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攻撃を止めさせる方法

how-to-stop-an-attack, 2022.5.8, 2022.5.31, 評価(A)
暴走させて逮捕
「暴走させて逮捕」

集スト加害は能動的諜報活動と呼ばれる敵を制圧するための積極的な軍事的工作活動です。

これはいわゆるスパイ作戦やスパイ活動のことです。

目的は敵の支配や工作活動・敵対活動などの阻止です。実際には自らの犯罪を隠すことも目的になってしまっています。

情報・心理工作では対象者の信用を奪い孤立させ協力者を作り攻撃させたり、電磁波・音波で直接的に物理的な攻撃を仕掛けています。

集ストではスパイ作戦の敵となる対象がなぜか守るべき市民に設定されている点に大きな問題があります。

加害方法は詐欺や犯罪行為も多いので普通の人はやりたがりません。

どんな人がやっているのかというと、秘密警察や軍が主導しているのですが、被害者の目の前に現れる実行犯は命令などで強制されていたりだまされて協力していることが多いです。

犯罪を強要するシステムを作り上げて秘密行政の主導で工作員や協力者にやらせているのが集団ストーカー犯罪です。

加害者は頼まれたり命令されてやっているのか。
たしかにあんな下らない犯罪をわざわざ好き好んでやる人はいないでしょうね。

被害者


攻撃を止めさせる相手は次のような層に分かれています。

・加害の協力者
・加害担当の実行犯
・犯罪の指揮を取る工作員
・システムを管理する権力者/富裕層

それぞれ立場や権限が違うので別々に対処すべきです。

個人や警察・カルト学会だけがやっているように見えますがそれは氷山の一角にすぎません。

ここではそれぞれが犯罪の中で特に攻撃を行わないようにするための分析を行い対処法を考えていきます。

更新履歴 2022.12.17 攻撃を止めさせる 更新
2022.05.31 リード 更新
2022.05.11 リード 更新
2022.05.08 リード 更新

目次

  1. 話し合いができない相手もいる
  2. パラノイド認知・被害妄想
  3. 原因による怒りの強さの違い
  4. 被害者は弱く有害だと思われている
  5. 攻撃は制裁として正当化
  6. 攻撃者の弱点
  7. 攻撃を止めさせる
  8. 加害層別の対応
    1. 加害の協力者
    2. 加害担当の実行犯
    3. 諜報機関のメンバー
    4. 犯罪の指揮を取る工作員
    5. システムを管理する権力者・富裕層
  9. 攻撃者にアドバイスを求める
  10. パワハラの対処法
  11. 攻撃性の理論
    1. 生物学的決定論と本能的な理論
    2. ストレス環境への対応
    3. 社会学習
    4. 心理社会的理論
      1. 攻撃か暴力か?
  12. 攻撃性の社会心理学
    1. 攻撃性の分類
    2. 戦略的な攻撃
    3. 攻撃二過程モデル
    4. 共感が攻撃を抑えるとは限らない
  13. 攻撃衝動を保護欲求に変える


話し合いができない相手もいる

話し合うときはまずは相手がまともな話ができる相手か、またそういう状況にあるか確認してからのほうがいいです。

話にならない相手に無駄な時間を使わないようにしましょう。

テクノロジーで外部から遠隔で人の攻撃性を強化することができます。

人の怒りや不快感などの攻撃につながる精神状態は科学技術で物理的に強めることができます。

警官や兵士の怒りの感情を高め暴力を振るわせる隠れた人体実験などがイギリスで行われています。(※1)

被害者本人や周囲の方たちへも同じ怒りを増幅する工作が行われていることがあります。

これをちゃんと理解した被害者でないと自分ではその怒りが外部からの強制か自然なものか区別できません。

外部から怒りを増幅されせられていることを理解できない人を相手にするのはさけるべきです。

説明して理解されればいいのですがそうでないなら急な用事があるなどと言って対話を止めてしまったほうが無難です。

怒りを増幅された人たちはいつまでも強い怒りを持ち続けるのでなだめたりするのは徒労に終わりやすいです。

納得しないことが分かっている相手への説明は時間の無駄です。

一旦、対話を中断して別の説明方法を試すなどしたほうがいいです。

工作員に弱みを握られている相手は何を説明しても受け入れないことがあるのでこの可能性も考慮に入れて冷静に相手を分析してください。 2022.5.10, 2022.5.11

