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・或いは所謂「工作員問題」の一端である、「被害者で且つ加害者」について

或いは所謂「工作員問題」の一端である、「被害者で且つ加害者」について
前項で述べた洗脳による錯誤的相克関係(二律背反関係・二項対立関係)は、残念ながら各被害者団体内部でも、横行している。

但し事を錯綜させるのは、迫害する加害者群が個別に相違するというより、その加害者群の個別的差異が、何より一見矛盾・背理関係に観えることなのである。
それがまた、「犯人(主犯)の特定」とやらを、更に困難にしている。寧ろ特定不能(共犯関係)のものを、無理やり特定しようとする所から生じる、アポイア(難問)とでも謂うべきか。

つまりどこまでも、前記の作為的「二律背反関係」(敵/味方)で事を裁断し、横断構造的「正犯」(共犯)関係で観ていないのである。


例えば、集ストで引き籠り状態にされた被害者甲と、テク犯で家に居られない被害者乙が、同じ被害者団体で出会い、被害状況の差異から互いを「工作員」と憶測したり、亦吹聴したりするのはよくあることである。

しかし今述べたいのは、そんな手口の状況的差異(テクニック論)の問題ではない。個別の被害者当人にとっての、加害主体の差異の問題なのである。
そこには被害者当人相互の被害認識どころか、それぞれの価値観・世界観(政治・宗教観等)が絡むから、厄介なのである。


だから個別の被害者が、時に「被害者で且つ加害者」のダブルスタンダードを演じたりすることも、忌々しいことながら、やはり事実なのである。

実際被害者の中には、保守系被害者もいれば、左派系被害者もいるからだ。更には、草加所属の被害者から盗逸系所属の被害者などもいる。無論、本当に被害者であることが前提の話だが。

無耳法師自身は、そのこと自体を難ずるつもりはない。被害者はどこにでもいる。例え一般に、加害組織と目される処の所属だったとしても。
前記したように、それがこの犯罪の特性だからだ。換言して、一切相手を選ばない犯罪なのである。

翻って、どの所属組織も十全に保護してくれるなら、態々被害者団体まで足を伸ばす必要性など、本来ないはずなのである。
即ち当人にとっても、自己の所属組織が、まんざら敵ではないにしろ、結局味方でもないことだけは事実のようだ。もとより、工作員でないならば。


問題なのは、そのことではない。
面倒なことに、それぞれ「世間的」には宗教的・政治的「対立関係」にある被害者同士だという点だ。
両者の関係は当然相克する、「二律背反関係」での相互認識に於てある。以て双方の被害が共に成立することは、甚だ困難に思えてくる。少なくとも被害当事者相互間に於ては。

つまり、どちらかが「間違い」(嘘・虚偽)で、どちらかが「本物」ということになる。為に被害当事者相互が、「真の被害者」(本物)たるアイデンティティを賭けて、互いを「工作員」(虚偽)として、陰で謗り合うのである。

この相克関係は、政府系(公安・地域防犯ネット・医療機関など)を主な加害主体と思科する被害者と、カルト系を主なそれとする被害者間でも同様に起きているだろう。

故に例として草加系被害者と盗逸系被害者などが、互いにこの手口(ガスライティング・風評工作)で、「嫌がらせ」(排除工作)を仕掛け合ったりするわけだ。以て「被害者」同士がその相克関係を、「敵」の手口で相争うのである。
そのことが、「正しい事」と信じて。或いは、「やられたことをやりかえせ」とばかりに。
だがその盲信ぶりは、まるで洗脳されたカルト末端や防犯ネットの活動員そのものだ。都合のいい、設えられた「善悪」(粗悪な既製品)を丸呑みさせられたそれだ。


為にあたかも「ひも付き」の被害者同士が、態々「疑心暗鬼」(内ゲバ)の為に各被害者団体に集まっている感さえある。ノンポリの一般被害者を「取り込み」ながら。

そしてこの相克に、先に挙げた加害手口の状況的差異(テクニック論)が絡むのである。
「集スト宗」と「テク犯宗」の、果てしない「神学論争」として。集ストとテク犯が、本来不可分一体の犯罪であるにも関わらず。

