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指向性エネルギー兵器と非殺傷兵器

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指向性エネルギー兵器 Wikipedia
DEWで利用が考えられているものは以下のエネルギーが挙げられる。
電磁波エネルギー コヒーレントな電磁波(レーザー光、メーザー波)
インコヒーレントな電磁波(ビーム状マイクロ波)

光子以外の素粒子エネルギー 荷電粒子(電子ビーム、陽子ビーム、重粒子ビーム)

音波エネルギー(音響兵器)


指向性エネルギー兵器(DEWS)と低致死兵器
https://ameblo.jp/syuusuto-memo/entry-12444711074.html

今回は、表に出ている有名な兵器を取り上げます。

・レーザー兵器

ラファエル社製 
アイアン・ビーム(Iron Beam Mobile Laser Wepon System)

アメリカ軍 
MEHEL(Mobile Expeditionary High Energy Laser 2.0)

アメリカボーイング社アメリカ陸軍共同開発
HELMTT(High Energy Laser Mobile Test Truck)

ロッキード・マーチン社(開発中) 
HELTVD(High Energy Laser Tactical Vehicle Demonstrator)

アメリカ海軍 
LaWS(Laser Weapon System)

中国
防空兵器「サイレンとハンター」
「死光A」

日本
「高出力レーザシステム」

日本も開発中、その他に、ノースロップ・グラマン社製レーザー砲など。

センサー破壊
F35搭載AESレーダー
電子戦システム「AREXIS」
「ライト・スピード・ウェポン」

参考:実用化された世界のレーザー兵器10選
https://zatsugaku-mystery.com/laser-weapon-system/

音響兵器

LRAD

非殺傷兵器

ADS

アメリカ空軍
非致死性対人レーザーライフル「PHASR」

米レイセオン社
マイクロ波兵器「フェイザー」

中国
「WB-I型テロ防止・阻止システム」

(memo)

ロスアラモスやレイセオンも、指向性エネルギー兵器を開発。
米HSVテクノロジーズ社、

マイクロ波を用いたメーザー
粒子ビーム兵器
プラズマ兵器

コメント:表で指向性エネルギー兵器を開発を行っている軍や企業は、裏で市民に対して行っているテクノロジー犯罪と関与している可能性もあります。指向性エネルギー兵器、非殺傷兵器に関与する軍や諜報機関、軍需企業を知る事は大切です。

また、テロ対策の名目で開発された市民に使用する事を目的とした非殺傷兵器があることにも注目です。

… … …

光線/粒子線兵器 Wikipedia

初期には核爆発を動力源とするX線レーザーによるミサイル迎撃が検討された。これは人工衛星(軌道迎撃衛星)から発射されるもので、通常のレーザーと仕組みは同じであるが、エネルギー源が原子爆弾であるという点で非常に開発が困難であった。1983年に最初の実験が行われているが、核爆発によって計器が破壊されて数値を得ることができなかったため開発が断念された。核動力の実用化には失敗したが自由電子レーザーなどX線レーザーそのものは現在各方面で利用されており、SDI構想もその発展に貢献している。

化学レーザーは海軍と空軍主導で開発が進められた。海軍はSDI構想以前から、艦船に搭載する近接防御兵器としてレーザー兵器を独自に研究していた。これは「シー・ライト計画」と呼ばれており、まず出力0.4メガワットのフッ化重水素レーザー、ベースライン・データ・レーザー(BDL)を完成させ、1979年には対戦車ミサイルBGM-71 TOWの撃墜に成功。続いて出力2.2メガワットの実用プロトタイプMIRACL(Mid-Infrared Advanced Chemical Laser、中赤外線先進化学レーザー)の制作に入る。1980年に完成、1981年には出力試験も終えたが、予算のカットなどもあり、追跡・照準システムも含めた全システムが完成したのは、SDI構想後の1984年だった。開発早々の1985年にはタイタンミサイルのブースターを破壊することに成功している。

空軍の化学レーザーは『トライアッド』と呼ばれており、SDI構想以前から研究されていた唯一の宇宙用レーザーとして知られている。レーザーの発振装置、目標の追跡・捕捉装置、収束ミラーの三要素から成り立つため、空軍からDARPA(国防総省高等研究計画局)に研究が移管された際、『トライアッド(三和音)』と名付けられた。高度600 - 1,200kmの軌道上に配置する、出力5メガワット、射程5,000kmのレーザー衛星の開発を目指していた。

また、これらの構想とは別に、波長が長く、大気圏での減衰が少ない点を生かして、地上設備から発射し、軌道上の「ミラー衛星」で反射させて目標に命中させる方法も研究された。

化学レーザー(フッ化重水素レーザー)は波長の長い中赤外線のレーザー光を発振するため、大直径の収束ミラーが必要である。しかし、薬剤の化学反応だけでレーザー光を発振できるので、強力な一次電源が必要なく、出力と比してシステム全体は小型化できる。そのため軍用・宇宙用レーザーとして本命視されており、研究も最も進展していた。THELやAL-1など、「SDI後」のレーザー兵器もすべて化学レーザーであり、MIRACLはSDI構想中止後も断続的に研究が続けられ、対衛星攻撃や、砲弾迎撃実験に供されたと言われる。

非荷電粒子線は1989年にロケット搭載型が実際に放射実験を行っている。実験は成功し、予想通りの運動を確認することができたが、宇宙空間では予想外の副作用も確認された。

(引用終わり)

指向性エネルギー兵器 (DEW) の世界市場と技術:2025年までの予測
https://www.gii.co.jp/report/mfor605091-global-directed-energy-weapons-dew-technologies.html

•Boeing
•Israel Aerospace Industries
•Lockheed Martin
•Leonardo
•MBDA
•Northrop Grumman Corporation
•Rafael Advanced Defense Systems
•Raytheon
•Rheinmetall AG
•Saab
•Thales

•その他の注目すべき企業 ◦Adsys Controls (Irvine、カリフォルニア州、米国)
◦Almaz-Antey (モスクワ、ロシア)
◦BAE Systems PLC (Arlington、バージニア州、米国)
◦Changchun Institute for Optics, Fine Mechanics and Physics (吉林省、中国)
◦Diehl Defence (Uberlingen、ドイツ)
◦General Atomics (サンディエゴ、カリフォルニア州、米国)
◦L3 Technologies (ニューヨーク、米国)
◦Orbital ATK (ボルティモア、メリーランド州、米国)
◦Textron Defense Systems (プロビデンス、ロードアイランド州、米国)

(引用終わり)

※第二次大戦~現代までの戦争で利用された指向性エネルギー兵器と、捕虜や現地市民などに使われた極秘の電磁波実験を調べる事も重要です。

アメリカが電磁波兵器をイラク戦争で使用
https://ameblo.jp/target-hiwata/entry-10999650614.html

イラク戦争での利用分かっていますが、それ以前の情報がなかなか見つかりません。
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