関連 (※1) 1995年 TETRA、地上基盤無線が公表
(※1) 2003年前後 マイクロ波実験、テトラ(TETRA)研究計画(イギリス)


パラノイド認知・被害妄想

周りは全て敵と思っているような人の感じ方や考え方をパラノイド認知といいます。

被害妄想のひとつに含まれます。

被害者の場合は能動的諜報活動、つまり集スト加害で意図的にパラノイド認知になるように心理誘導されています。

被害者であれば多かれ少なかれそういう傾向になってしまうことはいたしかたのないことです。

問題はパラノイド傾向が強いほうが攻撃的で周りから反感を受けやすくなるということです。

被害者のみなさんは理不尽な攻撃に逢い怒りや不満をため込んでいるかもしれません。

それはいたしかたないことですが、攻撃性をあまり人に向けないように注意したほうがいいです。

強くやりすぎてしまう傾向があるので危ないです。

さらに,パラノイド傾向の性格特性が顕著であるほど攻撃的であることが示されている(Dodge&Frame,1982;滝村,1991)。
Dodge&Frame(1982)はまた,パラノイド傾向のものが攻撃的に行動することにより,他者から反発を受けてしまい,この結果他者を敵対するものと認知する傾向がますます強くなるという循環モデルを提起している。
引用元:日常生活における怒りと攻撃性の表出 山口 浩 株式会社CRC総合研究所
2022.5.10

原因による怒りの強さの違い

怒りの原因となるものを損傷(痛みの強さ)、意図(わざとかどうか)、予測性(予測できるか)の三つに分けた比較実験が行われています。

人の怒りは強い順に、
意図 > 損傷 > 予測性
となることが分かりました。

人は怒りの原因がわざとされたものだと強く怒り、逆に原因が予想済みだとあまり怒りを感じないということです。

さらに性格や価値観によって違いがあり、自罰傾向がある人は損傷、他罰傾向がある人は意図に強い怒りを感じることも分かりました。

被害者の対応としては、
他人の怒りの原因が自分にされそうなときはわざとやったと思われないようにして、
逆に自分の怒りの原因が他人となるときは予測済みだと考える
それぞれ怒りの発生を抑えやすくなります。

怒りの原因 対処
自分 他人にわざとだと思わせない
他人 自分で予測済だと思う
加害者の攻撃はすべて予測済だと思っても腹は立つけど……
まぁそれほど強い怒りは起きないかもね

被害者


参考:日常生活における怒りと攻撃性の表出 山口 浩 株式会社CRC総合研究所

被害者は弱く有害だと思われている

これは集スト被害者以外も含めた被害者全般という意味ですが、攻撃者の感覚は相手を価値のない弱者と思っているという分析があります。

人を有害な弱者として排除しようなんてひどい!
加害者のほうが洗脳された有害な弱者でしょ!

