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相手の間違いを直すには信念の間違いを自分で直させること

correcting-errors-in-beliefs, 2022.5.24, 評価(B)
嘘か真実か
「嘘か真実か」

加担者たちに攻撃を止めさせるのが話し合いの目的です。間違いや結果的に損することを気付かせる、実力で上回るなどをの方法があります。

孤立した被害者が集団となった加担者たちよりも強い実力を持つのは難しいです。

間違いを指摘しただけでは認めず変わらないのが加担者というものです。彼らにも彼らなりの理屈があり攻撃を正当化しているからです。

結果的に損をするということを理解させるという間接来な方法がおすすめです。

集スト攻撃をしていると証拠が残りいずれ逮捕される恐れがあると伝えれば自覚のない加担者たちは攻撃から手を引きたくなるでしょう。

あるいは他人を攻撃していると人相や性格が悪くなり人生が不幸な方向に傾くといったことを伝えれば下らないことに関わるのは止めようと思う人も出てくるでしょう。

集団ストーカーの加担者たちが攻撃を止めるように導いていくのが被害者と加担者との話し合いの基本であり目的であると言っていいでしょう。 2022.5.24


目次

  1. 人は間違いを認めたがらない
    1. 不都合なほど認めない
  2. 認知行動療法の応用
  3. 賢い人を選ぶべき
  4. 相手の気持ちに寄り添う
  5. 正当化の根拠を探す
    1. 目的から手段を正当化する詭弁
  6. 洗脳や強い信念は変えがたい
  7. 思考停止への対策


人は間違いを認めたがらない

自分が正しいと信じていること、つまり信念のことですが、これに反する事実を知らされてもその事実は認めず事実の解釈を変えてしまうことが多いです。

自分の認識が正しいはずだからその情報が間違っているはずだと考えて矛盾を埋める理屈を考え出してしまうのです。

人は不都合な事実を否定し解釈を変えることで自分を守ろうとするのです。

人の判断を決めるのは事実の正しさよりも本人の信念や経験の影響が強いことが多いということです。 2022.5.26


不都合なほど認めない

間違うを認めることでより不都合なことが起こる人ほど間違いを認めない傾向があります。

公務員や企業の管理職などがその代表です。

彼らが間違いを自分の責任だと認めてしまうと責任問題が発生し直接的な不利益をこうむる可能性が高いからです。

個人の信頼低下にとどまらず、ライバル争いで不利になったり、降格や退職へ追い込まれる恐れもあります。

そこまでいかなくても同種の問題が起こると批判されやすくなるので安易に認めて誤ってもいいことはありません。

それよりも明らかな証拠が出るまでは自分のせいではないと言い続けたほうが得なのです。

総理大臣などは起こった事件が大きければ大きいほど個人の責任は決して認めず証拠をもみけしてやりすごすことが常習化しています。

もはや逃げ道を先に作ってから悪いことをしているかのようです。

本人が認めようが認めまいが正しい道理は正しいのでその人の心にも周りの人の心にも残ります。

その道理は何かのきっかけがあれば人々の行動を変えさえる力があります。すぐに認めさえることができないとしても正しい通りは主張し理解せておいたほうがいいです。

特に頭ごなしに否定してくる人たちは論理的な思考が苦手な傾向があるので、ある日いきなり行動を変えたりすることがあります。

公務員が明らかな嘘を認めず論点をそらし続ける姿はもはや哀れなものね
前はあんなに否定していたのにコロッと態度を変えることもあるわ
まるで初めからそういう正しい意見をもってたみたいな空気を出すのは見苦しいけど、態度を変えないよりはマシね

