出口調査体験記

人に出口調査をすすめるばかりで自分ではなにもしないというのでは、活動の信頼性に欠けますので、管理人である私も出口調査に出かけてきました。 2019.7.26

< 更新情報 >
2019.8.29 2019年8月25日 県知事選 埼玉県 更新

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Experience-based-note-of-exit-polls, 2019.6.26, 2019.8.29, 評価(B)

目次

2019年7月21日 参院選 群馬県 前橋市

2019年8月25日 県知事選 埼玉県
質問と反応


2019年7月21日 参院選 群馬県 前橋市

出口調査についてまとめている間に、どうやら当日に準備してもギリギリ間に合うことが分かってしまいました。論理的に追い詰められた状態となってしまい、仕方ないので私も前日に質問用紙を作り、当日にメモ帳・クリップボード・腕章などを100円ショップで買って、いざ出口調査に乗り出しました。

選挙会場も前日に調べて置いたのでカーナビを頼りに行って見ました。カーナビは便利ですが、会場の場所が分かりにくく、しばらくは会場周辺をグルグル回っていました。

なんとかたどりついたので現地の選管の人に「市民出口調査をやらせてください」と許可を取ろうと話したら、「選管に許可をとってください」と言われてしまいました。

民間が調査するのに選管の許可はいらないと説明したのですが、話が通じませんでした。まとめのほうで説明していますが、ここは「出口調査をやらせてもらいますので、何か不都合などがあったら言ってください」といった程度の言い方にしておくべきでした。

役人が許可を出せと言われたときに、自分に権限がない場合は、権限を持っている部署を紹介するというのは当たり前のことです。これは迂闊でした。

駐車場・屋根有りの優良会場だったのですが、調査対象となる投票所は100箇所調べてあったので、他をあたることにしました。

ちなみに群馬のような地方は車社会なので駐車場の有り無しは重要です。駐車場がない投票所を調査するには別に駐車場を探すか、タクシーか誰かに送り迎えを頼む必要があります。

他の会場に行くのにも場所がよく分からず苦労しました。6箇所回りましたが、人が少なかったり、屋根や駐車場がそもそもなかったりと意外とうまくいきませんでした。

そうこうしているうちに疲れたので少し休みました。疲れがとれなかったので、今回はここまでとしました。

初回は出口調査というより投票所の環境調査になってしまいました。投票所については、無理せず近場で済ませてもよかったのですが、地元だと知人がいてバイアスがかかってよくないということを知っていたので、避けてしまいました。

今回は県庁所在地の前橋市に行ってみましたが、次回は別のところにいってもいいかと思います。どちらにしろ、投票所の場所や周辺環境の調査は前日までにやっておいたほうがいいというのが今回の教訓です。

アンケート内容に不正選挙や偏向報道、さらに集団ストーカーなどの項目を入れることで、ステルス周知活動ができることも分かってしまったので、これからはできる限りすべての選挙で出口調査にチャレンジしていきたいと思います。県外への遠征もありかもしれません。

すきあらば、さらに5G通信、癌・ワクチン医療や社会毒、人工地震、気象操作、ケムトレルなどを説明したチラシを作ってまいてこようと思います。集ストの説明を1枚のチラシに入れ込むか、別にするかは、少し迷うところです。

選挙に投票するような社会的な関心の高い層に、社会問題を直接訴えるチラシを配れる機会というのは、むしろ貴重かもしれません。

次回の調査場所は諸事情で地元になるかもしれませんが、ステルス周知を考えるとなるべく都市部を狙いたいところです。

いつか大人数で手分けして調査できるようになれば、投票所の環境を知っている人も増えてくるでしょうから、逆に必要なくなりそうですが、しばらくは投票所の調査も合わせて行っていこうと思います。 2019.7.26, 2019.7.29