被害者


参考

裏を返せば強者や価値がある相手と思わせれば攻撃しにくくなるということです。

攻撃の目的を単純化すると壊して活動を妨害することです。

壊す対象は信用・立場・健康・精神・財産などです。

相手を活動できないようにして活躍を阻止してライバルを減らし、できれば権利やお金、財産などを奪いたいといったところです。

集ストの場合は犯罪行為だという自覚をもった加害者が多いので犯罪行為の隠ぺいも目的になっています。

集ストで応用するなら職場などの加害協力者はおおむねこの理論の通り強さや価値を示していけば攻撃しにくくなっていくはずです。

具体的には仕事がデキるとか見た目が強そうといったことです。

ヤクザのような反社会的な強さは排除の対象になりがちなので筋トレとか空手有段者とか平和的な強さのほうがいいです。

本格的な工作員の価値観は予想するしかありませんが、諜報活動ですから強さは工作が効かないとか個人情報を盗ませないような被害者に対して感じると考えられます。

価値は一般の奴隷工作員なら集スト犯罪を解決してくれそうな人に価値を感じているかもしれません。

逆に根っからの犯罪的なサイコパス工作員は実験台として価値がない被害者のほうが興味をひかないでしょう。

これはどこにでもいるような平均的な被害者にあまり興味がないのではないかという予想です。

ですから興味を持たせないよう普通の被害者に近い行動をして油断させたほうが被害が減るかもしれません。

このあたりは予想にすぎませんし相手によって変わるので自分を担当している加害者をよく観察して対処していくしかないでしょう。 2022.5.8, 2022.5.11

攻撃は制裁として正当化

加害者は洗脳されていて市民への集スト攻撃を正当な制裁などとして正当化しています。
続き

攻撃者の弱点

攻撃者は立場・発言権・暴力などが強いので攻撃することができています。

敵を常日頃から攻撃しているので自分が攻撃されることは少ないです。

その結果、打たれ弱くなる傾向があります。

批判などをされたときの精神的なダメージが大きくなりがちです。

反撃をさせないように攻撃していることもありますが、攻撃を受ける経験が少なくなるのでやはり守りは弱くなりがちです。

悪口を言うのは得意だが言い返されるとうまく反撃できず傷付いてしまったりします。

被害者がするのは反撃ということになりますが、世の中にはルールがありますので合法的にやらないといけません。

例外としては相手が暴力を振るってきた場合などに同程度の反撃をするのであれば容認される傾向があります。

いわゆる正当防衛としてです。

殴られたときは殴り返しても特に問題はないといった感じです。 2022.5.8, 2022.5.11

攻撃を止めさせる

この記事のメインテーマとなっている被害者が意識的に加害者の攻撃を止めさせる方法についてです。

敬遠策/敵を弱めて上回る/信念変更などが有効です。

詳しくはこちら

加害層別の対応

加害者の立場によって考え方や権限などが違うので対応方法も変わります。

加害の協力者

家族・近隣住民・職場関係者などの罪悪感の弱い人たちのことです。

驚くべきことに悪いことだとすら知らずにむしろ善意から毎日ナベを叩いて騒音を出しているような人もいます。

被害者の前に現れるので直接話して健全化していけばいいでしょう。

弱みを握られていたりお金で雇われているであろう予備自衛官や障害者の方などは犯罪集団からの支配力が強いので健全化が難しくなります。

ある程度犯罪に加担しないようになればそれ以上の健全化を急ぐ必要はないでしょう。

加害担当の実行犯

犯罪や工作だという自覚がある加害者のことです。

などがこれにあたります。

こちらも表に出てくるので話し合えるチャンスがあります。

犯罪をしないように信念を変えることを意識しながら健全化を進めましょう。

カルトグループや各行政組織からの支配されている度合いが強いので洗脳の解除は難しいでしょう。

ですが、せめて悪いことをせずにすむように健全化してあげましょう。

諜報機関のメンバー

秘密警察や軍でスパイ活動を担当している公務員のことです。

公安警察や自衛隊のインテリジェンス部隊がこれにあたります。

スパイは内部にも敵のスパイがいる恐れがあるので内部の人間にも秘密を明かさない傾向が強いです。

犯罪性をどこまで理解しているかは怪しいです。

隠れて活動している工作員は目の前に出てこないので直接話をするのは難しいです。

思考盗聴・音声送信で対話チャンネルがつながっていれば情報を送れるのである程度まで健全化することができます。

自衛隊の単純な監視要員やCIAに雇われた日本人工作員などは被害者の前に普通に現れます。

ですが、見分けるのが難しく証拠も取れないので予想して対処するしかありません。

自衛隊は予備自衛官や私服自衛官を、公安はスカウトした元役者を、CIAは現地で食い詰めた若者や差別された人などを工作員に使う傾向があります。

探偵事務所の代表などは諜報機関が積極的にスカウトしているのですがCIAがお金を使って工作させているイメージがあります。

元警察官も多いので公安なら圧力をかけるだけで従わせるでしょうが、普通にお金をもらった方の指示を優先しているはずです。

私の分析では次のようなイメージがあります。
・自衛隊系は雑でズボラ、ときに失礼
・公安系の役者はマニュアル通りでスマート
・CIAその他の国際スパイ系は末端で必至に働く

