HKS魚拓

バートランド・ラッセル、ゴルバチョフ、羊の群れ  by 気まぐれです。

「気まぐれです。」というサイトの魚拓から転載
(https://web.archive.org/web/20131225231351/http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/09/blog-post_24.html)

アラン・ワット2006年2月25日
http://www.youtube.com/watch?v=Uv458SGOSbU
http://www.alanwattsentientsentinel.eu/english/transcripts/Special_Presentation_Alan_Watt.html











アラン・ワット: このトークでは、みんながずっと聴いてきた有名な曲をところどころに挟んでいきます。映画と同じく、歌でも特定の計画を条件付けされてきた(洗脳されてきた)ということをお伝えしたいので。全部、特定の道程に沿った”予測プログラミング”です。




Song: 歴史はあまりわからないな。生物学はあまりわからないな。科学の本はあまりわからないな。習ったフランス語もあまりわからないな。




まあ、ちょうど今の歌のように、私たちはみんな暗がりの中で生きています。歴史のことはあまりわかってません。社会政治はあまりわかってません。社会運動が歴史を通してずっと作られてきましたが、あまりわかっていません。そういう運動っていうのは、外見上は違いがあるように見えます。でも、ポリシーや目標を見てみると、全部同じ目的地に向かっていることが多いんです。すべてけっきょく同じ事のためにある、同じ目的に向かっている、ということに気づくと、共通の導き手がいるという事のヒントになります。


社会の変化は、羊の群れみたいなものです。数年間なり、一世代なり、同じ草原にいますが、目的が何なのか全く気づいていません。 楽しく草を食べてりゃいいと思っています。羊飼いのことも知っています。来るとにっこりしながら連れ出してくれて、 たまに耳を撫でてくれたりしてくれる人ですよね。羊飼いが群れを別の原っぱに動かしたい時には、群れにモチベーションを与えて、移動の用意をさせます。長い間静止していた群れのコントロールを失わず、でもギアをかけるというのは、すぐというわけにはいかないからです。そして社会はそういうふうになってます。計画されてきたからです。



チャールズ・フォルテが言ったように、我々は育成されてきたとも言えます。隠れたエリートと超上流貴族によって、何世紀も何世紀も、いろんな目的のために育成されてきました。超上流貴族は、下流貴族に実際の仕事をやらせているという感じです。戦争に行く人間が必要になると、生ませます。大衆が自分たちの食べ物をもっと手に入れるのを許し、酒など飲み物もどんどん飲ませます。パーティーや祭りまで励まします。そうすれば人口が増えるとわかっているからです。祭りの時は、宗教さえ緩んで、人々は性交し、子孫が生まれたからです。生まれた子供たちは次の戦争のための収穫物です。その戦争というのは、(勃発の)18ー20年前には計画されています。こういうことが、歴史を通じて標準的におこなわれてきました。


それについて、さかのぼるとプラトンも書いています。プラトンは、ギリシャの島々の超過人口を選んで殺す必要性を説きました。島なので、一定の人口しか耐えられないから、そしてあれだけ戦争をしまくっていたので奴隷が流入してくることも時々問題になっていた。支配層は、奴隷たちを軍隊に入れて武器を与え、隣国と戦わせ、それによって羊の群れをいわば淘汰していました。当時の貴族階級はそのことをかなりオープンに議論していました。



奴隷は安価だということに、貴族は気づきました。貴族というのは私たちとは違う生き物です。現在に至るまで、なにも変わっていません。


今回のトークでは、様々な集団によって、1800年代以降の欧米社会と世界がどのように形成されてきたのか見ていきます。そういう集団の一つが、英国・ロンドンで1800年代後半に設立されたファビアン協会でした。


ファビアン協会の設立者の主な人物は、大衆からすればですが、一生涯ずっと英国政府の官僚だったシドニー・ウェブでした。彼はいつの日か自分も貴族にしてもらえることを夢見ながら、昇進しようとベストを尽くし、上の連中の足をペロペロ舐めていました。彼の妻はベアトリ(ク)スという名前で、ポター家という貴族の家の出身でした。彼女はベアトリ(ク)ス・ポターでした。 皆さん聞き覚えのある名前かもしれません。

ベアトリ(ク)ス・ポターの父親は、今で言うハリバートンみたいなものでした 。英軍や王室との契約をしていたからです。 外国に行って、大量殺戮をして、住民を土地から追放して、家を破壊し焼き尽くす時、彼は小屋に移り住んでは英国政府に売り払っていました。もちろん納税者が支払います(訳注:よくわからないですが、後で出てくる話からすると軍の宿営地のことかもしれないです)。それから海外で家を手放したばかりの人のための小切手が(彼のために)切られました。つまり今日と同じシステムがあったわけです。名前は変わりますよ。結婚があいだに入って名前が変わっていても、同じ家系だったりします。女性系統と男性系統から違う名字があります。


ファビアン協会の創設者はウェブ家でした。劇作家のジョージ・バーナード・ショーもいました。当時の劇作家たちは、大企業や、自称慈善企業・慈善団体から資金援助されていました。今日とまったく同じです。小説の作家たちは、題材にすべき社会問題を与えられていました。それを読む大衆の意見が特定の方向に変えられ、特定の変革に諸手を挙げて賛同させるようにするためです。

このシステムは疑いもなく、トップにいるプロの精神科医たちにオーガナイズされてきました。精神科医は人間精神を理解しているからです。で私たちは、フィクションを通じて感情からプログラミングされます。フィクションでは、ある意味、なんでもかんでも心地良い人間ドラマにすることができます。


