支援しているので他人事ではありません。

イスラム教がどうして悪者にされるかというと、世界支配層の基本戦術である金融詐欺、具体的には金貸し行為を悪として否定しているからです。これはイエス・キリストも否定していたことですし、ごくまともな考え方です。

日本でもヤクザの犯罪的行為として、昔は金貸しが非難されていて、テレビCMも禁止されていました。(今は金貸しの支配層勢力の力が強くなって普通にテレビCMが流されています。ちなみに派遣労働もヤクザ的犯罪行為として排除されていたのですが、今は広められてしまいました。)

金貸しというのは、銀行その他の金融システム全般のことです。銀行はお金自体を貸し出すのでまさに金貸しの代表です。会社や資源に紐づいた株式は会社や資源などを担保にした借金札ですから、実質的にはお金と同じ機能を果たしています。農産品の先物取引も未来の農産品を担保にお金を生んでいるので大枠では同じ仕組みになっています。

金融市場というのは、借金札の相場変動で利益を出すような、お金がお金を生むシステムになっています。ギャンブル的な中間搾取ビジネスなので真の世界統一政府ができたあかつきには世界王的な人たちによって金融市場自体が閉鎖されるはずです。

支配層が大衆心理操作で悪いイメージを広めているものには、他には共産主義があります。かつてのアメリカインディアンのように相互補助的な共同体として資産や労働を共有する平和的な共産主義体制を築くことは、考え方次第では本当は実現することができます。

共産主義体制だと労働意欲が上がらずに社会が発展しない、という悪いイメージも広められています。ですが、これも嘘だろうと思います。資産を共有することで、自分の物を持たないということは、物はみんなのもであるという世界観になります。それはただそれだけのはずです。

むしろ物が共有物となるので、個人所有よりも大事に扱うようになるはずです。

ここに支配層戦略の大衆洗脳による偏向がかけられています。

労働や研究などに対する意欲は、自分の向上心や周りからの評価などから出てきます。別に自分の財産が増えなくて、自分で満足できたり、周りの人がほめたりしてくれれば、人というのは何かにとりくむことができます。

お金がもらえるというのも労働意欲を高める理由のひとつではありますが、本当はお金という報酬でなくてもいいのです。

人は社会的な生き物ですから、基本的には自分の所属する共同体のルールに従います。その社会にある常識や価値観を労働や研究がいいことだというふうにしていけばいいだけの話です。

今ならテレビでそういう価値観の中で頑張る人々のドラマでも放送したり、他の番組でもそれを美化していれば、そういう価値観を広めることができます。

ですが、支配層はそれでは困るのです。メインスキルの金貸しや派遣労働などもできなくなってしまうからです。

第二次世界大戦から冷戦、現在の対中グレイウォーなどは、みんな共産党が悪いというイメージダウン工作にもなっています。(戦争やテロなどの大きな出来事やそれによる変化は直接的な利益を生むので公共事業や産業として続けている面もあります。)

このように支配層はイスラム教や共産主義などの金貸しシステムを崩壊させる恐れのあるものを攻撃し続けています。 2019.5.31, 2019.6.5



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