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無意識を利用した直観力の向上

物事を客観的にとらえ本質を理解する方法

Improvement-of-the-intuitive-power-using-unconsciousness, 2017/8/1, 2019.1.5, 評価(B)

目次

意外な影響はほのめかしか?

無意識を利用した直観力の向上
思考方法の基本
理性と感性、主観と客観、具体と抽象、さらに物事の流動性を理解する
具体的な思考方法

直観力の限界

主観から脱して客観的な思考法を身に付けた後は流動性を理解すること
物事は固定的なルールではなく流動的な変化の中にある

哲学の歴史は支配層に悪用されてきた歴史

支配層や支配奴隷であるメーソンの健全化

直観と思考送信は似ている
非常識なSF説もあながち否定しがたい

< 参考 >
感情が「理性より賢い」とき 2012/3/6
さまざまな予測において「自分の感情を信じる人」のほうが優れた成績を示したという研究結果を紹介(引用) 2019.1.5


意外な影響はほのめかしか?

私の感覚や認識、判断といったものが、支配層にとってどれほど重要なのか、あるいはまったく重要ではない集団の一部に過ぎないのかは、よく分かりません。しかしながら、ベンジャミンの記事を翻訳していたサイトが、私が閲覧をやめた後に閉鎖されていたり、私は存在していることを知っているが、世間ではいまいち有名ではないような思わぬところにまで、ベンジャミンが出張出演していたりするのを見かけます。

以前、ベンジャミンがネット番組(おそらくJRP)内で、「安倍! 逮捕されるぞ!」と盛んに安倍総理を脅していたころ、中国の卓球選手の不正ラケット問題について、ベンジャミンが小さな問題だといっていたのを、私が批判していたことがあります。その後、ヒステリックな女性司会者問題が起こり、さらにその後、ベンジャミンは何かを悟ったかのように、人のよさそうな落ち着いた雰囲気のキャラへと変わっていました。

私の予想だと中共あたりから、人を強い脅すことは日本人からするとイメージが悪い、などと苦情が入り、柔和なキャラへ変更したのではないかと思います。

他にもヒステリックな女性司会者は、作家の水沢さんとか何とか言う人だったと思いますが、やたらと感情的に北朝鮮や中国の脅威論やベンジャミン批判を繰り返していました。彼女は最後にはベンジャミンから、「中国側からプロパガンダはやめるようにと言われている」などとはっきり批判されたせいか、出演しないようになっていました。

ベンジャミンの高圧的な態度に対する私の批判が、彼女の感情的な批判を後押しする結果となってしまった、ような気も多少はしています。

ちなみに作家が支配層都合の命令に弱いのは、作家が生きる文壇や論壇自体が支配層に文字通り支配されていることが影響しているのでしょう。文壇というのは、作家や文学界の中では、作品だけでなく作家の評価を決めてしまったり、ときには作家の人生まで変えてしまうような強い影響力がありますので、作家個人が立ち向かえるような相手ではないのです。

おそらく彼女も個人の意思で政府や右翼の中国脅威論を支持していたのではなく、文壇から脅されて芝居をうっていたのではないかと思います。これが事実だとするとかわいそうな話ではありますが、情報操作は支配層の得意とする詐欺洗脳手法ですから、ひとりで立ち向かうのはなかなか難しいでしょう。

あのヒステリーで文壇での評価がどの程度上がったのかは分かりませんが、文壇のために作家をやっているのではないでしょうから、明らかに間違った主張を続けるようなことはやめておいたほうがよいでしょう。

支配層の代理人になるということは、最後には責任を押し付けられて、自分だけ排除されるような危険がつきまといます。彼女がただのメーソンだったとしても、あれは意図的な芝居のように見えましたので、あまりよくないでしょう。

彼女のヒステリー芝居(?)も見慣れてくると、いつヒステリーを起こすのか、はやく起きないかな、と道徳的にはよくないことですが、彼女のヒステリー芝居(?)を少し期待する気持ちも私の中から出てきてしまっていました。私の見立ててでは、やはり、彼女が本気で泣いているようなことはなかったのではないかと思います。