責任を取るのが怖いだけなので個人が責任を取らずに済むように誘導してあげれば態度を変えさせやすくなります。 2022.5.26


参考

人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。


認知行動療法の応用

認知行動療法は認知の歪みを正す治療のことです。

今のその人の認識よりも利益・不利益を重視させて、さらにその証拠を確認させて認識の歪みを治す方法です。

日本では精神科医はなくカウンセラーが行います。ですから、普通は自覚や疑いのある人を対象としたやり方になっています。

犯罪の自覚の薄い加害者の歪んだ正当性を治すのにも使えるので工夫して使っていきましょう。

治安を守ってるつもりかもしれないけど、無抵抗な市民を監視虐待することは逆に治安を乱すことよ

被害者

加担者

いや、そんなはずはない!
オレたちが命懸けで平和を守ってるんだぞ!
無抵抗な市民への監視虐待が平和を守ることになるわけないでしょ
バカねぇ

被害者

2022.5.26

参考

認知の歪みを正す「認知療法」とは?自分の自動思考に気付こう! 2021/2/20


賢い人を選ぶべき

まず信念や考え方を変えやすい人と変えにくい人がいるので選べるなら変えやすい人を選んだほうがいいです。

考え方から信念を変えていくので自分の頭で考えられない思考停止型の人が相手だとやりにくくなります。

なるべく頭のいい人のほうが正しい考えに変えやすいので向いています。

思考停止型の人は論理的ではなくて賢くない傾向があります。

実体験や周りの意見、常識に固執して自分では何も考えることができないこともあるので話し相手には向いていません。


相手の気持ちに寄り添う

集スト攻撃とはいえ逮捕しない程度に合法的な行為であって、自分は悪いことはしてないと思っているのが加担者たちの気持ちです。

人の嫌がることをやってるんだから悪いことをしてるに決まってるじゃない!

被害者


たしかに厳密には悪いことをしているのですが、許される範囲でやっているのだと思い自分たちで攻撃を正当化しています。

その正当化している表の理由と裏にある真の理由を確認してください。

どこかにやりすぎている点や矛盾などの間違いがあるはずです。

そもそも人として間違っているというのが被害者側の基本的な主張になります。

ですが、被害者としての主張は一旦保留して、まずは相手の気持ちを理解しないといけません。

相手を否定してしまうと心を閉ざしてしまいやすくなり話が終わってしまう恐れが出てきます。

否定したくても一旦保留しておいて相手の気持ち正当化理論を確認しましょう。

反論はその後です。

そうしないと相手の気持ちや考え方が分からないので正当化の仕方やその元となっている相手の信念が分からなくなるからです。

まずは相手の言い分を聞いて理解してからひとつずつ正当化した経緯や理由をいっしょに考えていきましょう。

とはいえ、実際に話すとこんな感じになるかもしれません。

加害者

ノドの調子が悪いから咳ばらいをしているだけだ
それは構わないけど、私は不快感を感じてすごくイヤな気分になってるの

被害者

そりゃあ、たいへんだな(w
人をイヤな気持ちにさせてしまうことはやるべきじゃないわよね?
まあ、やんないほうがいいだろうが、オレの咳は自然に出ちゃうもんだからしょうがないな
人に迷惑をかける行為は迷惑防止条例などで禁止されてるようにやっちゃいけないということは覚えておいてね
ハイハイ、わかりましたよ
(少しは反省する可能性がなくもないわね)
(問題人物の精神病者の分際で生意気なこと言いやがって、だけど面倒だからあまり関わりたくないな……)