< 参考 >
出口調査のための投票所分析データ


2019年8月25日 埼玉県 県知事選

埼玉は管理人にとって隣の県なので、場所さえ分かれば調査できそうです。天気が悪くなければ行ってみようと思い調べてみました。

今回の候補者は次のようになっています。これを元に質問用紙を作ります。

埼玉県知事選挙 立候補者一覧

次は投票所です。熊谷市の別府が前回の投票者が多く地理的にも近いので行ってみることにしました。住所さえ分かればカーナビで近くまでいけるので楽です。国道17号線の深谷バイパスはすいていて快適でした。

この調子なら栃木や千葉にも遠征できそうです。

埼玉県 | 出口調査のための投票所分析データ

質問はオープンオフィスでつくりPDFに出力して印刷しました。

埼玉県知事選質問(PDF)

内容の前半はビジネスマスコミの意識調査を参考にしました。(7)の重視する政策・課題は選択肢が多くて、これをみてアンケートを投げ出してしまう人が何人かいました。質問は簡潔なほうがいいので次は選択式ではなく記述式にしようと思いました。

質問用紙は文字が多いとそれを見ただけで「こんなに答えられない」という人が5人くらいいたので、次は文字数をもっと減らす予定です。残念ですが質問の数も減らさないと回答数が上がらなそうです。

クリップボード、ペン、腕章、回答用紙(メモ帳)、バッグなどは前回用意したものがそのままあったのでそのまま使いました。

前日に思い出して急遽おにぎりを作り、当日の朝にひとつ食べて、残りを当日のお昼ご飯にしました。具なしの塩おにぎりにしました。

他には出納に麦茶を入れて持っていきました。上下冷汗コンプレッションインナーを下に着ていったのでなかなか快適にすごせました。

移動はカーナビの弱点ですが細かい場所まで分からないので隣の公園に行ってしまいましたが、現場では選管の人が親切にしてくれて、建物の出口で調査することができました。

現地の選管へのあいさつ | 出口調査のやり方

質問する立場でしたが、逆にいろいろと質問を受けることもあり、現場はこんなものかと思いました。

受け答え | 出口調査のやり方

午後に人が減ってきたのでごはんを食べることにしました。おにぎりでしたが普通においしく食べられました。夏は汗をかくので、少し塩味を濃くてもよかったです。

午前中は好意的な人が多く回答率がよかったのですが、午後の昼食後は回答率が目に見えて下がってきました。これは投票者のみなさんに時間の余裕がなかった影響ではないかと思います。出口調査のかきいれどきは午前中のようです。

時間帯による違い | 出口調査のやり方

午後になると選管の方が何度か様子を見に来ているようだたったので、少し話してみました。自民党の組織票が多いことや結果予想を話しました。選管の人としては調査を何時ごろまでやっているかが気になっていたようなので5時ごろには終わりにすると言っておきました。

その後、人は増えてきたのですが、急いでいる人の割合が多くなってしまい回答率が下がってきたので4時過ぎに調査を切り上げ家に帰りました。

国道17号も夕方に近づくにつれ混み始めました。それでも2時間くらいで家に戻ることができました。

今回は初の出口調査ということで、今が一番価値の高まる途中経過の速報を出すことにしました。腕章に書いているHKSジャーナルのサイトがなかったので急遽作って簡単な結果予想を公開してこの日の活動は終わりにしました。

HKSジャーナル
不正選挙を証明し真の民主主義の実現させるサイト

翌日は細かい調査結果の分析に入ろうと思っていました。ところが管理人がしがない集スト被害者であるせいか、当日メモに使っていたファイルと付けていたペンがなくなっていました。