ウェブとバーナード・ショーと共に、第3のメンバーだったH.G. ウェルズもやはり低い身分の生まれでした。彼は資産を失った中流階級の家庭の生まれで、母親が貴族の家のメイドになったので、そのお屋敷の中で育てられました。彼らは恐怖にかられていました。召使いたちは、貧困というとてつもない恐怖に怯えてたのです。窓の外を通り過ぎる工場労働者たちを見て、いつかああなるのではないかとびびりまくっていました。そして自分たちの雇用主、実際の家のオーナーより高飛車になっていきました。


しかしウェルズのような人がもっと高い階級へ上る際には、権力への渇きという、まさにその切望を持っていたおかげで選んでもらえました。上昇するときに全く良心をもちあわせてないことが分かっていたからです。ウェルズは、フィクションを通じて特定の目的地と特定の思考方法に人々を洗脳する作家として採用されました。


"The Shape of Things to Come”など、ウェルズのフィクション作品の全般的なテーマは、計画された社会でした。でも、全2巻からなる "Outline of History"のように、実は彼の作品の大半はノンフィクションでした。ウェルズが1948年ごろ死んだので、息子が第2巻を完成させました。これら3人の主な創設者が、ファビアン協会の表看板の人でした。 少なくとも大衆イメージにとっては。




英国の貴族に資金援助されていたファビアン協会は、英国の労働階級のためではありませんでした。でも英国の労働階級は、ファビアン協会は労働者の労働運動のために結成されたのだと告げられました。そんでそこから英国の労働党が生まれました。でも事実、労働党トップはいまだにファビアン協会に支配されています。ロンドンにあるウェブ邸のステンドグラスの窓には、創設者たちの肖像があります。そのうち2人は、世界をハンマーで叩いています。つまり、エリート、知的で科学的なエリートたちが、世界をまともな形とでも言えるようなものにしようとして叩いてる。そうあるべき形に社会を再形成する。いまの世界が象徴しているように。


バートランド・ラッセルもこのグループのメンバーでした。バートランド・ラッセルは貴族でした。父親は政治に深く関わったアンバーリー卿という人でした。アンバーリー卿は貴族院(世襲制)に議席を持っていました。バートランド・ラッセルは1870年代初めに生まれました。で、その同じ彼が1960年に反戦運動をやりました。群集の前に立ち、「100人委員会」を運営していました。これは過激な反戦抗議運動体で、空軍基地のフェンスを破ったりしながら中に突入し、いろいろ壊しました。


これはまたしても、ファビアン協会を通じて資金援助された貴族が労働者側にいるふりをして、 彼の客寄せ口上にひっかかった大量の人間をひっぱっていたということです。こういう連中はいつも非常に客寄せが得意です。でも、この貴族様は労働階級とは何の共通点も持ち合わせていませんでした。まったくなんにもです。事実、演説するときの一味以外とは絶対に交流しようとしませんでした。何も共通点がなかった。

彼は優生思想の持ち主でした。 優秀な者同士の生殖、その知性を受け継いでいくための生殖が良いことだと信じていました。中絶、避妊、優生思想を信じていました。これは、IQが低いなど特定の人々への中絶の義務付けのことです。 バートランド・ラッセル卿は、大衆にとってはすごい人でした。大量の本を書いたからです。それらの本は、読者を予め定められた結論に導くために、そこしかたどり着きようがないようなやり方で特定の真実や事実を示していました。読者がそういう事実や結論になぜたどり着くかというと、他の事実が省かれているからです。結論の大半は、そうやって到達するように作られていました。


バートランド・ラッセルは、まだとても幼かった時に家庭教師・チューターを与えられました。このチューターは、ラッセルの自伝によればダーウィン主義者で、狂った男でした。家じゅうに鶏を走り回らせて、色々な習慣を研究する気まんまんだったりしていました。もしかして始祖鳥に進化するのを期待してたのかもしれませんが、誰にもわかりません。

これが、バートランド・ラッセルの生まれた時代でした。ダーウィン主義がロンドンの英国王立協会によってプッシュされていました。英国王立協会は偉いフリーメイソンの科学協会です。ダーウィン主義・進化論の装いの下で、本当はフリーメイソンの古代宗教・内的宗教をプッシュしていたのでした。それはヒンズー教と一緒です。フリーメイソンってヒンズー教とかぶってるんです。我々がアメーバから小さな生物になり、陸や泥の岸に上がっていき、何十億年もかけて様々なチャンスを通して、現在の我々の居場所まで到達したけれど、もちろん現在もそこで止められているわけではなく、我々には、ニューエイジ、つまり水瓶座の時代の新しい人間になるための「大きな跳躍」がある。今ここにいる私たち、今のここに到達した私たち。そんな風に全部つながっています。


バーナート・ラッセル卿の自伝から少し読みます。初版です。後の版はぴったり同じなのか不明です。

ラッセルいわく:


"私の父、アンバーリー卿は長い間、徐々に衰弱していった後、最近亡くなった。母と姉はその1年半後くらいにジフテリアで亡くなった。のちに日記と手紙から知った私の母は、力強く活き活きして、ユーモアに富み、真面目で、オリジナリティーがあり、恐れを知らない人だった。絵から判断すると、非常に美しかったに違いない。"


そのぐらいじゃ止まりません。


"私の父は哲学的で勤勉でこの世の人間ではないようで、気難しく道徳家ぶっていた。2人とも熱心な改革論者で、信じた理論を何でも実践に移す用意ができていた。父はジョン・スチュアート・ミルの弟子であり友人だった。私の両親は、ミルから避妊と女性の投票権の信念を学んだ。


