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洗脳・マインドコントロールの解除

個人・集団・大衆などへの心理操作の悪用を防ぐ

おかしな理屈や情報操作などで心理誘導され、考え方や信念・価値観・美意識などを歪められてしまった人たちがいます。その人たちの心の歪みを直そうというのがテーマです。洗脳・マインドコントロールというと大げさなイメージがありますが、実際には心理誘導や心理操作で固定化された心の動きや考え方を人間本来の考え方に戻し開放するようなイメージです。

< 注意 >
洗脳やマインドコントロールという言葉はオカルトや陰謀論的な用語としてマスコミなどから大衆心理誘導されています。言葉のイメージが悪いのでここではなるべく心理操作という言葉を使います。意味はほぼ同じです。 2019.5.3

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Cancellation-of-the-mind-control, 2019.5.3, 2019.5.4, 評価(B)

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政府・官僚・公務員や関係者の心理操作から解放する

関連・参考


政府・官僚・公務員や関係者の心理操作から解放する

ここではいわゆる役人をターゲットにしていますが、上意下達、トップダウン式の命令系統を持つ、軍隊・警察・カルト団体などにも使える方法になっているはずです。軍隊・警察・カルト団体などは上位者や組織に従順になるように、特に強い洗脳がかけられているので、いずれ別のテーマとして扱いたいと思います。

今も昔も、権力というのは暴力的に恐怖支配された体制になっています。神や民族、軍事力、特定の家系や組織などを絶対的な権力の根源であると、集団に所属する人々に信じ込ませることで、心理操作の根拠にしてきました。

いわゆる民主主義というのはあくまで建前であって、実際に民主的な政府が実権を握っていることは、今の世界でもごくまれなことだろうと思います。もしもそんな政府があったとすれば、歴史的に民主主義の政府が現れた直後の政府か、ごく小さな国家の政府くらいしかないのではないかと思います。

民主主義というと国民の誰もが主権を持っているようなイメージがありますが、決定の仕組みが多数決なので、大集団や大金持ちが権力を握りやすいシステムになっています。そして実際にカルトや超富裕層が仲良く権力を握っていることが多いです。

人々に何かを信じ込ませるには錯誤記憶(記憶錯誤)として間違った記憶を正しい記憶として錯覚させる方法がよく使われます。

「嘘も百回言えば真実になる」というナチスや創価学会の心理操作も宣伝を繰り返すことで、この錯誤記憶を人々の心理に刷り込む方法です。刷り込む内容はユダヤ人ヘイトや仏罰・仏敵などです。

恐怖支配の心理操作の基本は罰の強調にあります。「言うことをきかないと怖い目に遭う」、「地獄に落ちる」といった命令違反やルールに対する強い罰のイメージを深層心理にまで刷り込みます。

そこから「組織には逆らえない」という強い強制力が生まれます。そして組織に従順な人たちができあがります。

恐怖支配は強力なので、この恐怖支配による心理操作はすぐには解けません。ですが、大きな氷でも少しずつ溶かしていけば水に戻るように、心理操作も解くことができます。

心理操作は元々人が持っている倫理観や常識感などの行動原則を少しずつゆがめていくことで操作するので、いくらうまくやっても嘘や間違いがあることには変わりません。その嘘や間違いは正論を繰り返し示すことで、少しずつ正していくことができます。

どんな犯罪者にとっても正論で批判されると心に残ります。いわゆる耳が痛い状態です。これは自分の行動と正論との間に矛盾が生まれた状態やそこからくるストレスのことで、心理学では認知的不協和といいます。

人の心は自分の抱える矛盾にストレスを感じ、これが積もり積もると耐え難い状態になってしまいます。ここが攻めるポイントです。攻め方は理論や証拠で相手に矛盾を示し続けるという方法です。

罪悪感を基にした認知的不協和によるストレスが、いつしか何かのきっかけで恐怖洗脳を打ち破り、当然あるべき当たり前の世の中へと、世の中を変えていく力になっていくはずです。

人類の歴史を見ても、奴隷制度や差別・迫害など非人道的な問題は解決されたり、今も解決に向かいつつあります。これは不正や犯罪を行う支配層側にいる人たちが、人にとっての普遍的なルールを破り続けるストレスに耐えられなくなった結果であると言ってもいいのではないでしょうか。

理論や証拠を示すと、相手から否定されたり、おどされたりすることもあるでしょう。ですが、それでも正論を主張し続けることは強力な洗脳解除方法となります。

例えば刑務所には犯罪者が入っている訳ですが、刑務所も人の集まりなので社会ができています。刑務所社会で地位が低いのは性犯罪者や子殺し犯(子供の命を奪った親)だそうです。彼らは万引き犯にまで馬鹿にされて肩身の狭い暮らしをさせられるそうです。

このとき囚人たちの心の中で沸き起こっているものは性犯罪者を批判する正義感のようなものです。他の囚人たちは、確かに自分も悪いことをしたが、あの卑劣な性犯罪者よりはマシだといったふうに考える人が多いそうです。

これは悪いことをする犯罪者にもモラルや常識といったルールや価値観があることを示しています。これを起点にすることで世の中をいい方向に変えていけるはずです。その手段が正論の主張です。

犯罪者の言い訳を打ち砕いて、洗脳を解くためには、正論の主張を繰り返し続けるのが効果的です。正論が不正や犯罪を行う者たちにダメージを与えていることは確実です。必死に否定したり、情報を隠蔽したりするのはそのためです。

世の中を悪くしている人たちも、その悪い部分以外では意外なほど常識的な人が多いです。

彼らの従っているルールは間違っていますが、彼ら自身は悪意よりは善意で行動していることが多いです。単にその善意の理屈が歪められているだけのことが多いだろうと思います。

ですから、正論の正しさは理解できるはずですし、言い訳をできなくさせたり、恐怖洗脳を解いていくこともできるはずです。中身が間違っているとはいえ、彼ら自身もたいていは常識的な善意や正義に基づいて行動しているからです。

悪いことを悪いことと自覚しながら、悪いことをしているような正真正銘の犯罪者は、政府・官僚・公務員などの中ではむしろ少数派だろうと思います。

どんなに間違っていても彼らなりの正義を掲げているはずです。そこをうまく正すことができれば世の中はよくなっていくはずです。

最後に、正論の主張という方法にも弱点があります。組織の外部からは行いやすいが、内部から行うのは難しい点です。

日本のある程度以上大きな組織というものは、「空気を読め」、「忖度しろ」という無言、あるいは直接的な圧力を内部で演出することで管理しています。サービス残業を無言で強要するようなパターンです。軍や警察でなくても目上の人には意見が言いにくくなっています。

私であれば、目上の人にも自分の意見を穏やかに伝えたりしてしまいますが、言われた方はみんな「文句を言われた(批判された)」といった感じで驚きの表情を見せることが多いです。

最初に不愉快そうなリアクションが返ってくることは、私からしてもさすがに分かりきっています。ですから、普通の人にはなかなか難しいことだろうと思います。

価値判断に対して意見の中身よりも立場を優先する意識が強いと言ってもいいかもしれません。

それでも同僚や部下であれば自分の意見が言えるでしょうから、良識的な人が出世していってくれると助かります。

さらに集団ストーカー的な組織的な恐怖支配システム、もっとはっきりと誰かの職や命を奪って見せしめにするような組織からの暴力的な威圧、カルトの狂信的な反社会的教理などに対して、特に組織内部の人間がどう立ち向かっていくべきかといことは、また別に考えていかないといけません。 2019.5.3, 2019.5.4


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関連・参考リンク - 洗脳・マインドコントロール:心理的な支配や思考誘導



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