重要な情報が書いてあったようなないようなものですが、やりたいことはたくさんあるので詳細な分析は先延ばしすることにしました。

私を標的にしている加害者たちは健全化を進めているせいか、それなりにモラルがあり統制が取れているようですが、ファイリングした文書は速攻で盗んでいくようです。

このサイトの記事を印刷しただけのファイルもすぐに盗んでいくようなので中身はあまり確認していないようです。

スパイとしては文書が欲しいのでしょうが、ファイル自体は情報ではなくただの物ですから、盗めば泥棒と変わりません。ファイルは返してほしいところです。

本当は何百枚も印刷すると紙代は安いですが、インク代が3千円とかかかるので盗まないで欲しいところです。彼らも富と権力の奴隷ゲームの作業員なので命令には逆らえないのでしょう。それでもファイルくらいは返せるだろうと思います。

ちなみにファイルも安いのがあるので、インクをこっそり持ってきてくれれば、たくさん印刷できて、それを盗めばスパイの成果物となるので一石二鳥かもしれないと思いました。

肝心の出口調査の調査数ですが90件くらいしか調査できませんでした。5時間くらいかかってこの結果ですから、市民の出口調査・意識調査としては100件くらいを目安にしたのでいいだろうと思いました。

今回の調査を時系列でまとめると、前日までに準備を終えて、当日は9時ごろ出発し11時ごろに到着、そこから2時ごろまで調査して昼食をとり、2時半ごろから4時すぎまで調査しました。

6時すぎに家に到着し、7時前に実際の出口調査結果を基にした途中経過速報を出すことができました。サイトを当日に作ったので、投票締め切り前に速報を確認できた知事選関係者がどれくらいいたのかは定かではありません。

ちょっとした小旅行と結果速報公開という感じの1日になりました。

調査が体力的にはどれくらい大変なのか、あるいは楽なのかというと、個人差もあるでしょうが、重いものさえ持っていなければ、あまり疲れないようです。

立ち仕事ですがクリップボードと解答用紙、ペンだけを持ち、バックは近くに置いておけば、5時間くらいは調査を続けられそうです。

昼食後に水筒をバックにいれて、そのバックを肩からかけていたのですが、これは少し疲れました。なるべく身軽な状態で調査するのがおすすめです。

ちなみに回答の詳細な分析はまだできていないので、数日中には公開できるようにしたいと思います。時期がこのサイトの月次進捗記事とかぶるので1週間くらい先になるかもしれません。そうこうしている内に次の選挙が実施されてしまうので少し急がないといけません。 2019.8.29

質問と反応

意識調査の質問と反応は次のようなものでした。さしあたり印象を書いておきます。回答を精査したら回答比率などを追加する予定です。

(1) 年齢、性別を教えてください。

中高年層が多く、次いで高齢層、若年層という順でした。前回の投票場での投票率が約28%と低いですから、組織票が中心となっていた影響ではないかと思います。男女比はほぼ半々だった印象があります。

(2) 投票した候補者を教えて下さい。
[a] 大野もとひろ [b] 武田信弘 [c] 浜田聡 [d] 櫻井志津江 [e] 青島 けんた

これは回答を精査してから書くべきですが、青島候補、大野候補で二極化していました。N国党などに洒落で投票するような暇な人はそもそも選挙には来ないのではないかと思います。

(3) 支持する政党があれば教えてください。

自民党支持者が多かったです。自民党支持者には調査に応じて自民党支持者が多いことをアピールするように頼まれていたかのような印象があります。

残念ですがこの時点で今回の出口調査の公平性は崩れてしまいました。自民党支持者に対する調査のようになってしまったからです。自民党支持者は全国平均で25%程度なので、公平に調査するなら他の支持層と比率を合わせるべきです。