ジョン・スチュアート・ミルは一流の経済学者で、エリートの計画についても内部事情通で、偉いメイソンだったり、そういうふうでしたからね。かれらは労働力を2倍にするために、女性も働き手に組み入れ、家族の単位を壊し、義務的な中絶も持ち込もうとしていました。


ラッセル:

"父は避妊を擁護したせいで議席を失った。母はときどき急進的な意見を述べたせいで物議をかもしていた。メアリー女王の両親が開いた園遊会で、女王は大声で言った。「ええ、あなたが誰か知っていますよ。義理の娘でしょう。でも今はもう、汚らわしい急進派やアメリカ人のように話してばかりね。ロンドンはそんなのだらけだわ。すべてのクラブでそんな話をしている。あなたのペチコートの中を拝見して、汚れているか確認しなければいけないわね」"。




こういう類の急進派です。使命を帯びた、貴族中の貴族です。メアリー女王が究極的な計画に賛同してなかったのもわかります。それはフリーメイソンでは通用する話です。トップが誰だって関係ないからです。表看板の人間はどうでもよく、重要なのはナンバー2です。 重要なのは、首相や大統領の背後にいるやつ、計画の背後にいる連中です。トップの人間はその中にはいません。

バートランド・ラッセルがジョン・スチュアート・ミルの友人だったというのは興味深い話です。ミルは、自分のような専門家によって運営される経済システムに基づく世界がよいと信じていました。役割が用意されてもないのに生まれてくる人間などいないような、がっつりとした家族計画のある世界。もちろん、その人が学校を出た後、どんな職業に就いてタスクを果たさせるかを決めるのはエリートです。


これは実際ソビエトのシステムです。というのも同じ貴族連中が背後から共産主義を作ったからです。なにせ両方のシステムを作り出したのです。両方のシステムが同じ道のりに沿って動かされているのはそのためです。現在の我々は学校を出たら働きますが、それはソビエトのシステムです。ここにあります。


1800年代後半、フリーメイソンのグランドマスターだったアルバート・パイクも、自分たちを世界の革命家と呼んで自慢していました。「我々は(もちろんフリーメイソンのこと)、いつも革命の背後にいたのだ」と。パイクはそれをすごく誇りに思ってました。現代のメイソンの本がそのことを裏付けています。



パイクはイタリアの革命家を訓練しました。ジュゼッペ・マッツィーニという、イタリア版フリーメイソンみたいな人でした。恐らく本名ではなかったはずです。彼はイタリアで革命を起こしました。各国を一つの政府に統一し、さらに中央政府を一つの世界政府の下に統一するという発想があったからです。でもそれはのちに国際連盟と国際連合でやられていきます。


バートランド・ラッセルはマッツィーニについて次のように述べていました。そこに繋がりが見えます。マッツィーニは見たところ共産党ふうですが。


"マッツィーニが母に時計をくれた。それは今、私が持っている 。母はよく色々な集まりで女性の投票権を支持する発言をしていた。母の日記の中には、「ポッターの姉妹の会」のことが出てくる。そこには、シドニー・ウェブ夫人や、社交界の花であるレディー・コートニーがいた"


これは何かというと、もちろんイルミナティと同じシステムで、あるセクトが社会の中に入っていって、上流階級の人々が率いる社会運動体を作る。そして人々はそれに従ったということです。

英国の貴族だったバートランド・ラッセルが、マッツィーニの時計をもらった。マッツイーニの組織は「世界革命党」という名でした。それは、アルバート・パイクが設立したフリーメイソンのスコティッシュ・ライトの一支部でした。マッツィーニから引き継いだのはレーニンです。そしてボルシェヴィク党となりました。


ここに英国の貴族とのつながりがあります。共産主義は王政みたいなもので、それは労働者階級のものなのだと大衆が信じてくれる必要があった。で、様々な表看板の組織・人を使って、大衆を騙した。 彼ら自身がセットアップした労働党を与えておけば、英国では暴動が起こらずにすむからです。

政府を通じて民主主義とよばれているものをセットアップしました。そして官僚機構を作りました。それが本当の政府です。官僚が政府です。官僚は一度も選挙で選ばれません。官僚は、一生を通じてさまざまな官僚機構で働きます。どの政党が表にいようと、同じ使命でやっています。政党はフロント組織です。目的は大衆を面白がらせて、熱く議論させておくことですね。一方、官僚は自分たちの使命を分かっていて、 それに向けて熱心に励みます。これが事の真相です。


(かつての)目的は、大衆を産業の時代、強制産業主義に持ちこむことでした。ロスチャイルドが通過させたコーン法などの法律を通して、英国の統制を保ち、農民を失業させておきました。農民は皆、都市に追いやられました。都市には今や、産業革命を作り出すマンパワーがありました。そしてヘビーな産業の時代に進みました。もちろんフルタイムで戦争が続きました。戦争体制のための産業を使ってやらないといけないですからね。大衆の淘汰にもなりました。一日16ー17時間も働いても家賃も払えないような賃金では、25歳以上生きられないのがふつうになりました。工場の中に住み込みし、食べるものもほとんどないような飢餓状態にキープされていました。