そして間違いなく、それとは別に「真正の工作員」も存在する。本当の被害者同志を嗾けて、相互に潰し合いを目論見ながら。
その際、上記の「ひも付き」被害者同士の「疑心暗鬼」(内ゲバ)は、利用すべき飯の種である。
えてしてそいつら(真正工作員)は、それなりに訓練された「プロ工作員」である。その多くは罪荷血筋だろうが。部署的には公安系、カルト系、左右プロ市民系なども多い。


確かに被害者組織の外部(世間)でも、実際草加と盗逸系が、或いは左翼系と右翼系などが、表面的には対立・相克関係にある。
遂にはお互い末端同志で、「集スト・テク犯」を仕掛け合ったりしていることも、実は一面の事実なのである。

末端こそ互いにこの相克を、二律背反的「対立関係」(敵対関係)と誤認させられているかもしれない。但し実態は同一律的「競争関係」であって、謂わば「国盗り」(日本支配)コンペチションの一環にすぎない。

それはあたかもセールスマン同士の、成績競争での確執・鍔迫り合いの如きものだ。或いは営業一課、営業二課での部署競争の類である。
寧ろ「競争関係」が成り立つのは、同じ営業部内・同じ会社内(同一律)であることを前提とするのである。
即ち「双方建て」だ。それ自体が、この国の分割支配システムと相互マッツポンプ機能に他ならない。

そして日頃「競争関係」にあったとしても、部内共通の案件、会社全体の利益の為なら、当然乍ら各自・各部署は一致団結する。少なくとも「部課長以上」の中堅幹部は。
それが結局、前記の共犯関係(正犯)の由来に他ならない。

それを悟らない世間の人間(B層)のほとんどは、あたかもガムやチョコレートの「品揃え」の対立的差異で、その是非を論うだけだ。
「おれはガムだ」「いや、おれはチョコレートがいい」と。
それぞれひっくり返してメーカー(製造元)をよく視れば、同一メーカーだったりするのである。「いい加減気づけよ!」と、2ch小僧でなくとも宣う所だろう。

当然乍ら、どちらのカルトや政治組織幹部(部課長級)も、互いに「つるんで」(共犯)いる。相互に幹部の送り込み(転勤・配置転換)さえあるようだ。その幹部層は、もれなく「罪荷血・支配マイノリティー」なのだから、是非もない。

(*事実かつて、草加・盗逸とオウムの相関図にもこのことがあった。同様のことは、パチンコ・覚醒剤利権などを媒介に、警察と「ヤクザ=北鮮系」(草加・盗逸)の相関図でも垣間見ることができる。更には政権レベルの利権絡みだが。防犯ネットに罪荷血左翼、或いは朝鮮右翼が多いのはその為だ。設えられた二律背反関係に拘る限り、この辺りの「共犯関係」は観えてこない。)


もっと上位の支配層にとっては、下位カルトや左右政治組織の、しかも末端同士が切磋琢磨(競争)する分は、寧ろ歓迎すべきことなのである。
末端が達成した「成果」は何にせよ奴等支配層のものだ。その過程で、どちらかの組織や末端が潰し合ったとしても、どうでもいいこと云える。

却ってこの競争関係に於ては、それぞれの組織が媚を示して、上位支配層にすり寄ってくる。種々の貢ぎ物を献じ乍ら。
無論そこにも、分割支配と相互マッツポンプ機能が、意図的に仕込まれている。上位支配層に逆らわせぬ為にも。

五里霧中のカルトや左右プロ市民の連中こそ、「アホ」(無知)の見本と自覚すべきだ。「敵は本能寺」ということを知らぬ。
お前らの本当の敵は、他ならぬお前らの「ご主人さま」だよ!少なくとも設えられた、「集スト」ターゲットじゃないぞ。
知って尚且つやってんなら、救いようもないが。それこそお釈迦さまは、そんな先験的な洗脳状態を、「無明」(根源的無知)と呼んだのではないか?

