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問題解決方法

Solution-to-the-problem-method, 2019.11.11, 2019.11.29, 評価(S)
問題点が分かれば半分以上解決したも同然

問題解決の方法はおおむね明らかになっているので、その中から使えそうなものを探してみようと思います。一般向けの記事ですが集スト問題も難問ですから、解決の役に立つはずです。 2019.11.11

更新履歴

実際の解決手順 2019.11.30


目次

問題解決の基本
問題の細分化が勝負を分ける

難しい問題の解決法

解決に向けた思考・対処パターン

実際の解決手順

関連・参考


問題解決の基本

問題の細分化が勝負を分ける

現状を正しく把握して、問題点をみつけ、解決法を考えて試していく、ということの繰り返しが問題解決の基本になります。基本はPDCAサイクルと同じです。

違うところは達成すべき課題が問題解決になるところです。問題解決というテーマをより強く意識した課題達成法が問題解決法となります。

問題解決で特に意識すべきなのは、問題解決に役に立ちそうな情報収集や実地調査などを行うべきだというところです。漠然とした情報収集ではなく、問題に関連したより的確な調査・分析・計画立案を目指します。

調査段階では、問題をできるだけ細かく細分化し、すべてを網羅することを目指します。問題に影響を与えるすべての要因に目を向けてください。問題解決法ではここが一番大事なポイントになります。

細分化できずに意識されなかった部分は対応が不十分になり、その部分だけ解決されずに残ってしまうことがあります。細かい問題点も残さず把握していかないといけません。

そうとはいえ、実際には時間・労力・技術・資金力などに限界があるので、すべてを完全に把握することはできないことが多いかもしれません。そうなるとどうしても不透明なブラックボックスが残ってしまいます。

そこは予想して対応するしかありません。ですが、問題をちゃんと細分化して把握し、ちゃんと分析できていれば、より的確な予想ができるようになっているはずです。

後はその一連の繰り返しをどれだけ効率よく続けていくことができるかということになります。まずは現状分析に力を入れ、計画がある程度まで有望なものに絞られてきたら、計画の実行に力を入れるように変えていき、効率化を図っていく、という流れになります。

問題解決に向けた活動さえ繰り返していければ、問題解決へ自然と近づいていくことができるはずです。

細かい考え方や方法はネットで色々な人が説明しているので、そちらを参考にしてください。各サイトの論調はいわゆる大筋合意がとれているといった感じでだいたい同じような方向性になっています。

問題分析がある程度までできた後の具体的な対処には、経営学・マネジメント、交渉術などが役立ちます。 2019.11.12, 2019.11.29

< 関連 >

この記事全体の関連・参考


難しい問題の解決法

困難な問題の特徴

デートリッヒ・デルナー (Dietrich Dörner) によって解明され、後にジョーキン・フンケ (Joachim Funke) によって詳細が述べられた。難しい問題には典型的な特徴があり、以下のように要約される。

不透明性 (状態の明快さの欠如)
開始不透明
継続不透明

ポリテリー (Polytely)(多くの目標)
無表情
反対
無常さ

複雑さ(多数の項目、相互関係、決定)
可算性
接続性(階層性関係、コミュニケーション関係、アロケーション関係)
異質

ダイナミクス(時間を考慮した)
時間的な制約
世俗的な敏感さ
位相効果
ダイナミックな予知不可能さ

難しい問題の解決は、問題に遭遇したそれぞれの特色に応じて直接取り組んで行くことが必要である。

引用元:5 困難な問題の特徴 | 問題対処の流れ 2019.11.11

不透明で目標や種類が多く関係が複雑で時間的な要素がよく分からないのが難問の特徴です。よく分からないのが最初の問題なので、まずは分かるようにしないといけません。

「見えていない物事を見えるようにする」

この方法は「見える化」などとも呼ばれ、仕事や問題解決をするうえで、とても重要な力になるのでどんどん挑戦して、問題解決能力を伸ばしていってください。

それでは「見えていない物事を見えるようにする」ための具体的な方法を紹介します。
実は2点さえ知っておけば、たいていは解けるようになります。
見えていない物事を見えるようにする方法