無意識を利用した直観力の向上

上に書いたベンジャミンの落ち着き具合と水沢(?)さんのヒステリーの件を私個人へのほのめかしとして考えると、わざわざそこまでする必要はないように思います。とてもおおげさなやり方です。

しかしながら、そんなことを個人に対して行っているとすると、支配層側にも本質を見抜き公正な判断ができるような人間はごくわずかしかないので、色々な物事を正しく判断できる人を探しているのだろうな、といったことが予想されます。これはそれが私であるという意味ではありません。その可能性もなくはないかもしれない、といった程度の話です。

そうとはいえ、もしも私の認識力、判断力、分析力などが支配層から評価されている、あるいは面白がられているとすれば、私の認識や分析の方法が他の人たちにも役に立つかもしれませんので、支配層と一般の方々、両方のために説明しておきます。

普通の人たちが物事を感じ判断するときの話ですが、一般的には個人の視点を強く持ちすぎてしまう傾向があります。これは当たり前の話ですが、人の認識や判断が、自分にとって大切なことかそうではないのかといった観点に強く縛られていることに原因があります。

これはこの仕組みを理解することである程度まで克服できます。認識や判断の基準を、自分の視点から他人の視点へ変化させ、 認識や判断を客観化することができるようになれば、物事をより客観的に認識し、公正な判断を下しやすくなります。

西洋哲学のような抽象的な、あるいは観念的なものの考え方ができるようになると、自分の立場を取り除いた客観的な考え方がしやすくなります。

ちなみにドイツだったかと思いますが、義務教育で哲学を教えているそうですから、ドイツ国民はさぞかし賢い人が多いのでないかと予想されます。日本は支配層(※1)による愚民化政策や白痴化教育が進められているので、テストの点数に現れない部分でも教育水準はかなり劣っています。

日本人で自分自身で物を考え判断できるような人はかなり少ないです。子供のように人の意見の受け売りで満足してしまう人が多く、その物事を自分で考え直し、判断し直すようなことができる人はまれです。一見すると正しそうにみえる常識の中にも根拠があいまいなものもたくさんあります。常識の正しさを疑えるくらいのレベルが本来の健全な人間の思考というものではないでしょうか。2017/8/1


思考方法の基本

理性と感性、主観と客観、具体と抽象、さらに物事の流動性を理解する

直観力の向上について語る前に、一般的な思考方法について説明しておきます。初心者向けの簡単な説明記事を書くつもりで書き始めましたが、インテリ層の頭の良い人たちでも忘れているようなことが書いてあるかもしれませんので、一度目を通しておいて欲しいと思います。

当たり前のことですが、何かを考える上では、理性と感性、つまり理論的な考え方と感情的な考え方があります。さらに立場においては、主観的な立場と客観的な立場があります。

ここまでは誰でも理解できるかと思いますが、この他に具体的なものに対する思考と、抽象的なものに対する思考というのがあります。具体的というのは私たちが経験できる世界についてのことで、抽象的というのは物理的に存在しなくてもよいような理論上の世界の話で、観念的な世界の話です。それらの抽象的な世界にもルールや関係性などあり、思考の対象となります。

例えば、無限や永遠という考え方は、長くても100年程度しか生きられない私たち人間には確かめようのないことですが、理論上は考えることができますし、概念上は存在し考えることができます。考えることに慣れていない人は、この抽象的なものの考え方が苦手で、現実世界の具体的なものに置き換えないことにはうまく思考できないことがあります。

抽象的、あるいは観念的な思考方法は数学や哲学などを学んでいれば、それなりに理解できるようになるかと思います。物事のルールや関係性は、具体的な現実世界についてだけ存在しているのではなく、それとは別に理屈の世界の中だけでも存在できるといったイメージになります。

抽象的な概念が理解できないということは、それまでの人生で単に抽象的な考え方に触れてこなかっただけでしょうから、特に恥じるべきことでもありません。抽象的なものの考え方ができない人は思いのほか多くいます。