ともあれ、そんな娑婆の「茶番劇」が、「ひも付き」で各被害者団体まで持ち込まれるのである。刷り込まれた作為的「二律背反関係」(敵対関係)を盲信して。
「敵」というなら、いずれも「真の敵」が観えていないのである。


ただここで言いたいのは、「無知」と「嘘つき」は違うということだ。
この犯罪の特性として、「ひも付き」被害者本人の如何なる「宗旨」(イデオロギー)に関係なく、工作は周囲全てに及ぶ。故に本人の所属組織からも、遅かれ早かれやがて攻撃を受けるのである。
「ひも付き」だろうと、何であれ。少なくとも、本当に「被害者」であれば。

つまりいつかは、その二律背反関係の「刷り込み」(洗脳)が、丸ごと虚偽と欺瞞であることを、嫌でも覚えざるをえないということだ。相当の痛い目に遭いながら。
更にはそうでなければ、「嘘つき」(確信犯)であり、当然乍らその場合は「真正の工作員」ということになる。

但し「無知」から覚醒するには、それなりの経緯と時間が必要だろうし、最後まで目覚めざる「無知」のままの人もいるだろう。それさえも加害側の思惑の内にある。いちがいには言えない。
けれども、この二律背反関係に拘る限り、絶対に各被害者は共通の運動基礎に立てないだろう。


とりあえず一つだけ確かなのは、世間の裏の「えげつなさ」を痛いほど体験しているのが、この犯罪の被害者のはずなのである。
もはや信ずべき、或いは頼むべきは、もっともらしい嘘で固めた「世間常識」(二律背反)ではあるまい。
それどころか、そんな偽善的な、世間の大嘘の総体みたいなものの犠牲になっているのが、他ならぬこの犯罪の「被害者」のはずなのである。要はどこか助けてくれたのか?

寧ろそんな依存心のある間は、どうにもならないだろう。自分を救うものは結局自分以外いない。但し、独りでは闘えないことも亦事実なのである。
詮じて、設えられた「世間の大嘘」そのものが相手だからだ。それに洗脳された積極的加害者ばかりか、無知から傍観するノーテンキな一般人(B層)に至るまで。周知活動が切実なのはその為だ。

故に世間の大嘘に絡めとられた「無知」から、真に自覚・覚醒した闘士のみが共に闘えるのである。
そして自覚・覚醒の闘士とは、何より「事実」と向き合える人なのである。決して甘い「幻想」(希望的観測)に生きない人なのである。
つまりは、厳粛な事実認識と「覚悟」で闘える人と云える。少なくとも加害側は、いくら諂っても、一切憐れんでも容赦もしてくれないことは確かだ。


「被害者で且つ加害者」になる人とは、結局その自覚がない人ではないか?
どこかで、世間の嘘にすがりたい人なのである。この犯罪の真の恐ろしさを知らない、「おめでたい」人と云える。少なくとも、「真正工作員」でないならば。
寧ろ「真の敵」とは、ある意味そういう人がすがりつく、「大嘘」(二律背反)そのものなのである。

右でも左でも、如何なる既成の「宗旨」(イデオロギー)も間に合わず、結局身を救う役には立たないのだ。少なくとも、向こう側の設えたものである限りは。
寧ろこの犯罪事実と犯罪環境を、糊塗・隠蔽する為の「思考装置」(大嘘)であることは明らかなのである。

それを奴等が作為的に設えた事実こそ、歴史的(思想史・哲学史・宗教史)にも明らかなのだが、とりあえず本項の趣旨からは外れる。その委細については別項で纏めたい。








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プロフィール

無耳法師

Author:無耳法師
 

石川県在住。男性。カルト勢力による、集団ストーカー・電磁波犯罪被害35年。内、防犯ネット悪用での違法監視・不法行為被害7年。彼等犯罪者との徹底抗戦を希求している。伴に闘う被害者同志を求める。

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