これが最盛期の大英帝国だったんです。それが大英帝国でした。帝国の所有者の世話は確実に焼きましたが、その下にいた者たちのことは奴隷として使っていました。

それから、ポスト産業時代に移行しないといけないということで、バートランド・ラッセルやウェルズみたいな連中が、本を通して人々の頭の準備をさせました。



ラッセルは主にノンフィクション、ウェルズはフィクション。バーナード・ショーの、フィクションプロモーションという発想もありました。大衆がそれを採用する事を期待しながら、本の中で特定の価値観を変化させるのです。新しい目的に大衆を奉仕させるため、システムをアップグレードさせたということです。それが大衆の利益のためだったことなど一度もありません。 羊の群れをパニクらせないようにしながら、一つの草原から次の草原へと動かすのです。

フリーメイソンのグランドマスター、アルバート・パイクは述べています。 「我々は未熟な革命など絶対に始めない。我々はいつも革命を始めてもいないうちから土台を準備する。」




Song: 君は革命をやりたいと言う。うん、みんな世界を変えたいんだよ それは進化だという、うん、みんな世界を変えたいんだよ




さて、ウェブ家はおもしろい連中で、シドニー・ウェブはすさまじい官僚でした。彼はよくファビアン協会のメンバーを催眠にかけていました。深い昏睡状態にさせていました。ウェブは自分だけの特別な言葉を使って、それを官僚機構全体に推奨していました。今はテレビのニュースでおなじみですよね。

ウェブは一見すごい左翼系の労働団体に見えるやつをひっぱって、次の科学技術の時代に羊の群れを移行させました。彼らの仕事は、大衆を騙して、全部自分たちのためと信じてついてこさせることでした。


バートランド・ラッセルの自伝にウェブ家についての発言があります。こういう人たちの頭の中がどうなっているのか分かります。


バートランド・ラッセル自伝 p.115。

"ウェブ夫妻はどちらも根本的に非民主的だった。大衆を騙すため、または恐怖に陥れるための機能として民主主義を見ていた。「父は、政府とは株主総会のようなものだと言っていた」と夫人は私に何度も繰り返した。株主をその位置にキープしておくことは、経営陣の機能として認知されている。ウェブ夫人は有権者と政府についても同様の意見を持っていた。




労働党を率いたのは(今でも率いているのは)、この種の人間です。それは労働者に対する詐欺です。労働者は一度も自分たちの仲間をトップに持ったことがないし、これからもそれは絶対にありえません。彼らのリーダーがいつも側についています。

ウェブ夫人は父親の話をします。父親はクリミアでフランス軍の冬の宿営地を作ってから、パリにその報酬を受け取りに行ったりします。つまり地球上の破壊された地域をまわっていた、まさに当時のハリバートンでした。政府との契約を一手に引き受けていました。ポッター家があれだけの富を手に入れたのはそういう理由からでした。労働者階級とは全く違う人間です。バートランド・ラッセルも、労働党の表看板(党首)ラムゼイ・マクドナルドは大嫌いだと言っています。上流階級出身のラッセルには、彼のような人間とは何の共通点もありませんでした。無骨で教養もない男だ、などの理由からむしろ冷たくしていました。


ウェブ家は驚異的なレベルで高飛車でした。英国では非常によくあることです。しゃべり方(発音、アクセント)でその人の身分、教育がわかってしまうほどです。生まれついての身分・レベルが違うのです。カースト制です。インドと山ほど共通点があります。英国のカースト制はインドのカースト制にそっくりです。 インドのブラーミン(聖職者階級)が英国の統治者と実は同じ血統だったとか、ひょっとしていつか判明してしまうのかもしれません。そうだったとしても、私は全く驚きませんね。

バートランド・ラッセル、ウェブ夫妻、H.G.ウェルズ。いっときウェルズはファビアン協会を乗っ取ろうとしましたが、ウェブ夫妻に押し戻されました。ウェルズは陰鬱な偏執狂で、薬物に手を出したりなどしていました。上流階級にはおなじみの性的な問題を抱えていました。2人の妻が必要でした。それぞれの妻は、彼のために特定の性行為をすること、たとえ離婚することがあっても口を割らないこと、という契約書にサインさせられました。 おかしなフェチだったんでしょうね。それで、妻から鞭で打たれながら、労働者階級を鞭打ってやることを考えついたのかも。わかんないですよ?この変人に何かがスイッチを入れた。

こういう類の人間たちが、左翼のことも右翼のことも動かしています。「バートランド・ラッセル自伝」を読みたい人は、読みながら自分で考えてみて下さい。自伝に書いてない情報がわんさかあるということを、覚えておいて下さい。

それから、"In the Minds of Men"という本があります。すごい本です。副題は「ダーウィンと新世界秩序」、作者はイアン・テイラーというカナダ人の科学者です。社会を変え、歴史を変え、ダーウィン主義のような大ブームをリアリティとして売り出した、こういう特定のキャラたちを追求した本です。


テイラーはバートランド・ラッセルについてコメントしています。


もちろんマーガレット・ミードは中絶の権利その他をプッシュするために表舞台に出されたわけだが、彼女は実はただの中絶論者ではなかった。先にマーガレット・サンガーが「メンタルに不健康」な人々の断種を提唱したが、それと同様の願いを持っていた。もちろん適切とみなされているIQレベルがあれば、自分は越えているから大丈夫だあと人々は言う。


ええ、その他すべての事と同様、やつらは後から変更を加えて拡大させますから、実現されてたら恐怖の血祭りだったでしょう。


"しかし1929年、ミードはバートランド・ラッセルのようなヒューマニストたちの寵児になった。ヘイヴロック・エリスは、性の解放など、独自の発想を広めるために彼女の仕事を認知した”


なぜなら、このフリーセックス、"フリーラブ" はそもそも、それを人々に見習って欲しいと願った貴族たちによって1800年代に始められたものだからです。




Song: 道でやっちゃおうよ?誰も見てないよ?道でやっちゃおうよ?