だからといってあきらめてしまうのではなく、初心者向けの哲学の本や説明などを理解していくうちに、現実世界の物事ではない理論上の世界だけでも思考や推論ができるということが分かるようになってくるのではないでしょうか。

抽象的なものの考え方は主観から解き放たれて、客観的な視野を手に入れるのに役立ちますので、ぜひ多くの人が抽象的なものの考え方ができるようになってほしいと思います。

主観と客観、理性と感性、具体と抽象的といった考え方の基本が理解できないと、それらを混同してしまい、正しく思考することができません。たとえば、理性的な話を主観的な感情で否定するようなおかしな思考におちいってしまうようなことになってしまいます。

例を考えると、「この先どうすべきか」、と考えているのに、「面倒だから止めよう」などといった、元々のテーマであったことを無視して、感情的に処理してしまうような間違いが起こってしまいます。

面倒くさいという理由で何かをやらないことは、その判断で日常生活にはあまり支障はないのかもしれませんが、正しい思考という意味では、思考停止、判断停止であり、本来のどうすべきかという問いについては何の答えにもなっていません。

このように理論と感情を混同してしまうと、正しい思考、ここではよりポジティブな建設的な思考ができなくなってしまいます。

物事を正しく考える上では、まずそれぞの事柄が属する分類内部で、その事柄がどういう位置にありどんなルールに影響あれているか、などといったルールや関係性を分析し、その後に別の分類の考え方と比較すべきなのです。

ここでは理論に属する「どうすべきか」という分類での思考が行われずに、感情に分類されるであろう「面倒くさい」という思考を採用してしまっています。本来の正しい思考、ここでは客観的で公正な思考をするなら、「どうすべきか」という分類に入る事柄で他にいくつか有望なものを検討してから、別の分類となる感情的なことがらの別の候補などについて検討すべきなのです。

選択肢の候補が少なく、比較の対象も混同されてしまっています。

「この先どうすべきか」という考えを正しく進めるのであれば、現状の分析や将来への望ましい展望、現実的な限界、何らかの打算が入ってもよいのですが、それらを考慮したうえで、どうすべきなのか、よりより選択肢を模索していくのが、建設的で正しい思考となるでしょう。

面倒くさいかどうかということが、その人にとって重要なことであれば、感情的なやる気や意欲の分類として検討するのもよいでしょう。「面倒くさい」と表現してしまうとネガティブなイメージがありますが、「面倒臭さ」にも色々あり、時間や労力、金銭などの不足やコストパフォーマンスが悪いということであれば、建設的な思考の対象としてふさわしいものとすることができます。

実際に建設的に思考する場合は、「面倒くさい」と考えと意味が広すぎるので、時間的がかかりすぎるとか、体力が持たないなどともう少し具体的な言葉に換えたほうがよいでしょう。

主観と客観、理性と感性、具体と抽象的といった考え方の違いは、日常生活ではあまり意識されるものではありませんが、物事を正しく考えていくうえでの必須事項となります。これらの違いを正しく理解できるようになった上で、思考を進めていけば、色々な問題を混同せずに分類したり切り分けたりして、正しく物事を考えられるようになるはずです。

他の項目で説明していますが、これらの他にさらに世界の流動性、つまり時間の流れや状況の変化について考慮できるようになれば、その正しい思考法ができる人は時の流れとともに物事への理解を深め、さらには世界の真実をとらえ、遥かなる理想へと近付いていけるのではないでしょうか。

この記事を書いている私からすると、自分がその境地にたどり着く日がくるかどうかは分かりませんが、理想に近づきつつあると思いたいところです。

正しい思考法が身につけば、思考の迷路に迷い込んでも、より正しい道を選んでいけるようになるでしょう。あるいは少しずつ丹念に土台を固めていくことでこそ、その上に頑丈な建物を建てることができるようになるといったイメージです。2017/9/16


具体的な思考方法

具体的な思考方法としては、自分のことも含め、なるべく余計なことを考慮しないで、その物事自体について、冷静に感じ取るようなイメージで認識すると、脳の無意識や潜在意識の領域が活性化して、脳の力が発揮され、個人的な感覚や常識を離れ物事の本質に近づきやすくなります。