1.物事を細分化する

物事が大きすぎたり、複雑すぎると問題はいつまで経っても解けません。
大きい物は小さい物の集合にすぎません。
まずは解けるレベルまで分解します。

大きいものを構成しているものは何か。
大きいものは何からできているのか。
大きなものの仕組みが分かれば
小さいものが見えてきます。
小さいものであれば、だれでも解けるようになるのです。

2.何の情報があれば解けるかを考える

見えていないときは、見るため(解くため)に必要な情報がないだけです。

たとえば三角形の面積を求める問題があったとすると、解くには以下が必要になります。
・三角形の面積を求める公式(底辺×高さ÷2)
・掛け算の仕方
・割り算の仕方
・三角形の底辺は何cmか?
・三角形の高さは何cmか?

上記の情報さえあれば解くことができますが、逆に言うと、三角形の面積を求めるという簡単なことであっても、上記の情報を知らないで解くことはできないのです。

まずは問題を解くためには、カギになる情報は何か、そしてどうすればそのカギ(情報)が手に入るかを、冷静に落ち着いて考えていきましょう。

引用元:難しい問題に直面したとき【効果的な解決方法】 2017/1/27 2019.11.11

よく分からない問題も分解していけば分かりやすくなります。見える化というのは文章や言葉に置き換えることで、考えるやすくするくらいの意味です。

どんな難しい問題も細かく分けて、ひとつひとつ対処していけば解決できるというのが、問題解決の一般的な考え方のようです。問題解決には問題を正しく認識する必要がありますが、そのためには細かく考えるべきだということです。 2019.11.11


解決に向けた思考・対処パターン

いまくいかないときは、色々な方法を試してみてはどうでしょうか。 2019.11.11

問題解決の方法例

これらは、創造的技術(Creativity techniques)とも呼ばれる。


引用元:6 問題解決の方法例 | 問題対処の流れ 2019.11.11



実際の解決手順

色々な思考パターンを駆使して問題を細分化し、できるだけモレなくカブリなく問題を分析した後の手順についてです。

細分化されたそれぞれの問題への対処行動は「自分でできるもの」と「自分ではできないもの」に分けられます。個人の能力、専門的な知識や技術、お金、人員、その他の社会状況などに不足や限界があるのでひとりで全部はできません。

その不足を補うには自分の力をつけるか、誰かに頼るかの二択になります。自分でやってみるか、専門家を頼るか、お金持ちに融資などを持ちかけるか、団体を作ったり、今ある団体に頼むか、といったやり方になります。

まずは自力での対処を目指し、無理そうなら誰かを探して協力を頼むということになります。逆に自分の得意分野や専門技術知識が誰かの役に立つことがあるかもしれません。

自分の知識や技術、能力を高める方法を探し、次に必要な人や団体を探すという情報収集が最初の問題解決手順になるということです。

自分でできるのであえば、好きにできるのでそれが一番早くできて納得がいくやり方になるでしょう。

ですが、何もかも自分でする必要はないので、まずは情報収集能力を高めて、自分でできるか、誰かにたよるか見極めたほうがいいです。自分でやると何年もかかることをすぐにできるプロがいるようなことがあります。

具体的には、ネット検索を続け検索スキルを上げていき、さらに知り合いをあたり人脈を広げていくといいです。

それぞれの分野を表す言葉があるような分野はすでに専門知識を公開している人たちやそれを検索してチェックしている人たちがいます。専門家探しはそういう一連の専門家グループ探しのようになるはずです。

その分野でいい情報を発信している人やそういう情報を伝えるニュース的なサイトを探して、自分でも関連情報をチェックし続ければ問題解決への答えやヒントが集まってくるはずです。 2019.11.29

< 関連 >

まずはネット検索
たいていのことはすでに誰かが説明している

消えたサイトを見る方法 | サイトのバックアップのすすめ
魚拓やGoogle/Yahoo検索にキャッシュがあることも

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関連

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問題対処の流れ
集団ストーカー初心者講習

参考

問題解決の論理的思考術(PDF) 2019.11.11



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