彼らは家族の単位を破壊したかった。家族の単位は、エリートの介入に対して結託して立ち上がる、最後の力の砦になりかねないからです。だから家族は失くならなければならなかった。そうすれば 国家が最高統治者として個人に命令できます。



いまほんとうに多くの女性がシングルマザーです。(英国では)もう半分ぐらいがそうです。そしてだいたい、国の福祉担当者が生活に介入しています。子供の育て方、または子供を親から引き離すこと(訳注:イギリスやアメリカでは、なんでもないことで子供が親から引き離され、施設に収容されてしまう事例が後を絶たない)などです。これもやはり1800年代に計画され、バートランド・ラッセル、マーガレット・ミード、ヘイヴロック・エリスなどらが自由に議論していたことでした。つまり裕福なエリートたちの巨大なクラブです。

ダーウィンに関して "In the Minds of Men" にはこうあります:


"マーガレット・ミードとベンジャミン・スポック のおかげで、北米の子供養育は大々的に変化した。彼らの骨折りの成果は、今日の離婚統計に明白に現れている。ミード自身、3人の夫を持つことで、これらの統計に控えめな貢献をした。性生活の解放による楽しく優雅な生活は科学的に約束されたもの、という彼女の主張は否定されたようである。科学についても幸せな生活についても、皮肉な事に、米国随一の科学者であり自称キリスト教徒だったミードは、最後は超能力ヒーラーの腕の中で1978年に死んだ"。


これらの連中はいつの時代にもいます。彼らに関するもう一つのプチヒント、それは、 皆、フリーメイソンのメンバーだということです。またはその女性版、東方の星です。皆、なにかの霊からのチャネリング経験を信じていながら、表向きはキリスト教団体を使っています。


進化論の背後には「偉大なる宇宙の建築家の偉大な力」という完璧フリーメイソンの教義がありましたが、バートランド・ラッセルはそれを信奉していました。ミードは透視、手相、チャネリングにハマっていました。社会をよくするための(自称)変革を助けたヒーローは、そういう人たちでした。


バートランド・ラッセルの別の本「科学が社会に与える影響 "The Impact of Science on Society」をみてみます。人口コントロールとその手法についての本でした。1952年に執筆/出版されました。その中身の大半は、モーリス・ストロングが「地球憲章」として出したものです。 もちろん、モーリス・ストロングのために実際に書いたのはロックフェラーでしたが、現実には、1950年代に既にバートランド・ラッセルがまとめていますた。

ラッセル:

"科学的な社会の安定を保つために達成しなければならないさまざまな条件を問うてみて出された結論を、すべてまとめてみようではないか"


彼が言っているのは、 科学者によって コントロールされる社会、専門家に運営される世界です。




"最初に、物理的な条件に関して。土壌と原材料をあまりにも早く使いきりすぎて、新発明や新発見による継続的な科学的進歩が失われるようではいけない。科学的進歩は社会的な進歩のためだけでなく、条件のためにある。すでに達成された繁栄度を維持するためですらある。静止した技術の場合、必要な原材料はさほどしないうちに枯渇するだろう。原材料があまりに早く枯渇しすぎた場合、入手に自由競争があってはいけない。産業的繁栄の継続にみあうと見られる量を配給する国際機関がなければいけない。土壌保全についても同様の考慮があるべきだ"


これは 地球憲章および国連アジェンダ21に書き入れられた内容です。それを、バートランド・ラッセルが1950年代に書いてた。彼が先に挙げていた友人、1800年代の経済学者ジョン・スチュアート・ミルも同じことを言っていました。これは何度も何度も強調されていることです。我々が今とりあげている話について、1800年代にはすでに計画が作られていました。


「科学が社会に与える影響 "The Impact of Science on Society」 でバートランド・ラッセルは続けます。


"第2に、人口に関して。食料不足が常に増大し続けるようなら、農業は土壌を無駄にしない手法でおこなわれなければならない。また技術的改良によって可能となる食料生産の増加を、人口増加が越えてはならない。現在はそのどちらの条件も満たされていない。世界人口は増えており、食料生産能力は減っている。そのような状況はもちろん長くはもたず、大惨事を引き起こすだろう"


もちろんこれは全てナンセンスです。1700年代まで戻ってみると、ジョン・スチュアート・ミルの前任者は東インド会社の経済学者マルサスでした。彼も全く同じナンセンスを主張し、食べ物がなくなる、人口が不釣り合いに増えすぎている、といつも恐怖、恐怖、恐怖を叫びまくってました。英国が初の国勢調査をする2年前にマルサスはそう言ってました。 統計がまだだったので、自分の本に嘘の数字まで引用していました。


バートランド・ラッセルの「科学が社会に与える影響 "The Impact of Science on Society」 に戻ります。


"この問題に対処するには、世界の人口増加を防ぐ方法を見つけなければならない。戦争、疫病、飢饉以外の方法をとるのであれば、強力な国際機関が求められる"


まあ、本当に何度も何度も同じ話が出てきますよね。


"この機関が設立されたら、世界の食料をその人口に釣り合いがとれる量だけ各国に渡さなければならない。のちに人口を増加させる国があったら、それ以上食料を渡してはならない。従って人口増加を防止するモチベーションは非常に強制的なものになるだろう。増加の防止方法としてどれを使うかは、各国の決定に任すことが望ましいかもしれない"


これが1950年代に書かれていて、かなり一言一句「アジェンダ21」に入れられたのが興味深い話です。同じ人々、ずっと続いている同じエリート集団による古い計画だったことがわかります。


バートランド・ラッセルは 「科学が社会に与える影響 "The Impact of Science on Society」p. 116 でこう言っています。




"これほど重要な我々のメンバーたちに、このような問題が起きるのを忍耐強く許してよいものか?否。では我々に何ができるか?特定の根強い偏見は抜きにして、答えは明白である。現在急速に人口が増加している国々には、西側が人口増加をチェックしたのと同じ手法を採用することが励まされるべきだ"




人口増加がチェックされた。その言葉、 覚えておきやしょう。 西側の人口増加はどうやってチェックしたのでしょうか?