見分けるのは難しいので怪しいと感じた人がいたら健全化してあげればいいでしょう。 2022.5.11

犯罪の指揮を取る工作員

リーダークラスのいわゆる司令塔にあたる現場監督者のことです。

さすがに犯罪性は理解していて自分たちが権力者や富裕層の用心棒として働いていることくらいは理解しているのではないでしょうか。

被害者の前にはまず出てこないでしょうが現場で意思決定しているのでこっそり音声送信してきたりしていてもおかしくありません。

思考盗聴やブログSNSなどを確認しているはずなので直接情報を送るにはそれらを使えばいいでしょう。

健全化しようとした結果の確認が難しいので冷静に判断しましょう。

システムを管理する権力者・富裕層

裏社会ではお金で政治家を買収したり、マスコミの印象操作やスパイ工作で脅して政治家を支配します。

経団連や電通が自民党に巨額の献金をしているのも政治を支配するためです。

富裕層が自分で政治家を担当することもありますが表に出ると暗殺のリスクやプライバシーが守られないことなどから代理人を立てることが多いです。

増税し平和を乱し人権を奪うような政策を行わせる汚れ役なので富裕層としても自分でやる価値はあまりないということでしょう。

彼らへの情報発信も思考盗聴やブログSNSなどでできます。

できるというより勝手に情報を盗んでいくのでその情報を得た人間が勝手に影響を受けて健全化するようにしておくことができます。

結果はテレビニュースなどでいずれ確認できることでしょう。

陰謀論的な裏社会の闇の帝王のような人へ向けたメッセージはあまり効果が期待できないでしょう。

相手がどんな人か分かりませんしそもそも個人なのか複数なのか、それ以前に存在するかどうかもよく分かりません。

今の世界の権力体制を分析した限りでは個人や少数のトップグループがあるようにはみえません。

恐らく緩やかな連合体となっているような秘密権力ネットワークとなっていて各自が自分にとって都合のいい詐欺活動などを選んで参加しているのでしょう。

ワクチン・人口削減詐欺も参加していない国がありますが、単に秘密権力ネットワークに取り込まれていないというより、元々ある程度の独立性が保たれているということではないかと予想しています。

もしも裏社会の権力が統一されているなら2000年の段階で世界統一政府は樹立されていたはずです。

2000年前後の支配イベントが911のような金塊詐欺事件で終わるということはスパイ工作が得意なだけで支配力はそれほどないネットワークだと考えられます。

内部権力が統一されていなくてマスコミを動かすくらいの工作が一番得意な秘密スパイやヤクザ者集団になっているのでしょう。

とはいえ秘密ネットワークで人々に知られずに富と権力を維持拡大していく力は強大なので何とか対処していかないといけません。

攻撃者にアドバイスを求める

話すことができる相手に限られますが、相手からアドバイスを求めるとその人もそのアドバイスに従うようになります。

知り合いでやたらと批判的な人がいるんだけどどうしたらいいですか?

被害者


加害者

自分はその批判にあてはまらないのか聞いてみればいいでしょう。

人は自分のしたアドバイスが嘘にならないように自分でもそれに従う傾向があります。

従わないと脳が不快感を与えるのでそのストレスをさけるため変わっていきます。

自分が望む方向にうまくアドバイスさせるのがポイントです。

集スト加害者が相手なら「ウクライナで戦争をしていますが、正義のために他人を攻撃して暴力的に従わせるのはいいことだと思いますか?」といった聞き方がいいのではないでしょうか。