心を静め、そのもの自体とだけ向き合うことで、自然と物事の本質が浮かび上がってくるようなイメージです。瞑想や座禅などもこれに近い思考法なのではないかと思いますので、これらを取り入れることでよりよい認識や判断に近付けるのではないかと思います。

私が個人的に発見した具体的な方法としては仮眠がおすすめです。まずは、何かひとつのテーマやそれに関係することを色々と調べたり、考え続けている状態にあるということが前提となります。よりよい経験をしたり、よりよい情報により多く触れておくのがコツです。その状態で仮眠すると、仮眠中に脳の無意識部分が盛んに記憶を整理するので、目覚めたときには思わぬよい考えが浮かんでいたり、新たな関係性に気付いたりするということが起こります。

逆に眠りにつく前に布団の中であれこれと考えてやっと出たような結論は、目覚めてから考え直すとあまり正しくないことがよくあります。ひとつのことをだけを考えすぎると、おそらく客観的な思考がしにくくなり、思考の方向性自体が間違った方向へ進んでしまうのではないでしょうか。眠りにつくまえの考え事はおすすめできません。

仮眠という方法は、私が集団ストーカー被害で夜間に長時間睡眠妨害を受けては、何度も目を覚ますうちに気付いたものです。睡眠妨害中は高ストレス状態にさらされますので、生体の防御反応が活発化していることでしょうから、思考もより活発化しているのかもしれません。ただし、リラックス状態でもストレス状態でも無意識を利用した認識や判断は沸き起こってきますので、あまり関係のない可能性もあります。

支配層からすれば、人々を痛めつけるための睡眠妨害が、自らの破滅を早めている訳ですから、世の中は面白いものです。「人間万事、塞翁が馬」といったところでしょうか。

中国の三国志の物語に出てくる天才軍師の諸葛孔明や、小説に出てくる天才軍略家のヤン・ウェンリーなどもよく仮眠をとっていますので、仮眠で理解を深め、より正しい認識にいたるような方法は、意外と古くから知られていたのかもしれません。

自分の脳の奥底に眠る心の声や真の客観的な判断に耳を傾けることができるようになれば、既存の常識や個人の欲などを取り除いた、客観的でより正しい認識や判断を行いやすくなるはずです。

表面的なことを理解しただけでは分からないような、他の物事との関係性や背後関係、その物事が内部に抱えているような真も目的などと思われるものが心の中に自然と浮かび上がってくることでしょう。

そのとき心に現れた人間の正しい認識は、おそらく人にとって普遍的な価値観を元に導き出されたものとなっていることでしょうから、支配層戦略のような詐欺洗脳を基本とした支配術は否定されていることでしょう。

これによって支配層の奴隷であるメーソンのような、ルールや道徳を無視していた人たちが、人としての正しい認識にたどりつき、自分の行動を改めるという流れになるのが、ひとつの理想です。

ドイツの哲学者で哲学史に名を残す哲学的天才の一人にカントという哲学者います。彼が支配層側の人間であった可能性はかなり高いとみられていますが、それは権力や勢力争いの分類のようなものの上での話ですから、ここではひとまずおいておくとして、哲学者としてカントの言った、「自分の内なる道徳法則」というのもこれに近いものだったのではないかと思います。彼のその主張の先にどんな支配層戦略があったのかはよく分かりませんが、心の中の道徳に従えという彼の説は、支配層戦略と矛盾していますし、それ自体は正しいことを言っていたとみてよいでしょう。


直観力の限界

ここまで直観力を向上させれば、それだけで本質に近付けるかのような書き方をしてしまいましたが、実際にはそれだけでは不十分です。直観力には限界があって、直観力だけですべての本質が理解できるようになる訳ではありません。

どれだけ無意識を利用した直観力を高めたとしても、直観する対象にまったく真実が含まれていないような場合は、そこから本質を理解したとしても価値のある認識や情報を得ることは難しいでしょう。