1800年代に、彼らはまず予防接種を始めたのです。英国医学協会の統計をみてみると、やつらは予防接種を受けた人々の慎重なフォローアップをしていました。特定の病気に対する予防接種を受けた人は全員、そのせいで死んでいました。


人口増加がチェックされた方法とはそういうことです。


さらに:

"政府の手を借りる教育プロパガンダによって、一世代のうちに結果を達成できる可能性がある。しかし、そのような政策に反対する強力な勢力が二つある。一つは宗教、もう一つはナショナリズムだ。事実に向き合う能力のある者全員の義務は、産児制限拡大がうまくいかなければ、人類には約50年以内に最も惨めな境遇と衰退がもたらされるであろうことに気づき、そう主張することだ"


私たちは2000年までには、足を踏みつけ合い、這いずりながら出勤しなければならなくなる、とラッセルは予測していたわけです。もし勤め先が残ってればですが。

ラッセルは言います:


"私は、産児制限が人口増加防止の唯一の手段というふりをしようとは思わない。他にもある。産児制限への反対者はそれら他の手段を好むだろうと仮定しなければならない。少し前に述べたように、戦争はこの点に関してこれまでのところ失望的である"


繰り返しておきます。

"少し前に述べたように、戦争はこの点に関してこれまでのところ失望的である"


人々を大量殺戮するために戦争を使うことを認めているのです。

ロスチャイルドが乗っ取ってからの英国の歴史を見ると、ひっきりなしに戦争が続いています。十分にたくさんの人を殺せていないことについて、彼らは非常に失望しているのです。

ラッセルは言います:


"一世代につき一回、世界中にペストが広まれば、生き残った者たちは、世界を満杯にせずとも自由に子を設けることができる"


まあ、ずいぶんすてきなご発言ですね!?


"一世代につき一回、世界中にペストが広まれば、生き残った者たちは、世界を満杯にせずに自由に子を設けることができる。信心深い人々の良心を害したり、ナショナリストの野望を制限するような話は何もない。まあ状況はやや不愉快かもしれないが、それがどうした? 本当に高潔な人々は、幸せには無関心なものだ"


繰り返します。"本当に高潔な人々は" 彼が言っているのは、彼自身と彼の階級のことですよ、"幸せには無関心であるものだ、特に他の人々の幸せには"。


"しかし、話が安定性の問題から逸れているので、戻らなければならない。人口に関しては、安定した社会を確保するための3つの方法がある。第1に産児制限、第2に幼児殺し、または本当に破壊的な戦争、第3に、権力ある少数派を例外とした全般的な苦境である"。


まあ、彼はその権力ある少数派の一員なので、提案することができるんですね。


"これら全ての手法は実践済だ。例えば、(1)オーストラリアのアボリジニーによって。(2)アステカ人、スパルタ人、そしてプラトンの共和国の支配者たちによって。(3)一部の西側の国際主義者、およびソ連でもやろうとしている。(インド人と中国人は飢餓を好むという仮定をしてはいけない。彼らにとっては西側の兵器があまりにも強すぎるので、耐えざるを得ないのだ)"


もちろん彼らは中国を世界の製造工場にはしませんでしたよね。それはラッセルの担当ではありませんでしたね(毒)。

"これら3つの中で、産児制限だけが極端な残酷さと大多数の人間の幸せを回避するものである。一方、一つの世界政府が樹立されない限り(彼はいつもこれを何度も繰り返します)、各国間の権力闘争があるだろう。そして人口増加は飢餓の脅威をもたらす。飢餓を防ぐための唯一の方法として、国家の力がますます明白になるだろう。そうなると、飢えた国々が豊かな国々に対抗して結託するブロックができるだろう。中国での共産主義の勝利はこのように説明できる"。


バートランド・ラッセル、バートランド・ラッセル卿が、中国での共産主義の勝利について語ってるのは興味深いですね。ラッセルは1920年代に中国に行きました。中国人に共産主義の訓練を施したのはソ連ではなかったのです。 英国からそのためにバートランド・ラッセルが送られたのです。 彼は大学でとても若い子たちに共産主義の基本理論を教えました。その若い学生たちが、中国全土で最初の共産党の指導者になりました。

またしても、中央ハブであるロンドンとその貴族が、資本主義と共産主義という、塀の両側を運営していたということです。この2つが世界を恐怖に陥れ、第3の波を作り出すようにするためです(訳注:弁証法)。その2つの間の妥協です。

つまり少数の支配エリートたちが、何層にもなった官僚機構を使って、共産主義的なやり方で人々の精神を統治する。これは全体主義が共産主義の鎖やハンマーと一緒になるという話ですけれども、それが第3の波です。そういうことです。