集スト犯罪については認めないでしょうから別のテーマから入って本質を突く変化球的な展開にしてみました。

せっかくのスマートな方法なのですが平気で嘘をつくような相手にはあまり効果がないかもしれません。

自分の言葉に反することをすることに精神的なストレスを感じる程度には誠実な人物を対象とすべきでしょう。 2022.5.8, 2022.5.11

参考:【脳科学】意地悪な人の嫌がらせを簡単にやめさせる方法 人生を100倍豊かに生きる秘訣 2017/01/13

パワハラの対処法

集ストは隠れた体罰・虐待なので逮捕されないくらいの合法的な方法で行われるものです。

パワハラは抵抗しないであろう部下などに対して行う攻撃なので状況は少し違います。

ですが、手法や対処法は似ているので参考にできます。

(1)身体的な攻撃には「やり返さないで証拠を残す」
(2)精神的な攻撃には「暴言を録音しておく」
(3)人間関係からの切り離し(孤立化工作)は「第三者の意見を聞いてみる」
(4)過大な要求には「できないと伝える」
(5)過小な要求(能力を発揮させない)には「やる気をアピールしてみる」
(6)個(プライバシー)の侵害には「適当にかわす」
引用元:パワハラ上司にありがちな特徴とパワハラをやめさせる方法 2021/03/05 2022.5.9


攻撃性の理論

人の攻撃性の研究から人が攻撃する原因が分析されています。その一部を紹介します。

考慮すべき観点には個人・近い人間関係・所属集団・社会などがありそれぞれの都合で攻撃性が発揮されています。

生物学的決定論と本能的な理論

これは環境に適応するための進化の結果に身に着いた本能だという説です。

生存を優先する純朴な弱肉強食的な考え方です。

ストレス環境への対応

これはストレス環境における欲求不満を解消するためのに攻撃性があるという考え方です。

これも攻撃性は自然現象だとする考え方です。

社会学習

社会における自分の行動の結果、攻撃が有効な手段だと確認され攻撃性が正当化されるように学習されていったという考え方です。

攻撃したほうが結果がよくなるから攻撃するという考え方です。

心理社会的理論

人々という集団が複雑に関係し合う社会という環境で生まれ変化してきた心理傾向として考えるのが社会心理学です。

集団が集団を攻撃するときの集団の行動心理などを分析するのに役立ちます。

社会における集団は中立的ではなく利己的でありそれが許容されるのが社会における集団の立場となります。

自社や自国の利益は他社や他国より優先されるべきだという考え方が肯定されます。

攻撃か暴力か?

学問的に攻撃と暴力が混同されがちです。

ですが、攻撃は社会への適応や防御反応であり、暴力はそれを逸脱した攻撃性なので区別すべきだという考え方があります。

参考:攻撃性の4つの主要な理論、攻撃性はどのように説明されていますか? _ 心理学 心理学、哲学、そして人生について考えること。 2022.5.10

攻撃性の社会心理学

ここでは次の資料を参考に分析を紹介していきます。

東北大学の博士論文で国際的な評価も高いそうです。

参考:攻撃性の社会心理学 大渕 憲一 1996年

生物学・心理学での概要は次です。
攻撃行動 - Wikipedia

集スト攻撃の場合は本能や衝動ではなく社会的に行われている点が特徴的です。

集団内の逸脱者への制裁として正当化された制裁攻撃から強い快感が得られることが加害者を犯罪へと駆り立てています。

心理的には快感が自己肯定感を助長し犯罪行為をも助長しています。

加害者が愉快犯的傾向を示すのもこの自己肯定感が強い影響でしょう。

集ストは末端の加害者をそのような正義の暴走で支配するように計画された犯罪システムになっています。 2022.5.18

攻撃性の分類

攻撃性は基本的には攻撃したいという欲求や願望のことです。

攻撃性とは何か、あるいはどのように生まれるかのについて3つに分類できるという考え方があります。

  1. 個人の利益や都合
  2. 感情
  3. 社会的な役割

社会的な役割は集団同士の利益や都合とそれらのバランス調整をする役割のことです。

戦略的な攻撃

制裁として攻撃を正当化するには責任帰属が必要になります。

その相手の責任で起きたことだからその相手に責任があり攻撃してもいいという考え方です。

責任帰属は意図性、動機の正当性、制御可能性の3次元で評価され、さらに道徳的評価を経て怒りと攻撃性が決まるという分析です。

これは攻撃するにあたって、
意図的に行われたもので、
正当な理由があり、
コントロールできる範囲内の攻撃を行い、攻撃による目的が達成できること、
さらに善悪や社会的ルールにも則っているかどうか
を評価して行われているという考え方です。