被害者のみなさんは加担者たちは全然反省しないと思うでしょう。

ですが、この程度のことでも加害行為を弱める効果が期待できます。

加担者の中には「咳をしたら文句を言われて気分が悪くなった」といった経験が残ります。

咳には文句と不快感というイメージが関連付けられています。

次に咳をするときに文句を言われて不快な思いをさせられないかという不安が生まれます。

この記憶がストレスとなり長期的に加担者の加害行為に圧力を与え続けます。

被害者の反論は「人がイヤがることをしてはいけない」という単純な真理が元になっています。

ですので、でいくら頭の悪い加害者でも本能的にその正しさ認めない訳には行きません。

表面的な言葉では認めないでしょうが自然な心の動きは止めようがありません。

合法的であっても悪いことをしたとは感じています。

2022.5.22

参考

罪悪感の原因は何?罪の意識や後悔が消えない人の特徴や対処法を解説 2020/11/14


正当化の根拠を探す

正当化する考え方が分かったら矛盾や問題点をいっしょに探していきます。

そして正当化の根拠となる確信や信念にさかのぼって矛盾を指摘し正しい対応をいっしょに考えます。

意思決定の流れ
  1. 信念(世界観/価値観/道徳観/経験)の適用
  2. 正当性/安全性/効果の確信
  3. 攻撃の正当化/容認
  4. 攻撃の実行

相手に理解できる範囲の説明でないと理解されないので相手の知識や理解度に注意して話を進めましょう。

どんなに正しいことを言っても相手が理解できなければ意味がない

被害者

自分ひとりが正しいことを言っただけじゃ何も変わらない

加担者は自分の加害行為を正当化しています。

正当化するには理由が必要なので道徳観や世界観、自分の経験などから加害行為が正しい、あるいはやっても許されると信じている状態にあります。

その信じた経緯をいっしょに確認していけば矛盾や問題点が見つかるはずです。

加担者は自分の間違いを認めるとは言わないでしょうが、人にとって普遍的な道理を確認させればそれ自体は正しいと感じることができます。

正論は認めざるをえないので、正論から導かれる間違いや罪も認めざるをえなくなります。

そこから生まれる罪悪感を強化して犯罪の抑止に役立てます


目的から手段を正当化する詭弁

大きな目的のためには小さな罪を犯しても許されると言う詭弁です。

カルトがよく使います。

「国を守るためなのでいたし方ない」、
「仲間を守るためにはどんなことでもやっていい」、
といった使われ方をします。

もちろんそんなことはありません。

「大事の前の小事」と言われるように小さなことにも気を付けないと大きなことは成し遂げられません。

これが正しい考え方です。

無数の不正や犯罪の上に築かれた平和や幸福が真の平和や幸福になることはありえません。それは偽りの平和や幸福にすぎません。 2022.5.22


洗脳や強い信念は変えがたい

普通に生きてきた人は常識的な善悪を元に矛盾を指摘してあげれば矛盾や間違いをそれなりに理解できます。

言葉では認めないでしょうが心の中ではその矛盾や正しさは認めざるをえないので記憶に残ります。

それを思い出すたびにその信念は強化されそこから生まれるストレスも大きくなっていきます。

そういう普通の人たちならいいのですが子供の頃からカルトに洗脳されていたり、支配層やスパイ民族の誤った差別的な常識の中で育てられてしまうと考えを変えるのは難しくなります。

ユダヤ陰謀論のゴイムのように仲間以外の人間を奴隷や家畜として格下の存在として差別することで自分たちの不正や犯罪を正当化している人たちがいます。

それが当たり前だと教え込まれて真実だと信じて大人になってしまうとその間違いを正すのが難しいのです。

他にCIAやオウム真理教のような具体的な洗脳行為を大人になってから受けて信念が変わってしまっている場合も考えを変えにくくなります。

どちらも善悪を入れ替えるような理論で矛盾しているのですが、思考停止してしまいそれを指摘されても心が動きにくくなっています。


思考停止への対策

加害行為は加担者が理屈で正当化して行っています。

個人的な理由や社会的な理由から正当化し、やっていいことだと思っています。

それが続くと思考停止して何も考えずに攻撃を続けるようになります。

自分のやっていることは正しい、反省の必要はないといった気持ちになっています。

それでも悪いことをやっているので不安や不快感はつきまといます。

仲間であるはずの人間を攻撃することは、一部快楽にもなりえますが、本質的には道徳の枠をはみ出た悪いことです。

ルールを破っているという暗黙の不快感を加担者に与えます。

思考停止型の人たちには理屈よりも感情に訴えたほうが伝わりやすくなります。

考える力は弱いので感じてもらうということです。

感じてもらうのは罪悪感です。悪いことをしているのだからもっと感じてもらわないといけません。

より具体的な話で相手に痛みを追体験させると感じさせやすくなります。

罪悪感には原因があるので原因を意識させることで効率的に罪悪感を強めることができます。

罪悪感を感じる原因
  1. 誰かを傷付けた罪の意識
  2. 助けられなかった無力感
  3. 何もしてあげられなかった後悔
  4. 周囲より自分が恵まれているという負い目

これをふまえて批判すると次のようになります。

人を傷付け、
助けることもできず、
犯罪を止めることもせず、
自分だけいい立場にいられればそれでいい、
そんな卑怯な人生でいいのかね?

被害者

加害者

そんなこと言われても上の命令だし仕方ないだろ
政府を食い荒らす白アリ族が悪いんだよ

加担者ならやっぱり表向きは認めずに言い訳してくることでしょう。

ですが、加担者の記憶には残り罪悪感を刺激し続けます。

とはいえ、この例だと抽象的なので実際にはひとつひとつをもっと具体的な話で伝えたほうがいいです。

罪悪感にも感じやすい人とそうでない人がいます。感じやすい人を選んで話し合ったほうが成功率が上がります。

罪悪感を感じやすい性格
  1. 正義感/責任感が強い
  2. 自信がない(自己肯定感が低い)
  3. 感受性が高い
  4. 頭が固い
  5. 自己犠牲精神が強い
  6. 期待に応えたい
  7. 自己主張が苦手

いわゆる優しい良い人のイメージ近いです。

罪悪感をなくすには原因に真面目に向き合って対処しないといけません。

加担者にそこまではできないでしょうから、罪悪感だけが残り続けそのストレスが加害を抑制し続けます。 2022.5.22



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