たとえば、大きく偏向されてしまっている今のテレビや新聞だけを見ていても真実は見えてこないことでしょう。なぜなら、マスコミの情報は支配層によって大きく歪められていて、私たちがマスコミから得られる情報で、マスコミ世界の中での真実と思われるような認識は、支配層に誘導されたもので、正しそうにみえるよう偽装された推論にすぎないからです。

マスコミというものはマスコミが発信する情報だけで常識や善悪などの判断が完結するよう巧妙にしかけらた偽装情報世界にすぎません。マスコミが発信している情報の大半は思考誘導や印象操作が隠された目的となっていて、具体的にはプロパガンダと宣伝・広告、さらにそれらの情報に私たちの関心を集めるための客引きや見世物となるものでできています。

マスコミ世界の情報から得られる真実は、マスコミが支配層に悪用されているということくらいかもしれません。

マスコミだけの情報を元に物事を判断すると、結果的に支配層の印象操作や思考誘導の罠にはまってしまい、間違った方向へ誘導されやすくなっています。この支配層の誘導手法は何十年、何百年と磨き上げられてきたもので、かなり巧妙な仕組みになっていますので、普通の人が見破るのはかなり難しいでしょう。

ネット情報に触れない人を情報弱者などと呼ぶことがありますが、マスコミの情報だけしかしらない人たちは、たしかに情報弱者というべき状態にあります。情報弱者層(?)がマスコミからの情報をいくら調べても世界の真実にたどり着ける可能性は低いでしょう。

それはマスコミの情報を調べ、疑い、真実にたどり着いた、と私たちに思わせるような思考誘導の仕組みが、マスコミ情報にはすでに仕掛けられているからです。情報弱者層の人たちが陰謀論を嘘の話だと信じ込んでしまったり、真の世界の在りようを理解できないのは、無理もないことです。

その盲目状態の情報弱者層に真実を知らせるというのも、ネットユーザーの役目のひとつと言ってよいでしょう。マスコミの伝える情報が真の世界の情報だと信じ込まされている情報弱者層に、正しい世界の情報を伝えることは難しいことですが、情報弱者層の理解なしに世界を変えることはできないでしょうから、彼らへの説明や説得は不毛に思えても続けていかなければなりません。

正しい情報を元に正しい判断を行った結果であれば、マスコミ世界が偽装するまやかしを打ち破り、情報弱者層にいた人たちを、いずれは正しい認識へと導くことができるはずです。正しい認識がマスコミの嘘を粉砕する日がくるはずです。


主観から脱して客観的な思考法を身に付けた後は流動性を理解すること

物事は固定的なルールではなく流動的な変化の中にある

主観的な物の考え方に縛られないような客観的で理性的な思考ができるようになれば、色々な物事をかなり正確に分析できるようになります。

しかしそれだけですべてが正しく理解できるかというと、そうではありません。物事を正しく理解するのには、色々な物事や世の中で起きていることが流動的で、常に変化する可能性があるということも理解する必要があります。

タイトルにあるように物事は、その時は一時的にその客観的に把握できるルールで動いているのですが、時間の流れとともに変化していく可能性があります。

哲学の歴史をみても、ギリシャ哲学などから続く古代から中世の哲学では物事の真実を固定的なルールとしてとらえるような努力が続けられてきました。それが近代の哲学になると現象学や実存主義などの固定的なルールではなく移り変わっていく現象や、現象の連鎖であるような存在そのものへ哲学的な関心が向けられるようになっていきました。

現代哲学は私がにわかに判断できるようなものではありませんが、現実的な実利主義やアリストテレスなどへの原点回帰主義に注目が集まっているように思われます。

哲学史については諸説あるでしょうし、それほど詳しくないので説明はこのあたりにしておきます。大切なことは真理というと大げさですが、正しい知識や認識に至るには、物事のルールや仕組みが固定的に存在するのではなく、変化の可能性がある流動的なものだと理解しておくことです。