Song: 道は長く、いくつものカーブがある、それがうちらをどこに連れてくのかはわからない。でも僕には彼を抱える強さがある、彼は重くはない、弟だから。




このエリート連中は全員フリーメイソンや、フリーメイソンの娘たち、東方の星団です。ヒンズー/フリーメイソンの宗教、次の「偉大なる跳躍」に向けた進化ってやつを与えようとしています。彼らは偽善者ではなく、本当に心からその内的宗教を信じています。 自分たちには他人の上にいる権利がある、上昇マスターなんだ、社会の他の全員が向かうべき方向を命じる権利があるのだ、と本当に信じきっている。

もちろん私たちのことは "profane"(卑俗な者、無知な者) ”闇の中の者たち”としてキープし続けます。私たちは真実を扱う力を持ってない、と。私たちというのは、愚かすぎて真実に対処できない。だから、自分たちでは何も決定できない。だから良い羊飼いのように我々を親切に扱い、すべての決定を下してあげよう、という話です。


ソ連のKGBというのは、黒服を着て夜中に人を家から誘拐し、拷問して殺したりしてきたわけですが、そのトップだったミハイル・ゴルバチョフが、のちにソ連共産党の書記長になりました(訳注:1985年3月11日就任。チェルノブイリ事故の最高責任者)。サッチャーからロンドンに呼ばれた時、メディアは政治に関するこっぴどい質問は浴びせないということで同意しました。新調した青いスーツの話ぐらいしかしませんでした。とてもトレンディーな男性で、奥さんは素敵な髪型をしている。当時の彼の妻は「ロシアではどこの通りに行っても、完全無料で整形手術ができますよ~」と説明しました。 そこは不思議の国でした。でも中絶のデマンドがありました。ピルはもらえませんでした。有料でした。でも中絶なら5分以内にできました。共産主義システムでは、それが普通の人にとっての効率性と呼ばれます。


最終的にミハイル・ゴルバチョフは英国女王から騎士の称号を授与されて、「ラザルス騎士」の一人になりました。そして(紋章として)テンプル騎士団の十字架をつけるんですけど、ただそれが緑色なんですよね。。。これが彼に与えられた役割でした。モーリス・ストロングと同じ側から、地球憲章その他をプッシュするという役割。

彼(またはゴーストライター)は本を書きました。題は "ミハイル・ゴルバチョフ、新たな始まりの探求"、 副題は"新たな文明の発展" 。彼は "政治の緑化" と述べました。緑の党です。ソビエト・ブロックで、緑の党が始められました。事実それはスターリンの右腕だった男によって始められ、彼の孫娘がそれをヨーロッパに伝えました。


"政治の緑化は、人間共通の価値の優先度を確認することです。教育と子育てにエコロジカルな内容を沢山盛り込み、子供の頃から自然に対する新しくモダンな態度を発達させるのです。それと同時に、政治の緑化は「人間は自然の一部なんだ」という気づきを取り戻すことです"


あなたに蟻以上の権利はないですぞ的な”生物多様性条約”と似ています。実際、蟻の方がもっと権利があります。


"社会の倫理的改善と文明の成熟はそれなしには考えられない"。


ミハイルは、人類が直面する選択について語ります。


"今日の人類は選択に直面している。すべての個人・国家・州が、世界での地位と役割を考え直すべき時が来ている。新しい次元への知的跳躍が必要だ"。


またもや、フリーメイソンが大好きな「偉大なる跳躍」の登場です。


"それはつまり人間の霊的状態が最高の重要性を帯びることを意味する。文化、宗教、科学、教育の役割は莫大に成長しなければならない。人類の知的・科学的・宗教的発達の中心に与えられた役割はとてつもない。そこには卓越性が与えられなければならない"。


間違いないです。私たちには全く全然発言権がないからです。


"人間社会の未来は資本主義VS社会主義では定義づけられないだろう。それこそが世界の共同体を2つのブロックに二分し、あまりにも多くの悲惨な結果を招いた。人間精神と行動の全達成結果を統合させる新しいパラダイムを見つける必要がある。どの教義や政治運動にクレジットを与えることができるかとは関係ない"


同じ業者がやってるコインの表と裏がひとつになるということです。

"このパラダイムは、人類が何世紀もかけて発展させた共通の価値にしか基づきようがない。新しいパラダイムの探求は、統合物の探求であるべきだ"


命題は資本主義、反命題は共産主義、そしてこちらが統合命題です。

". . . 人々、国々を分断するものではなく、共通のもの、統合するもののために。そのような統合物の探求は、次のような条件が満たされれば成功できる。我々はまず何より、よく知られた人的価値に戻らなければならない。それらは世界宗教の理想の中にも具体化されているし、それらの価値から多くを譲り受けた社会主義者の発想の中にもある"。


ファビアン協会のことですが。


"さらに、我々は新たな開発パラダイムを探求する必要がある。そのような価値に基づき、我々すべてを真にヒューマニスティック(その言葉覚えておいて)、またはもっと厳密にいえば、ヒューマニスティックでエコロジカルな生活文化へと導いてくれるものを。"


ヒューマニズムは、人間は神だと信じています。それ以外には何もないので。だから最も進んだインテリたちは、あまり進んでいない者たちを支配する権利がある。もちろんエコロジーは惑星だけでなく経済にもかかわることで、すべてを一つの科学的な社会主義に盛り込むという話です。まさにバートランド・ラッセル、H.G.ウェルズなどのファビアン協会のメンツが1800年代にとうとうと論じていた話です。実際、今でも論じてます。彼らの子孫が今でもファビアン協会を運営してます。ゴルバチョフは以下のことも述べました。


"21世紀の哲学は、多様性の哲学に根ざしていなければならない"。


それ、前にもどこかで聞いたような気がします。


"もし命(生活)そのものに最高の価値があるのなら、さらにもっと貴重なのは、自然および人間の歴史によるユニークな創造としての、一つ一つすべての国と人種のアイデンティティだ。我々はそれと同時に、全人類共通の価値から成る特定の倫理的な格言または戒律を定めることを開始しなければならない."