正義の名のもとに大量虐殺が行われてしまうのもこの思考過程を経ていると考えられます。

正当化さえできれば殺人も正しいことだと判断させることができてしまいます。

攻撃二過程モデル

挑発事象を知覚し攻撃反応を取るまでの過程を社会的機能説と情動発散説の両方で説明したのがこのモデルです。

社会的機能説では次のようになります。

(1)挑発事象の発生

(2)知覚

(3)制御的認知

(4)戦略的攻撃動機

(5)攻撃反応

情動発散説では上の(3)以下が次のようになります。

(3)不快情動

(4)自動的認知処理

(5)衝動的攻撃動機

(6)攻撃反応

攻撃反応の発現過程を2ラインで考え互いに影響し合って攻撃反応が起こるという分析です。

これは私も現実に合った分析だと感じます。

共感が攻撃を抑えるとは限らない

対象者の心情や痛みを共感することで攻撃性を抑えられることもありますが、逆に強めてしまうこともあります。

同情する場合と喜んでもっと攻撃してしまう場合があるということです。

共感以外の認知部分のほうが攻撃性への影響が強いと考えられます。

参考:p.166 3.攻撃の二過程モデル 攻撃性の社会心理学 大渕 憲一 1996年

攻撃衝動を保護欲求に変える

私の分析では攻撃性は人間の本能だと考えられます。

「他人の不幸は蜜の味」という言葉がありますが脳科学の研究でたしかに脳には他人の失敗をみて喜ぶという機能または反応があることが分かっています。

脳が喜ぶというのは具体的には脳内で快楽物質が放出され快楽を得られたということです。

脳が快楽を感じる訳ですから生まれながらに持つ本能と判断していいでしょう。

人は人を助けるのも好きですが人の不運も好きなのです。

これば人の脳が矛盾しているということですが、この説明だけでは不十分でしょう。

私は関係性によって変わると分析しています。

ライバルや敵対的な対象があるときは勝利などで自己の優勢を示したり自分の実力を確認したいという欲求が生まれその手段として攻撃性が発揮されます。

一方、仲間や所属集団に対しては生命健康の保護や幸福にしたいという欲求が生まれその手段として保護や利益の提供などの献身的な行動、いわゆる人間愛が発揮されます。

それぞれ次の対象になるという考え方です。
  1. ライバル・敵=攻撃の対象
  2. 仲間・味方=保護・幸福追求の対象

細かい例外があるかもしれませんが大枠ではこれで攻撃性と保護性(防御指向のこと)の矛盾が説明できたはずです。

人の脳は三層に分かれていて原始的な層もあるのですが、この層は人称を理解できず自分が言った言葉も自分に言われたと判断してしまうほど原始的です。

そのため矛盾が出てきてしまうのでしょう。

最終的には原始的な部分と発達した部分の情報が集約され適切な判断がされているのであまり問題にならないのでしょう。

人や集団にライバルや敵であることを意識させると攻撃性が高まり、仲間や敵であることを意識さえると保護性が高まります。

マスコミや政府のプロパガンダでもこの仕組みが利用され、戦争やオリンピックでは攻撃性を高め、政策では福祉重視として保護性を高めています。

この記事のテーマである攻撃性を抑えるにはライバルや敵でないことと合わせて仲間や味方であることを意識させるのが有効な手段となります。

無用な攻撃はやめたまえ、仲間じゃないか

被害者


このような言い方が基本になります。

仲間や味方の証拠やそうであることのメリットや美点をアピールするのがいいでしょう。

集ストの場合は困ったことにこのような基本的な理論は否定するように加害者に洗脳をかけています。

情報操作や心理誘導で加害を正当化させています。

その正当化理論は間違ったものなので加害者の価値観や世界観などの信念から道徳観を変えていくことで攻撃性から保護性を発揮できるように変えていくのが望ましいでしょう。 2022.5.10

< 関連 >

いじめの加害行為を正当化する心理と対策

集団ストーカーは政府の予防拘禁策
危険人物を精神病院に拘束するという政府の集スト犯罪の正当化理論

犯罪の隠蔽工作と正当化理論
思い込み・偶然・非常識・被害妄想・統合失調症・線維筋痛症など

優生学
支配や差別正当化の根拠


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