単純化して考えると、流動的な時間というものを常に考慮する必要があるということです。この世界には時間というものが存在あるいは属性のような付属物のような状態でつきまとっていますので、これを無視して固定的なルールや仕組みだけを理解すればよいというものではないのです。

このようなことから、主観・客観・時間、それぞれ自己目線・他者目線・流動性と置き換えてもよいのですが、それらを常に考慮しながら物事をとらえることで、より正しい認識に近づけるのではないかと、私は考えています。

本質の理解や直観の全体の流れとしては、流動的な世界の一時的な状態として物事から本質を直観し、時間の流れとともに変化を予測したり、直観した内容を修正していくことを繰り返していくことになります。直観のPDCAサイクルのようなイメージです。

世の中を変えたいなど、何かを変化させたい場合は、物事の本質や関係性を理解しつつ、時間の流れを考慮して、どのような流れの中で、またどのような順番で、物事をよい方向へ変化させていくべきか、などといった流動的な戦略が必要となってくるでしょう。

ちなみに時間という概念は哲学でも諸説あり扱いが難しい問題のひとつと言ってもいいかもしれません。言葉で定義してもそれを証明する根拠が説明しにくいような難しさがあります。時間は、おおよそのところでは規則性と不可逆性のある変化のことで、物理学では時間と空間はセットで時空として考えられています。一般用語で表せば、「現象の連続」といったイメージに近いように思われます。2017/9/15

< 参考 >

時間とは何ですか? -時間とは何ですか?- 哲学 | 教えて!goo

哲学的に時間とは? - 哲学的に考えて時間とは何ですか?無限に連続する... - Yahoo!知恵袋

時空の哲学 - Wikipedia


哲学の歴史は支配層に悪用されてきた歴史

ちなみに支配層情報をふまえたうえで哲学の歴史を紐解くと、なかなか苦い歴史となってしまいます。哲学自体が悪い訳ではないのですが、かなりの部分が支配層に悪用されたり、支配層が哲学者を真似したりしていて、哲学自体のイメージがかなり悪いものになってしまうのです。

元々は詐欺師の詭弁に異を唱えたのが哲学の起源となる古代ギリシャの哲学者で哲学の父と呼ばれるソクラテスだったのですが、その後、詐欺師たちは詭弁を打ち破る哲学を逆手に取り詐欺洗脳の支配術に悪用してきました。

特にイメージが悪いのがヘーゲル弁証法です。ヘーゲル哲学は古代ギリシャから続く哲学の歴史が近代までにたどり着いた結論であるかのように、哲学史では扱われています。哲学史はヘーゲル以降も続いていますので、ヘーゲル哲学がその後哲学史の主流になるようなことにはなっていませんが、その割には今でも哲学史上は評価が高くなっています。

ヘーゲル自身もユダヤ人ですが、彼の哲学自体も支配層によってしかけられた支配層戦略だったとみられています。弁証法自体は2000年前のギリシャ哲学の時代から存在する考え方で、それ自体は特に珍しいものではありあません。まずまず常識的な考え方のひとつだといってよいでしょう。しかし、それが支配層によって善悪二元論からの弁証法というふうに悪用され続けられてしまったのがよくありませんでした。

支配層は勢力などを善と悪を分けて戦わせることで利益を得るというふうにヘーゲル弁証法を悪用してきました。あるいは支配層が自らの犯行を正当化するために作り上げたのがヘーゲル弁証法というべきかもしれません。


支配層や支配奴隷であるメーソンの健全化

支配層戦略の全体を極端に単純化すると、自分たちさえ得すれば他人のことはどうでもよい、という考え方が基盤になっています。ここから自分たち支配層ネットワークさえ利益をあげれば、ほかの一般人のことはどうなっても関係ない、だから一般人などはだまして富を盗み取ればいいという考え方がでてきます。

この考え方は支配層のトップが、その他の実行犯や部下となる人たちをだまして利用するための詐欺洗脳術ともなっています。支配層に利用されているのは、自分が支配層の仲間だと思っている人たちも大量に含まれています。冷静に考えれば、彼らから多少の褒美をもらっている人たちも、一般人をだまして富を盗むような犯罪に利用されているということは理解できることでしょう。