(4) 今の内閣を支持しますか?
[a] 大いに支持する [b] 支持する [c] あまり支持しない [d] 支持しない

回答者に自民党支持者が多かったので支持率は高かった印象があります。

(5) 改憲に賛成ですか?
[a] 賛成 [b] いずれすべき [c] まだ必要ない [d] 反対

こちらは自民党支持者が多くても慎重派がけっこういました。

(6) 自衛隊の憲法への明記に賛成ですか?
[a] 賛成 [b] いずれすべき [c] まだ必要ない [d] 反対

これもはさらに慎重な人が多かったです。

(7) 重視する政策・課題があれば教えてください。(複数回答可)
[a] 労働移民(主に第一次産業の海外人材) [b] 格差(貧富の差)の是正 [c] 経済・貿易協定(TPP・RCEPなど)からの脱退 [d] 消費税 [e] 震災復興 [f] 子育て支援・少子化 [g] 福祉(年金・医療・介護) [h] 景気・雇用 [i] 農林漁業 [j] 地方行政・地方創生 [k] 原発・エネルギー [m] 財政再建 [n] 外交・防衛 [o] オリンピック [p] 憲法改正 [q] モリカケ国有地不正払い下げ関連問題 [r] その他

見ての通り選択肢が見にくかった影響であまり正確な調査にはならなかっただろうと思います。

(8) マスコミが偏向報道していることを知っていますか?
[a] よく知っている [b] 知っている [c] あまり知らない [d] 知らない

よく知っているという人がいたのでネットで調べているのかと思いましたが、実際には新聞をよく読んでいるとか、朝日が偏向報道をしているといったよくある右翼の主張をする人しかいませんでした。

もっとよく聞けば詳しい人もいたかもしれませんが、質問が優先だったので聞きませんでした。次はもう少し積極的に聞いてみようと思います。

(9) 不正選挙という投票から開票までの間に行われている不正問題を知っていますか?
[a] よく知っている [b] 知っている [c] あまり知らない [d] 知らない

あまり知られていませんでした。ムサシの集計機が悪いという人が少しはいるかと思っていたので残念な結果となりました。

(10) 日本の三大癌治療(摘出手術・放射線治療・抗癌剤)には効果がないと海外で認められていることを知っていますか?
[a] よく知っている [b] 知っている [c] あまり知らない [d] 知らない

これもあまり知られていませんでした。そもそも意味がよく分からないという人がいたので何度か現場で説明したのですが、この事実に驚いている人も少なかったです。癌患者のみなさん以外にはそもそも興味が薄いテーマだったようです。

(11) マスコミが報道しない集団ストーカー犯罪が実際に存在することを知っていますか?
[a] よく知っている [b] 知っている [c] あまり知らない [d] 知らない

ほとんど知られていませんでした。予想通りといえば予想通りです。自民党支持者でよく知っているという人がいて、得意そうな様子で答えてくれました。知っているのは被害者としてなのか、加害者としてなのかは定かではありません。

(12) 年間200億円の税金がかかり違憲状態にある天皇制の存続に賛成ですか?
[a] 大いに賛成 [b] 存続させてもよい [c] 予算は縮小すべき [d] いずれなくすべき [e].反対

右翼チェッカーとして追加した質問です。自民党支持者が賛成、共産党支持者が反対と言っていた印象があります。ただし共産党支持者は数がかなり少なかったです。恣意的すぎたので質問としてはよくありませんでした。次はもっと普通の質問に変える予定です。

< まとめ >

一番大きな発見は、質問が多いとそもそも答えてくれない人が多いということが分かったことです。当たり前の話しですが、これは重要なことなので出口調査でなくても質問を考えるときは気をつけたほうがいいです。

午前中のほうが回答率が高いことが分かったのも大きな発見でした。出口調査は朝8時か9時ごろには始めたほうがいいです。

調査に応じてくれる人には自民党支持者が多いというのと、見栄を張ってしまうせいか、全然知らないのに「知らない」ではなく「あまり知らない」を選ぶ人がけっこういるということも分かりました。

次からは質問内容や集計方法などでこれらの問題に対処してより公正な調査になるようにしていきたいと思います。 2019.8.29

< 質問用紙 >
埼玉県知事選質問(PDF) 2019.8.29
埼玉県知事選質問(ODG オープンオフィスの元データ) 2019.8.29



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