ええと、国連が定めた人間の独自のバージョンのことは、誰でもウェブサイトで見れます。

ゴルバチョフは続けて地球崇拝に基づく新宗教を作らなくてはならないという事も述べています。これはつまり、行間から読み取ると、地球崇拝は一つのコントロールされた社会につながるということです。家族計画なんかの地球規模の計画があり、地球を崇拝するという話です。将来の大衆はやたらバカに作られ、読み書きできなかったりしつつ、一つの宗教を与えられ、完全に断種されたりする。もちろん母なる大地を守るために。食わせる口や余剰人員など絶対いないようにするために。もちろん、エリートは人々を飢えさせてどうなっても全然構わないと思ってるでしょうが。


そうです、これは同じ計画です。 ミハイル・ゴルバチョフは米国のプレジドからこの環境運動をやってます。全部、モーリス・ストロングの運動の一部です。モーリス・ストロングはロックフェラーに選ばれました。ロックフェラーはロンドンのファビアン協会、王立国際問題研究所、その米国支部である外交問題評議会の入り混じったやつの一部ですが。

私たちは動物のように管理され、生まされます。それから殺されます。管理できるサイズになるまで淘汰する瞬間までは、アホにしておきます。それから、近い将来は特定の役割を持った様々な種類に研ぐのでしょう。そうなるとメディアやスポーツで楽しむ必要もないし、自分たちへの褒美にしている中国製のあまり長持ちしないおもちゃをいくつも無駄にしたりもしなくなります。


これが私たちの世界を動かしている基本的なシステムです。そしてこの計画の中で、あなたや私、一般大衆にはまったく発言権がありません。




Song: (省略)




H.G.ウェルズはこの神権政治の土台を提供しました。


"我々の最善の思考と知識の非効率性について、最初はごくわずかな人々しか気づかなかった。例えばメイナード・ケインズ氏だ… 我々の政治に光明と活気を与え、世界を支配してほしいと願う相手は、科学者ではなく科学である"


これは、ジム・キース著「マインドコントロール、世界コントロール」(1997年出版)のp.306-307に引用されています。


ここではファビアン協会のメンバーが彼らの目標を見せているわけで、それはもちろん、世界を支配することです。彼らは世界支配を望んでいます。いつも望んできました。そして現実に彼らはいつも世界を支配してきました。


彼らのコントロールが保たれるように、ただシステムをアップデートしてるだけです。羊の群れを、次のステージとして別の牧場に連れていく。今の私たちはそこにいます。




Song: Keep movin', movin', movin', Though they're disapprovin', Keep them doggies movin' Rawhide! Don't try to understand 'em, Just rope and throw and brand 'em, Soon we'll be living high and wide.




非政府組織を通じてセットアップされたシステムの全ては── NGOは、自分の代わりに語ってくれる草の根団体かと思いがちですが、実際には同じエリートによって所有され、コントロールされています。ロックフェラー財団は、グリーンピースから何から何まで、これらの団体のほぼ全てに資金援助しています。現実には、国連でそう言ってるように、このグローバル・ビレッジへと私らを連れていこうとしています。国連はその巨大な官僚機構を備えた表看板の権威です。ちなみにそれは近親交配で作られる官僚制度です。独自の学校があって、官僚の子供たちはそこに通います。そこでは民主主義とかは全然教えられません。


彼らは、自分たちのことを管理者だと信じています。一般大衆を管理する係。いま彼らが作ろうとしている、専門家によってコントロールされ、科学的に設計された社会の中で私たちが何をすべきか。そうやって、世界に存在しつつあるし、長い間存在してきた悪が、また帰ってきます。


私たちはすべてを新しく考え直さなければいけません。この悪と戦う伝統的手法は効かないからです。新しく考えなおさないといけません。私たちは子供ではありません。

恒常的に子供時代が続くことは、社会主義と呼ばれます。 そこでは、ビッグ・ブラザー/ビッグ・ダディーがあなたの面倒を全て見ます。

だからWe ARE the WORLDを歌うんです。もちろんWe are the childrenなんです。私は子供呼ばわりされるのは嫌です。私は意識を持っている大人なので、子供と言われると腹が立ちます。私はグローバル・ビレッジの一部でもありません。そこにはがっちりとした国連の覆いがついていますが、所有しているのは大金持ちの連中です。私は農奴や奴隷でもありません。このような視点から考えなくてはいけません。

これら全てを乗り越えるには個人主義、個人が思考することしかないです。個々人の思考は他人にも寛容です。大衆は、全員同じが望ましいとされています。まちがいありません。大部分の人は社会主義で、自分たちに代わって決めてもらうのを好みます。でもそうでない私たちは、個々人のあいだに様々な意見があるという事実を受け入れないといけません。だから私たちは個人なわけで。全員が同じ、正しいとされる見方に立っているより、いろんな個人の意見でいっぱいな世界のほうが、ずっとおもしろいでしょう。いろいろな視点があった方がいいでしょう。こういう世界を作っていかないとです。

どうも。





アラン・ワット

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