支配層に利用されている人たちをその洗脳からいかにして解放するかというのも、支配層関連の社会問題の解決には重要なことです。

支配層は強力なマインドコントロールを行い奴隷となるメーソンを洗脳しています。しかし、幸いなことにその洗脳は完璧というのはほど遠いもので、洗脳が解けてしまったり、メーソンも元々脅されて命令に従っていただけだったりもしますので、彼らを健全化できる可能性はそれなりに期待できます。支配層の頂点で自分たちを神だと信じてるような人たちについては、何世代にも及ぶ彼ら自身に対する洗脳を解くことはさすがに難しいのでしょうが、それ以外のメーソンなどは洗脳が解けてもおかしくない状態にあります。

これは洗脳の限界と言うべきものですが、強い洗脳を施すには長い年月がかかってしまうので、多くの人を洗脳するのは、初めから難しいことなのです。多くの人が支配層に従っているのは、おどしや自分の利益などの影響でしょうから、初めからほとんど洗脳されずに支配層に従っているような人も多いはずです。

支配層との戦いは、彼らの奴隷であり支配術の実行犯となる詐欺洗脳奴隷のメーソンたちにかけられた洗脳を解くための戦いであるということもできるでしょう。

たとえば、有色人種は支配奴隷のメーソンですらない訳ですが、日本にいる支配層の代理人たちはまんまとだまされて自分たちがメーソンであるなどと誤解させられています。それ自体が支配層の洗脳なのですが、アジア人などはメーソンの仲間には入れてもらえはしないという事実を、日本のメーソンたちに教えてあげれば、彼らも所詮は利用されている奴隷にすぎないことを理解できるようになるかもしれません。

支配層の奴隷として悪用されているメーソンたちも、落ち着いて自分から生まれる正しい認識に耳を傾けることができるようになれば、詐欺洗脳は解け、所詮は他人にすぎない支配層などのためではなく、自分がよりよく生きるため、あるいは世の中をよくするため、支配層と戦わざるを得ないということが理解できるようになるのではないでしょか。2017/8/1, 2017/8/21


直観と思考送信は似ている

非常識なSF説もあながち否定しがたい

仮眠から目覚めたときに現れる認識やアイディアは、テクノロジー犯罪で行われているテレパシー技術による、いわるゆる思考送信に似ています。思考送信では誰かが言語イメージなど他人の精神活動に干渉しているのですが、突然、心の中に新たな認識が生まれるようなイメージですので、個人の心の中に起こる現象としては似ています。

テレパシー技術は50年くらい前にすでに完成の域に達していて、人間の精神活動、いわゆる脳神経の活動のほとんどは電波(マイクロ派)によって引き起こすことができることが知られています。

ちなみに一般の人たちが知らないのはマスコミを使って技術情報を隠しているのが原因であって、技術が存在しない証拠などにはなりません。テレパシー技術などは存在しないという常識を、マスコミが意図的に作り上げることで、今でも技術の存在を隠しているだけです。テクノロジー犯罪の被害者による証言はその証拠のひとつといってよいでしょう。

技術の存在の有無については、読者のみなさんが各自、ネットで調べてもらえば真実にたどりつけると思いますので、ここでは扱いません。技術が存在するという前提で話を進めます。

「宇宙人は存在しない」というマスコミの印象操作や常識の敷設が行われていますので、普通の常識的な人たちは、マスコミの作り出した常識を信じて、宇宙人は存在しないものと信じていることでしょう。たしかにマスコミが宇宙人と呼ぶものは、姿かたちからして胡散臭いものですから、信じるには値しないでしょう。

しかし、宇宙は人間には計り知ることが広く大きなものです。地球のような星が存在する可能性も無限に存在することでしょう。宇宙のどこかに地球とほぼ同じ星が存在した場合、人間とほぼ同じ生命が存在していたとしても不思議はないでしょう。

宇宙の無限の可能性を考えると、宇宙人はいないと判断してしまうことは、明らかに軽率なことです。私たち人間が宇宙人の存在について考えるのであれば、正しい判断は、いるかも知れないがよく分からない、判断がつかないという判断の保留が客観的で正しい認識となります。今の人間の科学レベルでは、存在しないことを確かめた状態にはありませんので、存在しない根拠が説明できません。分からない以上、それについての正しい判断は、分からないということになるのです。

その上で、宇宙人でなくてもよいのですが、過去の地球に存在したかもしれないような、超高度な文明を持つ生命が昔からいたと過程します。さらにその超文明人がテレパシー技術を持っていたとします。

そうなると超文明人が、テレパシー技術で地上の人間を観察しているような可能性も出てきます。ここからテレパシー技術で人間の心の動きを観察しては、悩みや疑問の答えをテレパシー技術で教えてくれているような可能性が出てきます。

そう考えてくると、宗教や霊的な世界の話で、祈りが通じて願いが叶ったという話がありますが、あれが単なる作り話やオカルト話の嘘ではなく、事実であるという可能性も否定できなくなってきます。

私が自分の脳の無意識の領域を使った思考法だと考えていたものも、超文明人による単なるアドバイスにすぎない可能性もあります。そうなると私の直観力の向上理論もつまらない話になってしまいます。

ここに書いた話は所詮は証明できないことですから、特に誰かに信じてもらいたいとか、人をだまそうという意図はありません。単に、客観的に、つまり科学的に考えていくと、テレパシー技術が可能であることと、人間以外の知的生命体が存在している可能性があることから、私たちの直観や霊感などを、誰かが意図的に偽装している可能性が考えられるという推論を説明したかったので、書いてみました。

私自身もマスコミにだまされて育った普通の人間ですから、宇宙人のことは嘘だと信じていました。しかし、ロシアに隕石が落ちたとき、謎の物体が隕石を破壊したという動画(※2)を見てから、もしかすると宇宙人とは限らないまでも、何らかの超文明を持った知的存在がいる可能性はあると思うようになりました。

隕石の移動スピードは今知られているミサイルを含めた、人類が作り出したものの最大の移動速度を超えたスピードでした。そのため、今の人類の科学技術では隕石に追いつくことはできないので、これはUFOなり超文明人によるものではないかという説があります。

ただし、参考に挙げた動画(※2)にあるように軍のミサイルだった可能性もたしかにあります。軍事技術というのは基本的に軍事機密となりますので、一般には公開されません。そのため公開はしていないが、ロシアの技術力はすでに超高度なレベルに達していて、超高速の隕石すら超えることができたという可能性もあります。

ロシアが本当にそれほどまでに高度な技術を持ち、さらにロシア一国で占有しているのであれば、ISテロなどは早く片付けて地球の平和を維持いて欲しいところです。

しかしながら、この「世界の本当の軍事技術レベルでは隕石も破壊可能」という説には夢がありませんので、やはり超文明人が善意で隕石を破壊してくれたと考えたいところです。超文明人の候補としては、太陽の紫外線から逃れるため地底に移住した古代人という説が、なかなか説得力があるように思います。

宇宙人であるとすると、地球人を守ったり干渉する方法が限定的で、中途半端な印象があります。そうなると人間が野生動物の自然保護区を作っているように、地球を人間保護星などとして、なるべく干渉しないように保護しているという可能性も考えられます。

どのみち、今の段階では客観的に証明できるような話ではありませんので、作り話と似たような扱いになってしまうことでしょうが、宇宙人も地底人も両方いると考えたほうが話としては面白いでしょう。2017/8/22

< 参考 >

(※1) 支配者層、金融マフィアの詐欺的な世界支配
下書きを読む前に(1)用の説明

(※1) 超富裕層や裏社会の詐欺支配理念の批判
シオン長老の議定書、イルミナティアジェンダ、ユダヤ・プロトコルなどにみる詐欺マニュアルの矛盾など

(※2) 【1080p】ロシア隕石空中爆発の瞬間 ロシア軍ミサイルによる迎撃か - YouTube

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